無言の緊張感。

昨日は降らず、持ちこたえた雨も

今日は朝から降ったり止んだりの伊丹学舍です。

そんな日でも黙々と作業中のデザイン美術学科、

基礎実習Ⅶ(キャラクター造形)の授業に行って来ました!

基礎実習Ⅶ

現在、オリジナルショート作品3P〜6Pの漫画を制作中。

ネーム(漫画を描く前のラフスケッチのようなもの)を

一人一人、担当の桜先生にチェックしてもらっていました。

自分が描いたネームを先生が無言で読んでいる時が

学生さんにとっては、一番緊張している瞬間。

時間にして1、2分なのでしょうが、

緊張がこちらまで伝染して、それ以上に長く感じます。

基礎実習Ⅶ

3〜6Pの短いページ数で、始まりから終わりまで

話が上手くまとまるの?という気もしますが、

まさにこれが、まとめるようになる勉強なのです。

桜先生曰く、3〜6Pの漫画でも学生さんは

描きたいことが多すぎて

どんどん話がズレていってしまうことが多いのだとか。

短いページの漫画は、どこを1番読ませたいのか、

という見せ方の勉強にもなるのですね。

基礎実習Ⅶ

さすが、みんな描き慣れている感じで

ペンに迷いがなく、集中してスラスラ描けている印象。

すでに高校時代から漫画を描いている人が多いのかな、

と思ったら、実は芸短に入学してから初めて

漫画を描き始めたという人もいるのだとか。

しかも意外と上手だったり。

才能はどこに隠れているのか分からないものですね。

 

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広告が気になる。

教養演習の現代広告事象論に行って来ました!

『時代を呼吸するCMナイキ』や

『社会を告発するベネトン広告』、

『意識下へ働きかけるヴィトン』など…

興味深い、世界の様々な広告にスポットを当て、

週ごとに広告のあり方について考えていきます。

広告事象論

広告と一言に言っても、

商品の良さを広告するだけではありません。

その中には企業そのもののイメージ広告もありますし、

ベネトンのようにエイズや戦争について示唆した広告もあります。

広告にはたくさんのメッセージが秘められているのですよ。

今日の広告事象論の授業では、

常に1歩先を行く女の美しさを提案し続けている資生堂がテーマ。

広告事象論

芸短に入学してからお化粧するようになった学生さんもいるのでは?

そんな学生さんのみならず、資生堂の広告は気になる女の子も多いはず。

資生堂の広告に一環して言えるのは、

その時々の女の生き方と美の姿がうかがえること。

資生堂が日本女性にどんな女の美しさを提示し、

その時代の女の生き方にどうつながっていったのか。

80年〜90年代の資生堂のCMを見ながら

担当の田中先生と一緒に考えていきました。

広告事象論

学生さんもただ広告を見るだけでは物足りなくなって、

この広告にはどんなメッセージが込められているのだろう、と

深く考えるきっかけになるような授業でした。

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固定観念に捕われない。

デザイン美術学科 基礎実習Ⅵ(工芸)、

陶芸の合評に行って来ました!

基礎実習Ⅵでは、 前期の前半と後半で

陶芸とガラス工芸に分かれて、作品を制作する

1つの授業で2つの工芸が体験できる、お得な授業です!

基礎実習Ⅵ

今日は前半に陶芸を実習した6名の作品合評が行われました。

お茶碗、円筒、マグカップ、動物、自由課題を

それぞれ指定の赤土と信楽土を使って制作。

ろくろの上に作品を乗せて合評を行うところが

いかにも陶芸らしく、面白い光景です。

基礎実習Ⅵ

1人1人の学生さんの作品に対して、先生だけでなく、

副手さんや他の学生さんも意見を言い合い、

見方が人それぞれ違うんだ、と勉強になります。

学生さんたちが悩んでいたところは、

固定観念に捕われすぎてしまう、というところでしょうか。

動物はこうあるべきだとか、器はこうでなければいけないとか、

自分の中にある殻を抜け出すのは、なかなか至難。

そのイメージを越えると、新しく面白い作品になるんですけどね。

また、面白いということと実用的ということは

必ずしも一致することではないのも難しいところ…

基礎実習Ⅵ

普段は大人しい学生さんがダイナミックな作品を作っていたり、

適当に作ってそうなものが、実はすごく繊細だったりと

制作者の内なる炎が垣間見えるのもアート作品の面白さです。

家に持って帰って、ぜひ使い心地を試して

次の制作に繋げていってくださいね!

 

 

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辛口コメント希望。

デザイン美術学科ビジュアルデザインコース

マーケティング専攻の専攻実習Ⅲに行って来ました!

現在、専攻実習Ⅲでは課題を見られる状態になった人から

担当の木村先生と向かい合わせに座って、

制作してきた作品の批評を受けています。

専攻実習Ⅲ

課題は、自分で好きな企業なり、商品なりのテーマで

広告展開、そのデザイン、キャッチコピーを制作すること。

学生さんのテーマには、ケータイの新商品開発や

子ども靴メーカー、洋服ブランド、オーディオ機器…と

架空の企業・商品を立ち上げて、会社のロゴから

HPデザイン、カタログデザイン、ポップデザイン、商品デザインと

自分が必要だと思える広告媒体も決定していきます。

専攻実習Ⅲ

木村先生はなかなか辛口。

笑顔で物腰柔らかい感じで批評を展開するので、

あまり厳しい印象は受けませんが、

ズバッとストレートに意見を言ってくれます。

学生さんからすると、もっともだと思える事を

ストレートに言ってもらえるので、批評中に

新たなアイデアが生まれたり、ヒントをもらって

さらに制作意欲が湧くのだそう。

専攻実習Ⅲ

木村先生のコメントで印象的だったのは、

「説明は理解力が必要だけど、広告は受け手が

想像力を使うものをデザインして欲しい。」と言っていたこと。

木村先生が思わず甘口になってしまうデザイン、目指してください(笑)

 

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ちいさな芸術品。

先週、高円宮妃久子殿下による特別講義が行われました!

大阪芸術大学客員教授である、

妃殿下が芸短で御講義されるのも今年で4回目。

皇族の方が大学で講義されるのは大変名誉なことです。

今回のテーマは「根付について」。

高円宮妃殿下は日本有数の根付コレクターのひとり。

その貴重なコレクションの数々をスライドで

見せていただきながらの御講義となりました。

高円宮妃殿下御講義

根付?と言われてもピンとこない方も多いと思いますが、

根付とは着物の帯から何かを下げるときに

落ちないように使用した滑り止めのことです。

江戸時代には、ただの滑り止めではなく、実用的な装飾品として

ポケットのない着物で印籠や煙草入れを

持ち歩くのに使用されていたそうです。

今日でいうと、携帯ストラップに相当するでしょうか。

高円宮妃殿下御講義

   

妃殿下は根付の歴史からその種類、材料と技法や意匠などについてを

丁寧かつ事細かに説明してくださり、

学生さん達も食い入るように聞いていました。

また、御講義の終わりには学生さんからの質問に

笑顔で気さくに答えていただき、

学生さんにとっても、貴重な体験となったのではないでしょうか。

高円宮妃殿下御講義

最後に妃殿下により、 去年に引き続き

第2回高円宮殿下記念根付コンペディションが行われることが発表されました。

この御講義を参考に小さな芸術品にぜひ挑戦してみてくださいね

 

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ばらが咲いた。

メディア・芸術学科、出版系の小原先生が担当する文章表現Ⅰ

今日の授業は、観光ガイドで『荒牧バラ公園を紹介する』ということで、

伊丹学舍から徒歩5分のところにある

荒牧バラ公園に学生さんと一緒に行ってきました!

文章表現Ⅰ

バラの開花時期は5〜6月と10~11月、今まさにバラ満開の時期。

連日、観光バスが着いたり、家族や友達と鑑賞したり

写真を撮りに来る人でにぎわっています。

学生さんたちも着いた途端に、「近くにこんな場所があったんだぁ」

と驚いていて、様々な種類のバラに興味津々の様子でした。

文章表現Ⅰ

1.7ヘクタールの南欧風敷地内に所狭しと

咲き乱れているのは世界のバラ、約250種1万本。

中には、伊丹生まれの「天津乙女」に「マダム・ヴィオレ」や

姉妹都市ハッセルトのコーナー、レストハウスには

バラにちなんだお土産品が並び、まさにバラづくし!

学生さんの中には、バラの手入れをしている人に話かけたり、

写真を撮っている人の話を聞いたりと、

積極的に動いている人もいて、その姿はまさに雑誌記者。
文章表現Ⅰ

研究指導Ⅰの授業で環境デザインの話をするために

来ていた、デザイン美術学科スペースデザインコースの

緋田先生と学生さんたちとも偶然会ったり、

日本画の授業ではデッサンに出かけたりと

伊丹学舎では様々な授業で利用させてもらっている

荒牧バラ公園なのでした。

入場無料なのも嬉しいので、学生のみなさんも

ピクニック気分でお弁当を持って行っても楽しめますよ。

 

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男心をくすぐる。

昨日のデザイン美術学科のトライやるに続き、

今日はメディア・芸術学科にトライやる中の

コンピュータデザインⅠの授業に行って来ました!

1番後ろの席にならんだ中学生は4人の男の子。

コンピュータデザインⅠ

事前に行きたい学科を選択できるのですが、

今回のトライやるはデザイン美術学科には女の子が多く、

メディア・芸術学科には男の子が多いという結果に。

放送や映像、カメラにスタジオといった機械的なイメージが

男心をくすぐったのでしょうか?

コンピュータデザインの授業では芸短生に混じり、

Illustratorというパソコンソフトを使って

自分の自己紹介や動物をA4サイズでデザインします。

コンピュータデザインⅠ

こちらの中学生は羊を描こうとして鳥になってしまったのだそう。

自分の思い描いたものを直接紙に描くのと

パソコンを使って描くのとでは、

パソコンの方は慣れるまで上手く表現するのは

なかなか難しいかもしれませんね…

それでも、さすが中学生は情報の吸収が早く、

ものの1時間で使いこなせていたので凄いです!

コンピュータデザインⅠ

中学校の授業は1限が50分だそうですが、

大学の1限は90分と40分も長いのです。

長くて辛くない?と質問してみたところ、

「あまり時間は気になりません。」と力強い返事が返ってきました。

演習の授業も多いし、講義も中学生にとっては

新鮮な内容が多いのかもしれませんね。

トライやるウィークは明日まで!

たくさんの土産話を中学校に持って帰ってください。

 

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売れない商品を開発せよ。

表現研究Ⅳ(イラスト)の授業に行ってみると

トライやるウィークで来ている中学生も一緒に

授業を受けていましたよ。

担当の井上孝博先生は強面なイメージとは

逆にとってもユニークな先生。

表現研究Ⅳ

今日のお題は

「10億の資金をかけて企業が発売する、絶対売れない商品を開発せよ。」

1粒納豆という1粒ずつが個装されている納豆や

オムライスやたこ焼き味のドリンク、毛虫マスカラなど

想像しただけで鳥肌が立つ、思わず苦笑いの品揃えです。

表現研究Ⅳ

さらに「今までに見たことのない生きもの」というお題では

名前に体重、身長、性格、寿命、生息地、生質など

細かい設定も考えます。

これは今までに見たことがないので、

言葉では例えようがないのですが、

なぜか、中学生はかわいらしい生物で

芸短生はちょっと気持ち悪い系の生物が多めでした。

表現研究Ⅳ

ただあるものを見ながらデッサンするというより

よっぽど頭をフル回転しなければいけませんが、

これがまた、考えるのも楽しいんですよね。

こんな面白いお題を出した、井上先生も

「まずは感心を持ってもらうことが大事なんだよ。」と笑顔。

一緒に授業を受けてくれた中学生のみんなからも

「どの授業もすごく楽しい、

トライやるウィークが終わるのが嫌で、もっと通いたい。」

と、嬉しい感想をいただきました!

 

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銅版の最高傑作。

版画コースの専攻実習Ⅲでは、

銅を版材とする銅版画を制作中です。

版画と一言で言っても、他にもリトグラフや

シルクスクリーンといった様々な技法がありますが、

平面的な仕上がりのシルクスクリーンらに比べて

最も重厚な仕上がりになるのが、この銅版です。

特に黒を使った作品はすごく雰囲気がありますよ。

専攻実習Ⅲ 版画コース

銅版は1枚1枚プレス機にかけてプレスしますが、

銅版に厚みがあるため、プレス後の紙には

プレートマークというボコっとした型がつくのも特徴。

また、600年以上も前にヨーロッパで発祥してから

現在に至るまで、その変わりとなる技法は生まれておらず、

私たちは日常のあちこちで銅版の作品を目にしています!

専攻実習Ⅲ 版画コース

例えば、お札。

これはまさしく数人の職人さんによる銅版の最高傑作です。

お札は版にしたものを写真に起こして印刷したものだそう。

ルーペでみてみてもすごく細かい模様が描かれており、

1mm幅に10本の線を引くような職人さんの手仕事です。

また、5000円札が樋口一葉に変わったときは

樋口一葉のツルッとした肌を再現するのが難しく、

仕上がるのが半年遅れたという話も。

他にも銅版は切手や証券などにも銅版が使われています。

専攻実習Ⅲ 版画コース
専攻実習Ⅲ 版画コース

版画コースでは、エプロンを着用している学生さんが

多いのですが、その汚れ具合に差があります。

使い込んでいるエプロンは代々先輩方から受け継がれている代物で

エプロンの上からビキニが描かれていたり、

トラともネコともネコ型ロボットとも言えない

微妙な絵が描かれていたりします。

年々、絵が足されていっているらしく、

こちらも版画コースの歴代学生さんの作品ですね(笑)

 

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自分の意志で動け。

今日の午後には、伊丹学舎の芝生で

異様な光景が見られました。

分かりずらいかもしれませんが、

みんな耳にヘッドホンしています。

映像制作演習

なぜかというと…

映像制作演習の授業で「HEADPHONE」という

映画のエンディングを撮影中でした!

監督・演出・主演を務めるのは

広報学科2年メディアコースの阿部純一くん。

「意思を持ったヘッドホンに人間が支配される話です。

自我をもってない人を皮肉るような意味も含めて、

若者よ、自分の意思でちゃんと動けているのか?

という自己啓発を映画で促しています。」

映像制作演習

あらすじを聞いてみると、

ビックリして恐いというよりは精神的に

じわりと恐くなるシリアスホラーというジャンル。

アルフレッドヒッチコックの「シャイニング」に

近い恐さ、といったら分かりやすいでしょうか。

そんな阿部くん、映画監督志望なのかと思いきや

実は出演するのも楽しいのだそう。

自分の出番にはイキイキとしていましたよ。

映像制作演習

将来の夢は具体的には決まってないようですが、

とにかくすごい人になるそうです(笑)

そんな阿部くんですが、何かやらかしてくれそうなオーラの持ち主。

あぁ、試写会が楽しみ。

 

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