野外撮影の敵。

金先生が担当する、映像制作演習の授業で

阪急川西池田駅で野外撮影すると聞いて、

一緒に行って来ました!!

「駅前でストリートライブをする映像が撮りたい」、

ということで4限目に重たい機材をみんなで持って移動。

映像制作演習
 

駅に着いてからすぐに行われたのは、

金先生と監督・演出、カメラマンの学生さんとで、

ここでどんな映像が撮れるのか、

どこの場所を使うと脚本に近い映像が撮れるのか、という打合せ。

監督・演出が撮りたい映像とカメラマンが撮りたい映像が違うと

ここで、とことん話し合いが行われたりするそう。

風が強くて、録音が心配されましたが、

本格的に撮影が始まった頃には止んだのだとか。

映像制作演習
映像制作演習

でも今回、野外撮影をしていて一番の敵だったのは

風ではなくて、寒さ!!

実は、ブログ取材は早々に引き上げたのですが、

後から学生さんに聞いた話、 撮影は夜遅くまで行われたのだとか。 

陽が陰り、時間が経つ程に寒さが増してきて

みんな防寒着を着回しながらの撮影だったそう。 

スタッフが途中、カイロを買ってきて配る場面も。

映像制作演習
 

冬の夜、野外撮影は厳しいです…

そんな中、頑張る学生さんを暖めたのは

授業終わりに手伝いに来てくれた1年生や

エキストラ出演してくれた、

通りがかりのサラリーマンや高校生たち。

やっぱり人の温もりが一番暖まるということでしょうか。

そんな色々な人の暖かい気持ちがつまった映画になって欲しいな。

 

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3時間半の激闘。

昨日はガラス工芸特講がありました!

講師として来てくれたのは、 

Robin Cass(ロビン・キャス)先生です。  

ガラス工芸特講
 

透明であるということと、科学的な道具に興味があり、

そういった道具によく使われていたということで

ガラスに興味を持ったという、ロビン先生。  

ロビン先生にとってガラスは自然界にあるものと

すごく近い存在のように感じるそう。 

そんな先生の作品をスライドショーで見たあと、

デザイン美術棟のガラス工芸実習室で

デモンストレーションをしてもらいました。 

ガラス工芸特講
 

学生さんもガラスの種をつける作業を手伝ったり、

部分的にガラスを温めるトーチをあてたりと大活躍でした。

3時から始まったデモンストレーションですが、 

すっかり日が落ちてしまった6時半になっても

ガラス工芸実習室の緊張感と熱気は冷めやらぬまま。

ガラス工芸特講
 

出来上がってみると、ロビン先生を中心として

芸短の先生や副手さん、学生さんたちとスタッフ総出で挑み、 

3時間半以上もかかっての超大作となりました!!

ロビン先生以外の人は、まさかこんな超大作になると

思っていなかったかもしれませんね(笑) 

ガラス工芸特講
 

 

 

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人の手を加える。

毎週土曜日の近藤健一先生が担当する、 

映像制作応用の授業で撮影が大詰めを迎えてます! 

この授業では5月に1度、シナリオハンティングのため 

芸大に出向き、撮れそうな映像からシナリオを練り、 

11月に2度、朝から夕方まで芸大で撮影を行っています。 

映像制作演習
 

なぜ、わざわざ芸大に行って撮影するの?と疑問に思いますが、

TVスタジオで撮影している放送系と違い、

映像系の撮影はロケ、野外撮影が中心。

もちろん、伊丹学舎周辺でも撮影が行われますが、

芸大のほうが広い分、色々な場面の映像が撮れるし、 

機材や部屋も映像学科のが借りれるためロケしやすいんです!

映像制作演習
 

撮影していると、エキストラ集めが大変なんですが、

編入した先輩が参加してくれたり、人の繋がりを感じれますしね。 

現在の映画撮影の主流はデジタルカメラですが、

この授業ではフィルムカメラでの撮影。 

露出計で光をカメラに取り入れる量を計るのが大切で

これを間違えるとフィルム画が写らなくなると言うから

みんなも目も真剣そのもの。

映像制作演習
 

デジタルカメラが主流になっても、 業界人や映画ファンには、 

根強い人気があるフィルムカメラですが、 

露出計の計算をはじめとする、

すべての設定に人の手が加わっているところに 

デジタルカメラとは違う味わいがでるのかも。 

 

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好きなものが嫌いになるとき。

またまたメディア・芸術棟TVスタジオにて

濱野ゼミで面白そうな実験をしてました。

今回の実験で用意されているのは、4つの個室。

それぞれの個室で照明の明るさが違い、

座ると、正面には大きさと書体の違う文字が貼られています。

濱野ゼミ
 

30秒間、その文字をじっと見つめて、

どれが一番見やすい文字だったか?という実験です。 

照明によって、文字の見え方が違うから不思議。

その実験の隣ではところてんを美味しく見せる

ライティングとカメラの設定を実験中。

濱野ゼミ
 

広報学科2年生の一木さんが『何を実験しようか…』と

迷って、濱野先生に相談しているときに、

ところてんにハマってる話をしたところ

それを使った実験にしたら?とアドバイスされたそう。 

そんな軽い感じで実験対象となった、ところてん。

ご存知の通り、透明なので光の反射により

美味しそうに撮影するのは、結構難しい… 

濱野ゼミ
 

一木さんは「大好きだったところてんですが、

実験のため、夏休み中に毎日食べていたら

飽きてしまいました〜」と言ってました。

ちなみに濱野先生は関西で初めてところてんを買ったとき、

黒蜜がけの甘いところてんにビックリして、

あまりの珍しさにお土産に買って行ったことがあるとか。

黒蜜ところてんは関西限定だったと初めて知りました… 

 

 

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日本語は美しい。

今日のブログのネタ探しに

カメラを持って、デザイン美術棟を歩いていると、

立体造形コースで川島先生と会い、

卒業制作中の学生さんを教えてもらいました。 

卒業制作
 

立体造形実習室に無造作に置かれた、文字たち。

素材は木。

どれも達筆です。 

真面目という文字は堅く四角い感じ、

鳥は横にしたら本物に鳥の形になっていたりと、

なんとなく、その文字の雰囲気に象られています。

卒業制作
 

「鳥」という文字のように自らデザインした文字もあるのだとか。

日本の仮名は形が美しいと言われてますが、

こうして見ると仮名も漢字も本当に形がきれい。

しばらく見入ってしまう、美しさがあります。 

どういう見せ方にするかは悩み中だそうですが、 

これらを組み合わせて立体のオブジェにしていくらしいので

どうなるか楽しみです。 

卒業制作
 

そういえば以前、この文字たちを見に来ていた 

ビジュアルデザインの学生さんを思い出しました。

偶然にも写真が残ってました(笑) 

お互いのコース同士でも刺激を受け合ってるんですね。 

 

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先輩の多い現場。

今日はメディア・芸術学科1年生対象で

平野啓子先生によるカルチャーコースがありました! 

実体験を交えた放送現場での緊迫したお話や

スタッフとのつながりの大切さまで興味深い話ばがりでしたよ。

カルチャーコース
 

また、社会に出てみると実は仲間が多いということ。

平野先生が出会う仕事仲間のなかには

芸大や芸短出身者が本当に多いのだとか。

現場ではあまり出身大学の話にはならないらしいのですが、

ふとした瞬間に発覚することが多いそうです。 

たくさんの先輩が活躍中のようで、頼もしい限り。

カルチャーコース
 

授業後半には宮沢賢治の「注文の多い料理店」を題材に 

6人1グループで朗読しました。

同じ文章を他の人はどんな風に読むのか、新しい発見があります。

舞台芸術コース身体表現系の学生さんたちは

さすが、といった慣れた読み方でしたが、

普段読み慣れていないメディアコースの学生さんも

それぞれ全く雰囲気の違う、味のある表現ができていました。 

カルチャーコース
 

平野先生曰く、宮沢賢治の作品は

学生さんくらいの年齢の人が読むのが一番魅力的になるのだとか。

平野先生による次のカルチャーコースは1月12日(水)です! 

 


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芸大生は個性的なのか?!

昨日のお昼すぎ、広報学科の濱野ゼミで

面白い実験をしていると聞いて、参加して来ました! 

広報棟テレビスタジオの前には行列ができており、 

1人ずつ中に入っては出て、また一人入って行きます。

まず、入る前にはこんな注意書きが渡されました。

濱野ゼミ
 

好きなクッキーを食べて、気になる椅子に座るというもの。 

ドキドキしながらスタジオの中に入ってみると、

人影のないガランとした空間に

カラフルなスポットライトが当てられた椅子が数脚。

手前の8脚にプレーンとココアのクッキーが2枚乗ってます。

濱野ゼミ
 

どの色のスポットライトに当てられたクッキーを選ぶかで

その人の精神状態が分かるのだとか。

ちなみに寒色系を選ぶ人はダイエット思考が強い人で

暖色系が食欲旺盛な人だそう。

さらにプレーンかココアどちらのクッキーを選ぶかでは

気分や年齢、好みにもよりますが、

ココアの方が味が濃く、カロリー高めですからね。 

食べてないのに痩せない…。という人は

ブルーライトのココア味を選んでる可能性が高いかも? (笑)  

濱野ゼミ
 

また座りたい椅子に当たっているスポットライトの色は

グリーンやブルーは癒しの色で心が落ち着き、 

暖色は温もりの色、寒い時にはこの色を選ぶ人が増えるのだとか。

なんとなくですが、その人が選びそうな色が分かるから不思議です。

ちなみに私はライトパープルでプレーンのクッキーを食べ、

ピンクの椅子に座りました。 ダイエット思考がバレてます。 

世間で言われているように、芸大生は個性的な人が多いのか?! 

濱野ゼミ生さん、結果報告お待ちしております。 

 

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トカゲ人間現る。

デザイン美術棟、絵画実習室で

おもしろい光景が見れると噂を聞いて行って来ました!! 

卒業制作(絵画)
 

行ってみると、そこには天井からぶら下がった人形??が。

ぱっと見ると、立体造形実習室かと見間違える光景です。

制作していた学生さんに話を聞いてみると、

実はこれ、卒業制作の作品だそうで、 

人形…というか、トカゲ人間なのだとか。 

身長も約165cmほどあり、

ちょうど制作していた学生さんと同じくらい。 

卒業制作(絵画)
 

絵画コース専攻なのに、なぜ立体物を作っているのか聞いてみると、

「先生が何でも作っていいって言ったから(笑)

でも、トカゲ人間に絵を描いていくんですよ。」

という答えが返ってきました。 

なるほど。

ということは、トカゲ人間をキャンバスに絵を描くということ。

そして、これはキャンバスの制作風景ということですね。

卒業制作(絵画)
 

通常のキャンバスは張るものですが、

こちらのキャンバスは貼る作業中。

白い布を貼っていたら、ミイラみたいになったということで、

つぎはぎ風に茶色の布を貼っています。 

どんな作品になるのか楽しみ★ 

 

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カメラが気になる。

14日(木)の午後、伊丹学舍の事務局から

芝生を眺めるとたくさんのカメラを使って

学生さんが撮影していました。 

放送表現演習
 

こんなにカメラを出して、撮影しているのも 

なんだか異様な感じがしますが、

メディア・芸術学科の放送系の授業では

ごくごく日常的な光景でしょうか。 

メディア・芸術学科1年生の放送表現演習の授業です。

放送表現演習
 

この日の課題は「遠・中・近の風景撮影とアングル変化」。 

距離変化の撮影はマニュアルモードで行うので

ピントを合わせるのも難しいのだとか。 

最近、遊びで写真を撮る時でも

デジタルカメラのオートモードにしている人が

ほとんどなので、マニュアルには悪戦苦闘していました。 

放送表現演習
 

仕事柄か、こちらが学生さんを撮ることが多いので 

カメラがこっちを向いていると

なんだか気になって仕方がなかったのですが、

学生さん同士は撮るのも撮られるのも楽しそうでしたよ。

 

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あぶない!ねもと先生。

昨日、大阪芸術大学キャラクター造形学科

学科長・里中満智子先生による特別講義がありました!!

学生さんのお母さん世代、それよりちょっと上の世代の方は

若い頃、里中先生の漫画(代表作「天上の虹」など)を夢中で読んでいたのでは? 

里中満智子先生 特別講義
 
授業冒頭でA4の白い用紙を配られ、

「この紙をトビラ(タイトルページ)にみたてて、10分で

『あぶない、ねもと先生。』というタイトルのラフ画を描きなさい。」

という課題が出されました。
(※ねもと先生とは、キャラクター造形コースのねもと章子先生。)

たった10分ではイメージも何も描けない…と思うのですが、

急な難題にもスラスラ動く学生さんの手にビックリ。 

里中満智子先生 特別講義
 
『あぶない』というのがポイントで、

おちょこちょいなねもと先生や貧乏なねもと先生、

鬼のようなねもと先生に小悪魔ちっくなねもと先生、

美少年好きのねもと先生、幽体離脱するねもと先生など

『あぶない』という言葉の捉え方も

学生さんによって様々で面白いです。 

里中満智子先生 特別講義
 
みんなの前で一枚ずつスライドに映し出して

里中先生がそれに対して一枚ずつコメント。 

なかには里中先生もビックリするくらい

構図やタイトルまで描き込んだものまでありましたよ。

キャラ造の学生さんの実力を目の当たりにした授業でした。 

明日、15日(金)は創立記念日で学校はお休みです。

学生さんは間違って登校しないようにね。 

 

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