銅版の最高傑作。

版画コースの専攻実習Ⅲでは、

銅を版材とする銅版画を制作中です。

版画と一言で言っても、他にもリトグラフや

シルクスクリーンといった様々な技法がありますが、

平面的な仕上がりのシルクスクリーンらに比べて

最も重厚な仕上がりになるのが、この銅版です。

特に黒を使った作品はすごく雰囲気がありますよ。

専攻実習Ⅲ 版画コース

銅版は1枚1枚プレス機にかけてプレスしますが、

銅版に厚みがあるため、プレス後の紙には

プレートマークというボコっとした型がつくのも特徴。

また、600年以上も前にヨーロッパで発祥してから

現在に至るまで、その変わりとなる技法は生まれておらず、

私たちは日常のあちこちで銅版の作品を目にしています!

専攻実習Ⅲ 版画コース

例えば、お札。

これはまさしく数人の職人さんによる銅版の最高傑作です。

お札は版にしたものを写真に起こして印刷したものだそう。

ルーペでみてみてもすごく細かい模様が描かれており、

1mm幅に10本の線を引くような職人さんの手仕事です。

また、5000円札が樋口一葉に変わったときは

樋口一葉のツルッとした肌を再現するのが難しく、

仕上がるのが半年遅れたという話も。

他にも銅版は切手や証券などにも銅版が使われています。

専攻実習Ⅲ 版画コース
専攻実習Ⅲ 版画コース

版画コースでは、エプロンを着用している学生さんが

多いのですが、その汚れ具合に差があります。

使い込んでいるエプロンは代々先輩方から受け継がれている代物で

エプロンの上からビキニが描かれていたり、

トラともネコともネコ型ロボットとも言えない

微妙な絵が描かれていたりします。

年々、絵が足されていっているらしく、

こちらも版画コースの歴代学生さんの作品ですね(笑)

 

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自分の意志で動け。

今日の午後には、伊丹学舎の芝生で

異様な光景が見られました。

分かりずらいかもしれませんが、

みんな耳にヘッドホンしています。

映像制作演習

なぜかというと…

映像制作演習の授業で「HEADPHONE」という

映画のエンディングを撮影中でした!

監督・演出・主演を務めるのは

広報学科2年メディアコースの阿部純一くん。

「意思を持ったヘッドホンに人間が支配される話です。

自我をもってない人を皮肉るような意味も含めて、

若者よ、自分の意思でちゃんと動けているのか?

という自己啓発を映画で促しています。」

映像制作演習

あらすじを聞いてみると、

ビックリして恐いというよりは精神的に

じわりと恐くなるシリアスホラーというジャンル。

アルフレッドヒッチコックの「シャイニング」に

近い恐さ、といったら分かりやすいでしょうか。

そんな阿部くん、映画監督志望なのかと思いきや

実は出演するのも楽しいのだそう。

自分の出番にはイキイキとしていましたよ。

映像制作演習

将来の夢は具体的には決まってないようですが、

とにかくすごい人になるそうです(笑)

そんな阿部くんですが、何かやらかしてくれそうなオーラの持ち主。

あぁ、試写会が楽しみ。

 

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自信があるひと。

ダンス演習Ⅱの授業に行って来ました。

広報棟C401教室では、大音量の音楽の中、

学生さんが担当の藍園先生の動きに合わせて

鏡の前でダンスしていましたよ。

ダンス演習Ⅱ

藍園先生は有名な宝塚音楽学校出身の元宝ジェンヌ。

すごく小柄な体型にも関わらず、

ダンスになるとその体が一回り大きく見えます。

また、その体の動きがとってもキレイ!

藍園先生を見ていると、小柄な人でも、

体の使い方ひとつで舞台では何倍にも

見せることができるんだ、と思わせてくれます。

手の動きから足の動き、さらにはそれに連なるように

体幹や顔が自然に動くというのは、

理屈ではわかりますが、実は結構難しいです。

ダンス演習Ⅱ

今日、学生さんを見ていて思ったのは、

ダンスは人の内面にすごく左右されるもの、ということ。

自信がある学生さんは動きが大きくなるし、

動きに自信がない学生さんは小さくなってしまう。

顔や視線、足の動きに不安がすぐに表れますからね。

学生さんにはぜひ、舞台では何倍にも見えるように

自信をつけていって欲しいです。

ダンス演習Ⅱ

なぜか、教室の隅にあった白いぞうきん。

片付け忘れかと思いきや、学生さんが次々と

ぞうきんを踏んでいくので、なぜ?と思っていたら、

板張りの教室ではダンスをすると滑るので、

ぞうきんに水を湿らせておいてあるのだそう。

芸短あるある、でした(笑)

 

 

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女性の大きな声。

今日はメディア・芸術学科1年生対象に

フリータイムキーパーの「はまだまなみ」さんをお招きして

今年度1回目のカルチャーコースが行われました!

カルチャーコースとは、各分野の第一線で

活躍されている講師をお招きして

現場ならではのお話をしてもらう特別講演会のことです。

カルチャーコース

タイムキーパー(略してTK)の仕事とは?

テレビ番組を制作するスタッフと一言にいっても

プロデューサー、ディレクター、構成作家などがおり、

タイムキーパーもそのスタッフの一人です。

制作番組の時間を仕切るのはもちろんのこと、

CM入りの決定権を持つのがまさにタイムキーパーの仕事。

番組収録中には細かくタイムコードを記入していき、

CM入りのタイミングや時間の流れを管理します。

カルチャーコース

テレビを見ながらCMなんてなくてもいいのに…

と思ったことがある人は多いと思いますが、

テレビ制作をする上で必要となる制作費は

CMを提供しているスポンサーですからね。

タイムキーパーが上手くCMを入れないと

今後、番組の存続に関わって来るというわけです。

さらに女性が多いというタイムキーパー。

特に生番組など騒然とした状況下では、

男性が多い制作スタッフの中で

女性の大きな声の方が指示がよく通るのだそう。

カルチャーコース

今までテレビを見ながら夢を与えられてきた側から

見ず知らずの人に影響を与える側になるというのは

楽しくてやりがいがあると言っておられましたよ。

講演が終わってもなお、学生さんに囲まれて

質問攻めにあう、はまださんなのでした。

 

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発想のバリエーション。

デザイン美術学科スペースデザインコース

1年生基礎実習Ⅱの授業に行って来ました!

現在、基礎実習Ⅱの授業では

店舗併用住宅の1F平面図を製図中。

基礎実習Ⅱ

下に敷いた店舗サイズが描かれた用紙の上に

トレーシングペーパーという下が透けて見える紙を

重ねて、イメージスケッチを元に店舗空間をデザイン。

カラフルで力の入った学生さんのイメージスケッチは

Bar、八百屋、CDショップ、美容室、本屋さん…など

バラエティに富んでいます。

デザイン美術学科の学生さんは、

なぜこうもイメージスケッチをさらりと上手に描けてしまうのか。

そのクオリティも高いのでビックリ。

羨ましいです。

基礎実習Ⅱ

さらに、キッチンを必須スペースとし、人間との関わりがある

スペースを勉強して欲しいという、担当の緋田先生。

今日で3度目の製図を制作中で

1つのイメージスケッチで3パターン目の

店舗空間のデザインを考えなければなりません。

3パターン目ともなると、1つの店舗でどれだけ色々な

バリエーションを発想するできるかが勝負。

基礎実習Ⅱ

物差しを片手に黙々とトレーシングペーパーに

向かう学生さんの目は瞬きも忘れるくらい真剣そのものです。

 

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目線の切り替え。

ブログもすっかり連休でした、伊丹学舍です。

みなさん、ゴールデンウィークはどのように過ごしましたか?

下宿を始めた新入生の方で帰省して約1ヶ月ぶりの実家に

親のありがたみを感じた人もいるのではないでしょうか。

雑誌製作演習

広報学科2年生の雑誌製作演習に行ってきました!

今日の雑誌製作演習は、関西が誇る2大情報誌

KansaiWalkerと関西1週間の特集を比べて

意見を出すという授業。

どちらの雑誌も特集はズバリGW(ゴールデンウィーク)!

同じGW特集でも何にスポットを当てているのか?

写真の撮り方は?レイアウトの仕方は?

デザインは?色は?文章は?キャッチコピーは?と

次々と検証が行われ、みんなの意見が飛び交います。

雑誌製作演習

普段、情報誌って流し読みをすることが多かったけど、

よく見てみると、写真やデザインが気になってくる。

と、学生さんたちもページをめくる度に

意見がどんどん増えていっていましたよ。

食べ物の写真が美味しそうに見えない、

文字が背景に沈んで見えにくい、

デート特集なのにデートでここに行きたくない!など

学生さんの意見はなかなか辛口。

二つの雑誌に使われている紙が違うのも新たな発見でした。

雑誌製作演習

「今日出された意見や感じたことが

将来、雑誌編集に携わるときに大切になってくるんです。」と、九鬼先生。

学生さんも今日から雑誌を見る目が変わるんだろうなぁ。

もしかしたら今が一番、購読者目線、編集者目線の

使い分けが出来る時期かもしれませんね。

 

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作業のおとも。

デザイン美術学科ガラス工芸コースの

基礎実習Ⅵに行って来ました!

基礎実習Ⅵ

この授業ではガラス入門としてトンボ玉を制作。

カセットバーナーと呼ばれるトンボ玉制作専用の

機械とケイン(細いガラスの棒)を使って制作します。

ガラス工芸といっても、吹きガラスやステンドグラス、

キルンワークにケインワークと様々な分野に分かれますが、

トンボ玉制作はお手軽で設備もいらないため、

制作人口が一番多いのだとか。

基礎実習Ⅵ

そんなトンボ玉ですが、意外?にも

歴史はとっても古く、紀元前から長きに渡ります。

現在でも、宝石や装飾品の代わりに使われたりしますが、

時代によってはお金の変わりに使われていたそう。

ローマ時代のトンボ玉をみても、

さすがお金の代わりに使われていただけあって、精巧です。

基礎実習Ⅵ

トンボ玉では、模様を均一につけるのが難しく、

水飴のように伸びるケインをどう操るかがポイント。

さらに小さい玉をバーナーで溶かしながらの作業なので、

集中すればするほどドライアイに。

火を扱うガラス制作の作業は熱や光といった

目を酷使する作業が多いので、

先生や学生の目を覆うメガネ所持率高いのですよ。

 

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紙面に表れる色。

土曜日のブログでも紹介しました、   →こちらから

新聞製作演習で製作している

フリーペーパー「キラキラ」も新年度になって

編集スタッフが新メンバーとなりました!

「キラキラ」の編集は通年授業の新聞製作演習で行われるため、

年2回の発行が終わると、メンバーがガラリと入れ替わります。

「キラキラ」は発行から3年目に突入しますので、

今回のメンバーも第3期生ということになりますね。

新聞製作演習

同じ伊丹市情報誌を製作していても、

その年のメンバーの色が紙面に表れるので不思議。

イラストが上手な学生さんがいれば、イラストが入っていたり、

文章の雰囲気であったり、目をつける場所が違います。

今年のメンバーはどんな色の

紙面をつくってくれるのか今から楽しみ。

新聞製作演習

今日は、本格的な企画会議の前に

まず、自分たちが1年間紙面で取り上げる

「伊丹市というのはどういうところなのか?」を

知るために市役所や各文化施設といった

伊丹市を象徴する場所へ、

新メンバーで見学に行って来たそうですよ!

新聞製作演習

学校は伊丹市にありますが、伊丹市外から

通学してきている学生さんがほとんど。

市外からみた伊丹市の情報誌という面が

今までの情報誌にはなく、新しい情報誌ですよね。

今日、学生さんが見学してきて感じたことは、

企画会議や紙面を製作していくときに

必ず大切なキーワードとなるので、

忘れないように書き留めておいて下さいね(笑)

 

 

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肩のプレッシャー。

今日は、メディアコース放送系の授業で

1年生が初めてカメラに触るということで、

放送基礎演習の授業に行って来ました!

TVスタジオでは、まず初めに

平台と箱馬という木の箱を使って

床を上げるという、セットを組みました。

放送基礎演習

TVドラマではよく使われるセット組みで、

座った場面でカメラと目線を合わせるために

床の上に床を作り二重床にするそうです。

次に、実際にカメラに触ってみました!

なかにはカメラマン志望の学生さんもいて、

みんなカメラを触りながら目がキラキラしていましたよ。

放送基礎演習

ハンディカメラとして肩に乗せた時にはよろけてしまう姿も。

なにせ、このカメラの重さは約7kg!

「意外と軽い」と言っていた学生さんもいましたが、

このハンディタイプは肩に乗せるだけではなく、

手で持って撮影する場合もあるので、

その時にはすぐに7kgの重さを実感できます。

放送基礎演習

さらにカメラとレンズを合わせて何百万とする代物なので

その価値も肩と腕にずっしり。

カメラマンは体力仕事なのですよ。

音響志望の学生さんや照明志望の学生さんも

今後もどんどんスタジオ機材に触っていくので

楽しみにしていてくださいね

 

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漫画の神様。

デザイン美術学科、菅本先生の

漫画研究Ⅱの授業へ行ってきました!

今日の授業はストーリー漫画の歴史です。

漫画研究Ⅱ

漫画の神様と言われた、手塚治虫さんが

昭和22年1月に創刊した「新宝島」という月刊誌によって

ストーリー漫画の歴史は大きく転換しました。

当時では画期的だった、アップやアングルといった

映像的技法を取り入れた手塚さんの漫画は

当時、若手だった石森章太郎さん、赤塚不二夫さん、

藤子不二雄さん、 松本あきら(零士)さんといった、

現在では大御所となった彼らに支持され

「漫画の神様」と呼ばれるようになったそうです。

漫画研究Ⅱ

手塚さんが忙しい時には、鉄腕アトム執筆の

アシスタントを石森さんや松本さんが

務めたりしていたそうですよ。

現在では考えられない夢のコラボレーション!

石森さんや松本さんが手塚さんの画を

模写して似せて描くなんて信じられませんよね…

菅本先生曰く、漫画を描くというのは、

そっくり模写するところから始まるのだそうです。

みなさんも、幼い頃に好きな漫画の画を真似したり

写して描いたりしたことありますよね?

巨匠といわれる漫画家さんもみんなと同じ道を

通ってきたということです。

漫画研究Ⅱ

他にも少年週刊誌の生い立ちや少女漫画の歴史など

面白く、興味深い話が沢山聞けました!

漫画世代ど真ん中の学生さんたちも

興味津々の面持ちで菅本先生の授業を受けていましたよ。

 

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