奥深いインタビューの世界


12月9日。メディア・芸術学科「文章表現Ⅱ」の授業に

お邪魔して来ました♪


文章表現といえば、5月頃には、

バラ公園に行ってレポートを書く課題に同行しましたが、

今回は、学生同士のインタビューです。

 

 

 

新聞や雑誌製作において、欠かせないのが「人」。

著名人であれば、下調べなどの準備をしていく事が

大事ですが、学生同士では出来ません。


今回の課題は、ランダムに組み合わされたペアでの

インタビュー練習。

全く知らない相手を、いかに紹介するかが

ポイントとなります。


2回生で出版系に進もうと思っている学生さんは、

来年度、実際に「伊丹情報紙キラキラ」製作で

学外の方にインタビューをする事になりますから、

良い練習になったのではないでしょうか??

 


相手の人物像をメモしていきます。

20分間という限られた時間で、相手の事を聞き出す。

これは凄く難しい事ですし、メモを見ながら、

記事を書く事になるので書き方も重要。


ちなみに私は、取材メモの字が読めなくて、

苦戦した事が何度もあります(笑)

人の記憶なんて曖昧なものなので、メモする事は

とても大事なんですよ?


それに、インタビューは質問する事のみになってしまうと

相手の言葉を遮る事になりかねません。

話をよく聞いて、時には、自分が話して、

会話のキャッチボールをする事が、インタビューの

第一歩かもしれませんね。


私も、このブログ更新をしていく上で、

人との関わり方というのを

色々と考えているつもりですが…

自分もまだまだ甘いなーと感じた講義でした。

 

目的を果たすためのデザイン


今日は生憎の雨ですが…

週末に向けて、お天気は良くなっていくようです。

3連休は晴れると良いですね☆

 

今日のブログは2本立て!

どちらの記事も読んで下さいよー♪ 

さて。こちらはデザイン美術学科の特別講義最終回!

その様子をお届けします♪

 

12月13日。

特別講義第7回は、資生堂のクリエイティブ

ディレクターとして活躍されている、

渋谷克彦先生の授業が開講。

先生が美術の道に進む事になった経緯も含めて、

お話して下さいました。

 

 

デザインの予備校に入り、基礎を学んでから

大学に入学した先生は、今でも予備校での基礎知識が

活かされていると言っていました。

当時は「かっこいいとか、おしゃれを作る人に

なりたい」と考えていたそうですよ。


そんな先生から学生達に出された課題は、

「誰よりも印象に残る午(来年の干支)を描く」。

何十人もいる学生さんの中で、印象に残るものを

描くには、いろんな工夫が必要


まず、学生さんが描いた午の絵を

教室前方のスクリーンに映して、みんなで順番に

見ていきました。

すべてを見終わった後、印象に残った午の絵を

思い出してみます…。

 

デザイン美術の学生さんなので、みなさん

とっても上手なのですが「どれが印象的だった?」と

聞かれると、なかなか思い出せない><!

「印象に残るものを描く」って難しいんですね。

 

 

 

記憶に残るもので、尚且つ情報を伝えるということ。

今回の課題の場合は、午であるという情報を伝え、

尚且つ印象に残るもの。

これを意識してみると、違った作品が生まれるかも!?


この日、先生にお話頂いたことや、

今回のデザイン美術学科特別講義で聞いたお話を

頭の中に残して、考えて、それぞれの作品作りに

活かしていって欲しいと思いました。 

 

ようこそ、たみまる!


いつもとは様子が違うメディア・芸術学科の映像系。

普段の授業では

10月11日にお伝えした「卒業制作(映像)」の

映画「なりきり」の撮影真最中。

 

 

 

こっそり写真におさめてきたのですが、

この時期の外ロケは大変そう><!


しかし12月10日の授業は…

お年寄りに無料で貸出するDVD、

「いきいき100歳体操」撮影のため、

本部棟会議室にスタンバイ! 

伊丹市から依頼があり、本学で

撮影をする事になりました。

 

そして、そこにはなんと!!!

伊丹市のゆるキャラ「たみまる」の姿も!

「きゃー!可愛いー!!」と、学生に混じって、

私も大はしゃぎしてしまいました!笑

 

   

 

昆陽池に住むたみまるはマガモの雄です。

本来は渡り鳥なのですが、初めて伊丹を訪れて以来、

住み着いてしまったそうですよ♪

毎年、今ぐらいの時期(12月〜2月頃)には、

たみまるの仲間に会えるチャンス!ぜひ昆陽池へ!!


撮影は…細かく区切って、おこなわれていました。 

お年寄りを対象にした体操ですが、

なかなかハードでしたよ!


授業での撮影とは違い、今回は、

市役所の方々(クライアント)との共同作業。

学生達は貴重な経験が出来たのでは??


働き始めると、これが当たり前になるのですが、

学生の間に、この経験ができたという事は、

きっと強みになりますよ!


市役所のみなさんや、たみまるには、

またぜひ芸短に来ていただきたいですね♪

 

 

 

伊丹市は、イベント盛りだくさんの活発な街。

ぜひみなさんも足を運んでみて下さい♪

一瞬を切り取る…


今日12月17日は、飛行機の日なのだそうです。

伊丹学舍の近くには伊丹空港がありますから、

飛行機を見る機会も多いんですよ☆

 

 

この写真の中の飛行機…みつけられますか?


ちなみに、1903年にライト兄弟が

人類初の動力飛行に成功した事から、

飛行機の日と定められたようです。


さて。ここからは、デザイン美術学科の

特別講義の様子をお届けしますよ。

12月6日。

特別講義第6回は、フォトグラファーとして

活躍されている、畑口和功先生の授業が開講。 

 

 

 

先生の作品を見せて頂きながらレクチャーを受けました。

写真撮影において、大事な事は、

「光を見る目を養う事!」

先生は、手をかざして、光を見るのだそうです。


そしてフォトグラファーとして活動する上で大事なのは、

映画や絵画等、予め情報をたくさん知っていること。

「あの映画の様な雰囲気で撮って下さい」という様な

要望を言われる事が多く、

それを受け入れやすいのだそうです。

写真の技術だけでは無く、幅広い芸術を

勉強する必要があるんですね!

 

 

 

たくさんの人に会えるのが楽しくなる。

「人との会話が出来て、自分の思いを伝えられる

この仕事が出来る事が嬉しい」という畑口先生は、

1つの言語が話せれば、どこに行っても怖くない

だから、どんどん海外へ行ってみよう!と

学生にお話して下さいました。


「まずは、やってみる!やった事に結果がつく!!」

行動していかないと結果は付いて来ない。

当たり前のことですが、失敗を恐れて、

何もしない事が一番ダメだという事ですね。

 

フォトグラファーとしての心構えだけでなく

人生における心構えも教わった講義でした。 

 

経験と想像の融合

 

2013年も、終わりに近付いて来ました。

年末年始は、イベントがたくさんありますが、

学生さんたちは、羽目を外しすぎないように!! 

 

そんな今日のブログは、デザイン美術学科の

特別講義の様子をお届け!!

11月の始めから、毎週金曜日の2限目。

週変わりで芸大の先生や外部から先生を招き

特別講義を行っています。

 

 

 

11月29日。

特別講義第5回は、大阪芸術大学より

グラフィックデザイナーとして活躍されている、

杉崎真之助先生の授業が開講。 

 

 

 

先生の自己紹介とお話の後、紙飛行機を制作しました。

想像だけで、遠くまで飛んで行く紙飛行機を作ります。

松井先生も参加していて、とても楽しそうでした。


経験と想像を組み合わせて、

学生さんたちも、それぞれ色々なカタチの

紙飛行を作っていました! 

 

完成したものを実際に教室内で飛ばしてみましたよ♪

これは「飛ばす」という“経験”の共有。

どれが誰の飛行機か分からなくなってしまいましたが、

教室の後ろの方まで飛んでいる学生さんもいましたね♪

 

 

 

分かりにくいかもしれませんが、上の写真は、

紙飛行機を飛ばしている時の写真。

もう落ちてしまっている紙飛行機もありあますが…(笑)

 

スタンダードな紙飛行機から、「それって飛ぶの!?」

という変形飛行機まで、いろんなものがありました。

それも小さい頃からの経験で作っているという事に

改めて気付けたのでは無いでしょうか? 

 

最後には先生が手掛けられた作品もスライドショーで

紹介していただき、学生達にとっても私にとっても、

発見の多い講義になりました!

 

※11月1日、8日、15日、22日の講義の様子は、

11月の25日〜28日のブログで更新しています。 


語りは心の絵画…


12月2日、月曜日。

小野寺先生の「演技表現演習」授業時間に

大阪芸術大学より平野啓子先生をお招きして

特別講義が行われました!!

「語りは心の絵画〜語り言葉の奥深さと広がり〜」

 

 

 

まずは、発声練習。

発生の根本となる、声の出し方を図で解説して頂き、

とても分かりやすかったです!

学生も積極的に参加し、とても楽しそうでしたよ♪


私個人的には、平野先生による実演が見れて

とても嬉しかったです☆

「遠くにいる人にも、近くにいる人にも、

全員に語りかける。」と、先生はおっしゃっていました。

簡単にできる事では無いと思いますが…

これを頭に置いておくだけでも、読む時の気持ちが

変わるだろうなぁ…と思いました♪

 

  

 

後半は、小野寺先生も一緒に、

朗読、語り、芝居のそれぞれの視点から、

言葉への気遣い等のお話をして頂きました。


同じ文章でも、前後の言葉で表現の方法が

変わってきますから、うまくそれを理解して、

しっかりと相手に伝わる様に。

文章の意図を理解して、ドラマであれば、

役になりきるという事も大事なのだそうです。


この他にも、演技を学ぶ学生さんにとって、

為になるお話がたくさん聞けたと思います。


講義終了後も…

学生さんが、平野先生に質問に来ていました。

語りをする時のセリフの覚え方についてですが…

とっても丁寧に、ご指導いただきました♪

 


お忙しい中ご来校頂き、ありがとうございました!

「また先生の授業を受けたい」という学生の声も

多く聞きましたので、よろしくお願いいたします♪

 

最後に、平野先生と小野寺先生でパシャリ☆

 

 


笑顔溢れる素敵な講義でした☆
ありがとうございました!! 
 

暦の上ではDecember☆

 

昨日、今年の「新語・流行語大賞」が発表されました。

大賞には、なんと4つの言葉が選ばれました。

「今でしょ!」、「じぇじぇじぇ」

「倍返し」、「お・も・て・な・し」 

確かに、良く聞いた言葉ですよね。

日常的に使いやすいものが多い気がします!

私も、よく使っていました!笑


そんな今日のブログは…

メディア・芸術学科「ジャーナリズム論」。

 

 

 

この日の授業は「ニュースウォッチ」という事で、

新聞記事に対する意見や感想を発表するものでした。

もちろん、自分で好きな記事を選ぶのですが、

同じ記事を選ぶ人は、ほとんどいません。 

 

上の写真の学生さんは、地元「神戸新聞」より、

神戸ポートタワーの50周年についての記事を発表中。

スカイツリーより、通天閣より、ポートタワーが好き!

という彼女は、地元愛に溢れていました♪


そして、利用者が3億人を突破したLINEについての

記事を持って来ている学生さんも!

LINEによって、今、中高生を中心に、人間関係悪化や

いじめ問題に発展しつつある様です。

 

  

 

これは、もはや社会問題。

私が、少し前に読んだコラムでは、会社での

積極利用を促していたのですが…。

これも、捉え方いろいろという事でしょうか。


使い方によっては便利なツール。

だけど、使い方を間違えると…

それだけで人を傷つけてしまいます。


通話もメッセージも出来る、便利な「LINE」。

それでいて危険な面も持ち合わせている事を

忘れない様にしましょうね。

 

 

 

学生さんは、みんなそれぞれに感じ方が違って、

「そんな捉え方もあるんだ!」と、

気付かされる事が、私自身もたくさんありました。


たくさんのニュースが行き交う昨今、

ただ情報を得るだけでは無く、

自分の考えを持っている人は素敵だなぁ…

と思ったブログ担当なのでした♪

 

師走の始まり。


いよいよ12月が始まりました!

今年も残す所あと1ヶ月!


今から、2014年に向けての「目標」を

立てて行こうかと考え中です♪

ブログに関する目標は、もう決まっていますが…

それは、新年1回目のブログで♪笑


さて、今日のブログは…また行ってきちゃいました☆

メディア・芸術学科「卒業制作(放送)」の授業です。

(前回の記事はコチラから)

 

 

 

11月27日水曜日。(この日は月曜日の授業でした)

スタジオ撮影と聞いて行ってきたのですが、

前回とは、また違った様子! 


お部屋の様なスタジオセットで、

2人の学生さんがお話しています。

カメラ目線について、先生から指導される場面も…。

「視聴者に語りかけるように」と言われていましたが、

難しいですよね><!


そんな中、私が気になったのは、

セットの壁に貼られていた「めにゅ〜ん!」の貼り紙。

 

 

学生さんの手書きで、作られていて、

今回の内容がひと目で分かるようになっています。

細かい所まで、こだわってるんだなぁ…と感心!


そして、裏方で支える学生さんたち。

前回のブログではサブのスタッフさんを載せましたが、

今回はスタジオにいる、カメラマンと

フロアディレクター!

 

 

 

カメラマンの人数が足りないらしく…、

4台のカメラに対して、カメラマンは2人!?

行ったり来たりで、本当に大変そうでした。


でも、これも良い勉強♪

自分自身に身に付く事ですから、

とても頑張っていました!

 

また番組収録があれば、お邪魔したいと思います☆

 

夢幻に広がる錯視効果。


昨日は、インフルエンザ予防接種について、

ブログに書きましたが…今日はノロウイルス!

冬はノロウイルス食中毒が発生しやすい時期です。

1年を通して、最も多いんですよ!!


そんなノロウイルスの予防法は、

しっかりと手を洗うこと!

インフルエンザも同様ですが、病気の予防には、

手を洗うことが重要なんですね♪


さて今日も、昨日の予告通り、デザイン美術学科、

特別講義の様子をお伝えします。

 

 

11月15日。

特別講義第3回は、大阪芸術大学より

グラフィックデザイナー高橋善丸先生の授業が開講。

高橋先生は、今年5月のサンノゼ大学との交流の際にも、

本学の伊丹学舎で、講義をして下さいました。


私が興味深いと思ったのは、

「人は情報の80%を視覚から得ている」という事。

しかし、目に見える見えてる物が全て正しいとは

限らないんですよね。

これを「錯視(さくし)」と言うそうです。

 

最近では、レディー・ガガさんのアルバムに

日本人大学教授の考えた「錯視効果」の作品が

使用され、話題になりました。 


この日の授業で学んだのは、同じ錯視効果でも、

経験を元にした錯視効果です。こちらをご覧下さい。 

 

 

 

これは授業中に先生がスクリーンに写したもの。

…いかがでしょうか?

よーく見るとめちゃくちゃな文章ですが

スラスラ読み進められると思いませんか?

不思議な物で、自分のこれまでの経験から、

自分の知っている単語であれば、

こうして読む事ができるのだそうです。これも錯視! 

 

その錯視を利用して、広告を作ると、

ユーザー(見る側の人)自身が

頭の中で組み立てる事ができます。

広告制作で大事なのは、「どう伝えるか」では無く

「どう伝わるか」。

受け取る側の事を考えた、広告作りを

しなければならないんですね!

 

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明日は土曜日の授業です!

間違えないように来て下さいね♪

ブログは、11月22日の三木先生の特講の様子を

お伝えしますよー♪

 

田中真弓先生特別講義

今日は大阪学舎で、保育学科に向けての特別講義が行われました。



講師はあのワンピースでルフィの声優をされている田中真弓先生です。

普段はメディア・芸術学科声優コースの客員講師として声優を専門とした講義をされているのですが、今回は保育学科の学生に講義をしていただきました。

田中真弓先生は、アニメ声優としてすごく有名ですが、幼児に向けた教材を多く出されており、幼児教育の分野でのお仕事も数々とこなされていることは意外と知られていない一面ではないでしょうか。



学生達はなんで声優さん?でもルフィに会える!という複雑な面持ちで教室の最前列を陣取っていましたが、一度講義が始まるとその“声の力”がいかに子どもの心を捉えるのか、その説得力に学生達も心を捉えられていたようです。




手遊び、エプロンシアター、紙芝居、歌・・・etcスキルの高さに声優さんであることを忘れてしまいそう・・・。

でも変幻自在に操られる声のマジックには、さすがプロ!と思わされます。




“声のプロ”から学ぶ幼児教育は学生さんたちにとって新鮮で、得るものが多かったのではないでしょうか。

田中真弓先生、ありがとうございました!