日本語は美しい。

今日のブログのネタ探しに

カメラを持って、デザイン美術棟を歩いていると、

立体造形コースで川島先生と会い、

卒業制作中の学生さんを教えてもらいました。 

卒業制作
 

立体造形実習室に無造作に置かれた、文字たち。

素材は木。

どれも達筆です。 

真面目という文字は堅く四角い感じ、

鳥は横にしたら本物に鳥の形になっていたりと、

なんとなく、その文字の雰囲気に象られています。

卒業制作
 

「鳥」という文字のように自らデザインした文字もあるのだとか。

日本の仮名は形が美しいと言われてますが、

こうして見ると仮名も漢字も本当に形がきれい。

しばらく見入ってしまう、美しさがあります。 

どういう見せ方にするかは悩み中だそうですが、 

これらを組み合わせて立体のオブジェにしていくらしいので

どうなるか楽しみです。 

卒業制作
 

そういえば以前、この文字たちを見に来ていた 

ビジュアルデザインの学生さんを思い出しました。

偶然にも写真が残ってました(笑) 

お互いのコース同士でも刺激を受け合ってるんですね。 

 

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先輩の多い現場。

今日はメディア・芸術学科1年生対象で

平野啓子先生によるカルチャーコースがありました! 

実体験を交えた放送現場での緊迫したお話や

スタッフとのつながりの大切さまで興味深い話ばがりでしたよ。

カルチャーコース
 

また、社会に出てみると実は仲間が多いということ。

平野先生が出会う仕事仲間のなかには

芸大や芸短出身者が本当に多いのだとか。

現場ではあまり出身大学の話にはならないらしいのですが、

ふとした瞬間に発覚することが多いそうです。 

たくさんの先輩が活躍中のようで、頼もしい限り。

カルチャーコース
 

授業後半には宮沢賢治の「注文の多い料理店」を題材に 

6人1グループで朗読しました。

同じ文章を他の人はどんな風に読むのか、新しい発見があります。

舞台芸術コース身体表現系の学生さんたちは

さすが、といった慣れた読み方でしたが、

普段読み慣れていないメディアコースの学生さんも

それぞれ全く雰囲気の違う、味のある表現ができていました。 

カルチャーコース
 

平野先生曰く、宮沢賢治の作品は

学生さんくらいの年齢の人が読むのが一番魅力的になるのだとか。

平野先生による次のカルチャーコースは1月12日(水)です! 

 


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芸大生は個性的なのか?!

昨日のお昼すぎ、広報学科の濱野ゼミで

面白い実験をしていると聞いて、参加して来ました! 

広報棟テレビスタジオの前には行列ができており、 

1人ずつ中に入っては出て、また一人入って行きます。

まず、入る前にはこんな注意書きが渡されました。

濱野ゼミ
 

好きなクッキーを食べて、気になる椅子に座るというもの。 

ドキドキしながらスタジオの中に入ってみると、

人影のないガランとした空間に

カラフルなスポットライトが当てられた椅子が数脚。

手前の8脚にプレーンとココアのクッキーが2枚乗ってます。

濱野ゼミ
 

どの色のスポットライトに当てられたクッキーを選ぶかで

その人の精神状態が分かるのだとか。

ちなみに寒色系を選ぶ人はダイエット思考が強い人で

暖色系が食欲旺盛な人だそう。

さらにプレーンかココアどちらのクッキーを選ぶかでは

気分や年齢、好みにもよりますが、

ココアの方が味が濃く、カロリー高めですからね。 

食べてないのに痩せない…。という人は

ブルーライトのココア味を選んでる可能性が高いかも? (笑)  

濱野ゼミ
 

また座りたい椅子に当たっているスポットライトの色は

グリーンやブルーは癒しの色で心が落ち着き、 

暖色は温もりの色、寒い時にはこの色を選ぶ人が増えるのだとか。

なんとなくですが、その人が選びそうな色が分かるから不思議です。

ちなみに私はライトパープルでプレーンのクッキーを食べ、

ピンクの椅子に座りました。 ダイエット思考がバレてます。 

世間で言われているように、芸大生は個性的な人が多いのか?! 

濱野ゼミ生さん、結果報告お待ちしております。 

 

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トカゲ人間現る。

デザイン美術棟、絵画実習室で

おもしろい光景が見れると噂を聞いて行って来ました!! 

卒業制作(絵画)
 

行ってみると、そこには天井からぶら下がった人形??が。

ぱっと見ると、立体造形実習室かと見間違える光景です。

制作していた学生さんに話を聞いてみると、

実はこれ、卒業制作の作品だそうで、 

人形…というか、トカゲ人間なのだとか。 

身長も約165cmほどあり、

ちょうど制作していた学生さんと同じくらい。 

卒業制作(絵画)
 

絵画コース専攻なのに、なぜ立体物を作っているのか聞いてみると、

「先生が何でも作っていいって言ったから(笑)

でも、トカゲ人間に絵を描いていくんですよ。」

という答えが返ってきました。 

なるほど。

ということは、トカゲ人間をキャンバスに絵を描くということ。

そして、これはキャンバスの制作風景ということですね。

卒業制作(絵画)
 

通常のキャンバスは張るものですが、

こちらのキャンバスは貼る作業中。

白い布を貼っていたら、ミイラみたいになったということで、

つぎはぎ風に茶色の布を貼っています。 

どんな作品になるのか楽しみ★ 

 

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カメラが気になる。

14日(木)の午後、伊丹学舍の事務局から

芝生を眺めるとたくさんのカメラを使って

学生さんが撮影していました。 

放送表現演習
 

こんなにカメラを出して、撮影しているのも 

なんだか異様な感じがしますが、

メディア・芸術学科の放送系の授業では

ごくごく日常的な光景でしょうか。 

メディア・芸術学科1年生の放送表現演習の授業です。

放送表現演習
 

この日の課題は「遠・中・近の風景撮影とアングル変化」。 

距離変化の撮影はマニュアルモードで行うので

ピントを合わせるのも難しいのだとか。 

最近、遊びで写真を撮る時でも

デジタルカメラのオートモードにしている人が

ほとんどなので、マニュアルには悪戦苦闘していました。 

放送表現演習
 

仕事柄か、こちらが学生さんを撮ることが多いので 

カメラがこっちを向いていると

なんだか気になって仕方がなかったのですが、

学生さん同士は撮るのも撮られるのも楽しそうでしたよ。

 

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あぶない!ねもと先生。

昨日、大阪芸術大学キャラクター造形学科

学科長・里中満智子先生による特別講義がありました!!

学生さんのお母さん世代、それよりちょっと上の世代の方は

若い頃、里中先生の漫画(代表作「天上の虹」など)を夢中で読んでいたのでは? 

里中満智子先生 特別講義
 
授業冒頭でA4の白い用紙を配られ、

「この紙をトビラ(タイトルページ)にみたてて、10分で

『あぶない、ねもと先生。』というタイトルのラフ画を描きなさい。」

という課題が出されました。
(※ねもと先生とは、キャラクター造形コースのねもと章子先生。)

たった10分ではイメージも何も描けない…と思うのですが、

急な難題にもスラスラ動く学生さんの手にビックリ。 

里中満智子先生 特別講義
 
『あぶない』というのがポイントで、

おちょこちょいなねもと先生や貧乏なねもと先生、

鬼のようなねもと先生に小悪魔ちっくなねもと先生、

美少年好きのねもと先生、幽体離脱するねもと先生など

『あぶない』という言葉の捉え方も

学生さんによって様々で面白いです。 

里中満智子先生 特別講義
 
みんなの前で一枚ずつスライドに映し出して

里中先生がそれに対して一枚ずつコメント。 

なかには里中先生もビックリするくらい

構図やタイトルまで描き込んだものまでありましたよ。

キャラ造の学生さんの実力を目の当たりにした授業でした。 

明日、15日(金)は創立記念日で学校はお休みです。

学生さんは間違って登校しないようにね。 

 

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ポケットに軍手。

8月下旬にメディア・芸術棟TVスタジオに新たに仲間入りした、

移動式高所作業台のGenie(ジニー)。

後期授業開始早々にライセンス取得の講習が

授業内で行われ、取得できた学生さんから

順次、ジニーを使って作業を行っています。

舞台制作演習Ⅱ

(手に持っている青いカードが芸短オリジナルライセンスカード) 

今日、 舞台制作演習Ⅱの授業に行ってみると、

さっそく学生さん2人が ジニーに乗って

照明の調節を行っていました。 

高所恐怖症の学生さんが多いと聞いていたのですが、

この2人は大丈夫そう。

舞台制作演習Ⅱ
 

「乗り心地もいいですよ。エレベーターみたい。」と、

感想も教えてくれました。

廣川先生は「結構揺れる!降りるの早い!!」って

言っていたのに、女の子でも頼もしい2人です(笑) 

舞台制作演習Ⅱ
 

照明さんの必需品、軍手。

照明は直接触ると火傷してしまうので長袖・軍手が

照明さんの基本スタイルなのだとか。

みんなこんな感じでズボンのポケットに軍手はさんでます。 

 

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極私的ドキュメンタリー。

メディア芸術特講Ⅰに行ってきました!

メディア芸術特講Ⅰは、みっちり1〜5限を3日間、

大森一樹先生、浅沼孝先生、小林佐智子先生が

日替わりで講師を務められました。

メディア特講Ⅰ

ブログ取材に行ったのは、小林佐智子先生の授業。

芸短には初めて講義に来ていただきましたよ。

ドキュメンタリー映画の鬼才と言われ、

世界的ドキュメンタリー映画のマイケル・ムーア監督が

来日の際にわざわざ芸大まで会いに行ったという、

原一男先生の右腕であり、奥様でもあります。

メディア特講Ⅰ

近年の日本では、いわゆる劇映画と呼ばれる、

フィクション映画が好まれる傾向にあり、

テレビでは観たことがあっても、映画としてドキュメンタリーを

観たことのある学生さんは少ないのではないでしょうか?


極私的エロス・恋歌1974 [DVD]

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小林佐智子 加藤登紀子
パイオニアLDC 2000-12-22

原先生が監督で、小林先生がプロデューサーを務めた
「極私的エロス 恋歌1974」では、かつての恋人が
自力出産する衝撃的な映像を撮り、賞賛を浴びた作品。

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さようならCP 〜原一男監督アクションドキュメンタリーシリーズ [DVD]
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ドキュメンタリーシリーズ [DVD]

小林佐智子

「さようならCP」では、脳性麻痺の男性の性体験を
含めた日常を追い、肉体から出た生の声を収めた
この作品はドキュメンタリー史に残る名作です。

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今回の授業で観た作品が、初めて出会ったドキュメンタリー映画の

学生さんもいたかと思いますが、この出会いを大切に

自分の中にある未知の領域を開拓していって欲しいです。

 

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タコあしの数。

デザイン美術学科で3日間開講中の

ガラス工芸特論へ行って来ました!!

ガラス工芸特論

去年もこの授業で見事な鮎のデモンストレーションを

見せてくれた、芸大教授の山野宏先生。

今年はなんと、『たこ壷と蛸』です。

山野先生はやっぱり海が好きなんでしょうか?(笑)

ガラス工芸特論

とても細かく繊細な作品のため

炉でガラスを暖めて溶かしては、形を少し整えて、

また暖めてガラスを溶かして、形を整えての繰り返し。

本当にちょっとずつしか進まなくて、

制作途中に山野先生がこぼした、

「蛸の足はなんで8本もあるんだろう…」という

言葉に思わず笑いました。

ガラス工芸特論

それでもやっぱり、作品はすごいです!

銀とむらさき色がリアルな蛸の色そのもの。

残念ながら、完成品は急いで除冷庫に入れられるため、

写真に収めることができませんでしたが、

除冷庫から出てきて、見るのが楽しみですね。

 

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時代劇に殺陣。

気温も少し下がり、徐々に秋が近づいてきたかな?

と、思える今日この頃の伊丹学舍です。

今日は、さとうしょう先生の

舞台芸術特講Ⅰへ行って来ました!!

舞台芸術特講Ⅰ

さとう先生の授業は殺陣(たて)から始まります。

この授業は1年生の履修者が多く、

初めて刀を持った、という学生さんも少なくないですが、

やればやるほど“様”になってくるのが殺陣。

舞台芸術特講Ⅰ

練習をこなすうち、上にあった重心も下がり、

無駄な動きがなくなっていきます。

鞘から刀を抜く『シュ』という音や

刀同士があたる『カンカン』という音が

さらに緊張感が高まって、いい効果に。

舞台芸術特講Ⅰ

時代劇でよく見るシーンを自分たちがやっているわけです!

学生さんたちも不慣れながらもなんだか楽しそうでしたよ。

時代劇と言われると、「年上の渋みある男性が似合う」と

思われがちですが、若い女の子たちがやっても

それはそれで見てる方は新鮮で格好良かったです◆◇◆◇

 

 

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