コース別の特技。

8月に入って、定期試験中の伊丹学舍です。

芸短ブログが取材に行った、

前期最後の授業はデザイン美術学科の

CG制作演習の合評でした!

合評では完成した2グループの

アニメーションを鑑賞しましたよ。

CG制作演習

この授業では好きな曲に合わせてクレイアニメを制作。

3〜4人のグループワークで

アニメーションを制作していきます。

実は個人作品の制作が多いデザイン美術学科の

授業でグループワークで行われる授業は

このCG制作演習だけ。

CG制作演習

美術や撮影、編集と役割分担して

一つの作品をみんなで力を合わせて作っていきます。

ときには意見が合わないこともあったそうですが、

そういう時にどうするのか?というのも課題。

CG制作演習

また、パソコンに強いビジュアルデザインコースだけでなく、

デザイン美術学科の各コースの学生さんが

参加しているのも、この授業の特徴でしょうか。

絵画コースの学生さんが美術担当した、

アニメーションは絵画の背景が生かされて

すごく素敵な世界になっていました。

 

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好きだけど苦しい。

デザイン美術学科ビジュアルデザインコース

イラスト2年生の専攻実習Ⅲの合評へ行ってきました!

この授業の課題はカレンダー制作。

学生さんたちが制作したカレンダーが

所狭しと机の上にズラリと並びました。

ビジュアルデザインコース 専攻実習Ⅲ

机に並んだカレンダーの周りをぐるぐると回って

一人一人の作品を見せてもらったのですが、

星座や童話、写真を使ったものから

漫画っぽいものまでモチーフはさまざま。

ぐるぐると周りながら、あちらこちらから

「かわいい!」「欲しい!」という声が聞こえてましたよ。

ビジュアルデザインコース 専攻実習Ⅲ

その後、一人ずつ作品について説明してもらう時、

担当の小川アリカ先生の「楽しかった点と

苦しかった点を教えて下さい。」との質問に対して、

学生さんたちのほとんどが

「楽しかったのは絵を描いてるときで、

苦しかったのは時間が足りなかったこと。」と返答。

ビジュアルデザインコース 専攻実習Ⅲ

好きな事をするのに〆切があるというのは

気持ち的にすごく葛藤のあることなのかも…と思いました。

とはいえ、課題や仕事には〆切があるもの。

後期から始まる卒業制作も時間と戦いながら

自分の追い求める作品を制作して欲しいな。

 

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リニューアル公演。

メディア・芸術学科舞台芸術コース

2回生の演劇上演実習Ⅱと舞台制作実習Ⅰの

授業を履修している学生さんたちによる

「スワロー諏訪桜〜諏訪の浮城〜」の

稽古場公演へ行ってきました!

舞台芸術コース 稽古場公演

会場はいつも授業で使っている教室だったのですが、

舞台セットが組まれ、照明が当てられると

いつもの教室とは思えぬ雰囲気に変わっていました。

実はこの演目、三年前に行われた、

第1回卒業公演のリニューアルで、

話の内容は、戦国時代にタイムスリップした

現代の学生たちが武将・月野蔵緒締と出会い、

諏訪の地で武田信玄相手に共に戦うというもの。

舞台芸術コース 稽古場公演

ちゃんとした公演ということもあって、

演者の衣装も借りて、舞台化粧もばっちり。

親御さんや業者さんも観に来てくれていましたよ。

舞台芸術コース 稽古場公演

これから2月の卒業公演に向けて

本格的に稽古が始まると思うので、

今回の公演を励みに頑張って欲しいな。

ちなみに今週の土曜日には

メンバーチェンジでもう一度公演があります!

 

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正直モノ。

今週は前期授業の最後の週ということで、

デザイン美術学科の各コースで合評ラッシュです!

前期に取り組んだ課題について先生や友達の前で発表。

その場で先生が作品について質問したり講評するので、

合評が行われる日は学生さんの表情や

教室がピリッと少し緊張しているんですよ。

工芸コース 基礎実習

今日は1年生の基礎実習で工芸コースの

陶芸とガラス工芸の合評の様子を紹介します!

陶芸では、前期の基礎実習で玉つくり、

手びねり、たたらづくり、電動ロクロと基本技法を学び、

それらを使った作品を自由に制作してもらったそう。

工芸コース 基礎実習

それぞれが制作した約10点の作品からお気に入りの作品を

3点選ぶのですが、学生さんと先生の意見が違うことも。

担当の伊藤先生が感心している作品もあり、

素人目にも学生さんの作品完成度が高かった気がします。

工芸コース 基礎実習

ガラス工芸では、トンボ玉やマドラー、

キルンワークのお皿や吹きガラスのコップと

こちらもガラス工芸の一通りの技術を修得。

特にキモかわ(気持ち悪いけどかわいい)トンボ玉やマドラーが

若くてかわいい学生さんらしい作品で

商品化したらすぐにでも売れそうだな、なんて(笑)

工芸コース 基礎実習

気持ちが入ってる作品は伝わってくるものがあって、

作品ってすごく正直なものだと感じました。

明日はどこの合評に行こうかな?

 

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透明人間ですから。

メディア・芸術学科メディアコースの

放送基礎演習でちょっと面白いことしてました。

今回の授業では、ニュース番組を想定した

番組のセットと聞いていたのですが、 

スタジオ内はブルーの布が張られているだけ。 

放送基礎演習

でも、モニター通すと机やフローリング、

壁紙がちゃんとセッティングされていて、あら不思議。 

実はこのセット、コンピュータ処理されて

背景を合成したセットなんです!  

今回はブルーの色を抜き出すようコンピュータで設定。

放送基礎演習

担当の廣川先生が合成されたセットの中で

手をパンッと叩いてみせ、音よりも

モニターの中で手を叩く動作が少し遅れることを指摘。

音よりコンピュータ処理している映像は少し遅れるため

こういうセットのときは音声を調整する必要があるのだとか。

放送基礎演習

でも学生さんが一番盛り上がっていたのは、

ブルーの服を着た学生さんがセットの中に入ると

たちまち透明人間になっていたこと(笑)

 

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一週間早いよ。

あっという間に金曜日、伊丹学舍です。

今週は祝日(海の日)から始まり、

台風で休講になったりしたいせいか

とっても早く感じる一週間でした。

まだ終わってないんですが(笑)

明後日24日(日)は2回目のオープンキャンパスです!

ポピュラーアンサンブル

メディア・芸術学科ポピュラー音楽コースの

学生さんたちが今回のオープンキャンパスで

ミニコンサートを企画してくれていて、

授業内リハーサルが行われるというので行ってきました!

全員参加のサンクチュアリーを含めて、

6グループが演奏を披露するそう。

ポピュラーアンサンブル

入学から約4ヶ月一緒に授業してきた仲間同士。

4ヶ月って、そんなに長い時間ではないけど、

なかなかの出来になっているのではないでしょうか?

目の前で聴いている各パートの先生たちの顔色を

これまた演奏中の各パートの学生さんが

それぞれ窺う姿が微笑ましかったです。

本番も期待してます!!!

 

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差し色がなんだ。

今日はデザイン美術学科の

鈴木儀雄先生が担当するスペースデザインコース

基礎実習Ⅱの授業へ行ってきました!

今、この授業では決められた寸法の箱の中に

ウインドウディスプレイを制作中。

スペースデザインコース 基礎実習Ⅱ

初めに自分が作りたいディスプレイの

デッサンをするのですが、平面の紙の上に

立体のディスプレイをデッサンするため、

デッサンでみると賑やかに見えても、

立体にしてみると寂しかったりするのだとか。

スペースデザインコース 基礎実習Ⅱ

学生さんには、手で作りながら立体の感覚を

掴んでいってもらいたい、と鈴木先生が言っていましたよ。

また、同じ粘土でも重いものと軽いものを使うのでは

箱の強度問題も発生したりするので、

素材選びもこの授業で学ぶべきポイントですね。

スペースデザインコース 基礎実習Ⅱ

そういえば、今日気付いたのですが、

鈴木先生は上着もズボンも靴もカバンも

メガネのフレーム(たぶん靴下も)まで全身黒づくし。

そのことを指摘すると、副手さんに

「たま〜に白シャツの日もあります。」と教えてもらいました(笑)

 

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鏡で身なりを整えましょう。

晴れていたかと思えば、突然雨が降ってきたり、

おかしな天気の伊丹学舎です。

メディア・芸術学科メディアコース2年生の

ラジオ制作演習Ⅰの授業にゲストが登場!

大阪芸術大学放送学科教授で

語り部としても活躍中の平野啓子先生です。

ラジオ制作演習Ⅰ

ラジオでも活躍している平野先生に

吹き(抜ける言葉)が起こらない話し方や

原稿を読む時に顔を動かさない、など

技術スタッフへの心遣いや心構えを教わり、

技術スタッフであった、この授業担当の廣川先生も

「大正解」と平野先生のマイクの使い方に太鼓判。

ラジオ制作演習Ⅰ

話し手も技術スタッフと作品を作り上げる一員なんです。

学生さんから平野先生へインタビューしている

様子が録音されたのですが、

「平野先生のキレイなお肌の手入れの仕方は?」

「学生時代にやっておくべきことは?」など

学生さんらしい質問に平野先生の学生時代や

意外な一面が垣間見え、楽しい時間となりました。

ラジオ制作演習Ⅰ

「録音されたものを聞くことは鏡で身なりを整えるのと一緒。

自分の録音を客観的にきけるようになりましょう。」と平野先生。

学生さんはもう今回の録音を聞いたかな? 

 

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今年で5回目。

高円宮妃久子殿下による特別講義がありました!

妃殿下が伊丹学舍で講義して下さるのは

今回で5回目。

毎回講義内容が違うのですが、

今回は「根付に見る物語性と起承転結」という

タイトルで講義していただきました。

特別講義

根付とは江戸時代に日用品(煙草入れや印籠など)を

持ち歩くのに着物の帯から吊した留め具のことで、

そんな根付収集家としても名高い妃殿下。

季節が夏ということもあって、

かわいいオバケや妖艶な幽霊、

カッパなどを題材とした妃殿下の貴重な

根付コレクションも見せていただきました。

特別講義

根付にはハッと驚いたり、笑わせたりするような

起承転結でいう『転』の部分が大切なのだとか。

そういう作品がたくさん残っていて、

まるで今にも物語が動き出しそうな雰囲気なんですよ。

特別講義

今年も高円宮殿下記念根付コンペティションが開催されます!

詳細は後日発表しますので、

学生さんには妃殿下がコレクションされたくなるような

面白い作品を期待していますよ。

笑わせるのが得意な関西人には得意分野かも?(笑)   

 

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アフレコとアテレコ。

メディア・芸術学科の小野寺昭先生が担当する

舞台上演実習Ⅰではアフレコ(アフター・レコーディング)に挑戦中!

昨年のメディア・芸術学科卒業公演で先輩が演じた

「真夏の夜のアリス」の台本を使って、

現在の2年生が演じたものを撮影し、

あとからセリフのみを別途録音しています。

舞台上演実習Ⅰ

アフレコは撮影時に音声収録をしていない場合や

収録が不鮮明だった場合によく用いられていましたが、

最近はカメラや音声機器の性能がいいため、

あまりアフレコの機会はなくなったそう。

舞台上演実習Ⅰ

台本を追いすぎると映像とズレていくし、

映像を見すぎるとセリフを間違えたり、噛みます。

さらに映像に見合った声の演技も必要なので、

台本と映像の両方を見ながらの演技は難しい。

学生さんたちもかなり苦戦しているようでした。

 

ちなみに後で音声を録音することは『アフレコ』と言いますが、

アニメーションや吹き替えなど自分が演じていない映像に

声を割り当て録音する場合は『アテレコ』と言います。

来年度のメディア・芸術学科に声優コースが開設予定なので、

来年にはアテレコのブログ取材もできるかな

声優コースの詳細はこちら

 

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