保育学科の奈良行博先生が新しい本を執筆したと聞いて、
紹介してもらうべく、話しを聞いてきました!
「中国の吉祥文化と道教ー祝祭から知る中国民衆の心ー」
開くと表と裏の絵が一連の絵となっており、
中国ならではの門神が描かれています。
この左右の門神の目が中央で交差していることで
中国では魔除けを意味するのだとか。
家に置くと魔除け効果があるのかな?(笑)
道教とは、「道というものがすべての始まりである」
という考え方を持つ中国発祥の宗教のことで、
その道教と祝祭の関係を分かり易く解説してあります。
奈良 行博/著 明石書店 2011-03-28 |
奈良先生のお母さまが戦前、上海で育ち、
よく上海の話しをお母さまに聞いていたことで、
自然と中国に興味を持ち、1年半の留学も経験したそう。
芸短でも奈良先生の担当科目は国語や中国語なんですよ。
「学術という観点ではなく、
生活レベルで見てもらうために写真を沢山入れました。
これを読んだあとに中華街に行ってもらうと、
飾られている絵の意味や使われている色、
文字など、謎がとけるはずです!」と、奈良先生。
さらに中華街を楽しめること間違いなしですね(笑)