叩くと鳴りますが…

 

今週は、また天気が崩れていきそうですが、

週末には芸短祭とキッズワールドが開催されます。

それまでにはお天気が回復してくれることを願いましょう。

 

さて今日のブログは…先日、芸術ホール棟でおこなわれた、

ポピュラー音楽コースの特別授業♪

この日は、大阪芸術大学から楽器をお借りして、

パーカッションの勉強をしました!!

 

 

※パーカッションとは…ドラム、ティンパニー、ビブラホン、

マリンバ、シロホン、コンガなど、リズムセクションを受け持つ、

打楽器類の総称です。この日は、ボンゴやビブラスラップがありました。 

 

一見、誰でも音が出せて、簡単そうに見えますが…

そう上手くはいかないようです。

そんな奥深いパーカッションの世界を少し覗いてきました♪

 

まずは、浅川ジュン先生がそれぞれの楽器を紹介!

私も、知らない楽器ばかりで、

とても勉強になりました(`・ω・)b

もちろん学生さんも、楽器演奏を体験していましたよ!!

 


 

 

浅川先生が「この楽器はこんな音だよー」と演奏し始めると、

江森先生がキーボードやドラムで即興セッション!

見ていて、とても楽しかったです♪

 

何度も繰り広げられているセッションを聞くと…

楽器自体は見たことが無いものでも、

「この音、聴いたことあるなあ」と曲を思い出したり…。

普段、何気なく聴いている音楽でも、

意外と頭に残っているんだなぁと実感しました!   

 

続いて、浅川先生が持って来た楽曲を聴きながら、

どんな楽器で演奏されているのかを検証。

皆さんが聴いている音楽の中にも、

パーカッションの音がたくさん入っています。

そのパーカッションの音を注意して聴いてみると、

音楽の新たな一面、魅力が見えてくるかもしれませんね♪ 

 

そしてこの日は…学生さんたちも、ペットボトルに

お米を入れたオリジナルシェイカーを持参し、

授業の最後に大セッション♪とても楽しそうでした♪ 

 

  

習得すると音楽の幅が広がっていくパーカッション。

この講義をキッカケに、新たな可能性を見出せたかな?

卒業コンサートが、ますます楽しみですね♪

 

文化財をレスキュー!

 

先週の木曜日。

私は、デザイン美術棟・陶芸実習室で行われた、

被災文化財修復ワークショップに参加してきました♪

いつもは授業を見学し、記事にしている私ですが、

今回は、私も学生と一緒に体験してきましたよ!

 

※被災文化財とは…

地震による津波や土砂災害などで、土に埋もれてしまい、

汚れてしまった芸術品などのこと!

災害が起きたとき、まず優先されるのは、

人の命ですから、文化財が救出されるのは、

約2週間から3週間ほど後なのだそうです。

ということは…、水に濡れ、十分に乾燥されていない

作品たちは放っておくとカビだらけになることも…。

 


 

 

そんな作品のレスキューをするのが、

今回、講師としていらっしゃった谷村さんを中心とする

ボランティア団体の皆さん。

 

この日は、実際に、泥を払う作業をお手伝いしました。

まず文化財を水に浸します。

水に浸すと文字が消えてしまうのでは…?と

驚いていたのですが…

墨は、水にぬれても消えないのだそうです!

それは知らなかった…( *-*)!

 


 

 

こちらは本を1頁1頁、水の中でめくっていく作業。

竹ヘラを使って、破れない様に、慎重に…!

頁をめくる時には、角度をつけるとめくりやすかったです♪

この作業、やり始めるととても楽しいですが、貴重な物を

後世に残す重要な作業なんですよね! 

 

 

本になっていたり、和紙を折り畳んで綴じられていたり、

いろんなパターンの書物があります。

こちらは、献立のようなものが書いてありました!

内容が分かると、より一層楽しくなってきます。

 

ばらばらになっている本は不織布で1枚1枚引き上げます。

こちらの学生さんは、うまく出来ていますが…

 


 

私は失敗して、何度もやり直しました(・・;)

 

最初は、綺麗な水の中で作業していたはずなのに、

気がつけば、水は黄色くなり、筆で払っていった泥で、

汚れていました!!!

水を入れ替えながら作業を進め乾燥棚で乾燥!!

一度やり始めると止まらなくなる、この作業。

ぜひ皆さんにも参加して頂きたいです♪

 

今週も来週も、陶芸実習室で体験できるので

10:00~16:00陶芸実習室へGO!!

デザイン美術学科の学生さんは、もちろんのこと、

メディア・芸術学科の学生さんも、ぜひ行ってみて下さいね♪

夏休み特別講義—後編—

 

昨日は「中秋の名月」でした!

毎年、9月中旬から10月までの間に来るのが

普通なのだそうですが、今年は少し特別で早い様です。

…みなさんは、お月見しましたか?

 

さて、今日のブログも昨日の予告通り、

「舞台芸術特講Ⅰ」の様子をお伝えします! 

最後に発表された「ロミオとジュリエット」は、

3作品の中で、最も出演者の多いお芝居です。

 

言わずと知れたシェイクスピアの悲劇の名作。

許されない禁断の愛に、悲しすぎる結末…。

西洋のお芝居ということで、衣装も豪華絢爛。

なかなか着る機会の無い洋服なので、あちらこちらで

記念撮影をしている学生さんを見かけました♪

 

私個人的に「あの神聖な月にかけて誓いましょう」

と言うロミオに対し、

「月に誓わないで不実な月になんか…」

というジュリエットの台詞が好きで…、  

昨日、月を見た人が多いだろうと思い、

今日「ロミオとジュリエット」の事を絶対書こう!と

このお芝居を見ながら、勝手に決意していました。笑

動きにくいドレスでの演技、言葉遣いや台詞回しなど、

難しいところも多かったと思うのですが、この作品も

すごく素敵に仕上がっていました♪ 

 

この日の発表を見て、私自身が驚いたことは

1回生の変身ぶりでした。

フレッシュマンキャンプや授業などで、

学生さんと関わる機会は多くあります。

 

しかし、お芝居の中の学生さんは、

表情から動きまで全て入り込んでいて、

普段の面影も見えなかったです。

学生さんの新たな一面が見れました。

 

この1回生が、2回生になり、

お芝居に、どれだけ磨きをかけられるのか!

今後が、とても楽しみになりました♪

 


 

 

いろんなコースが入り交じった特別講義。

この講義を、それぞれの学生さん自身が

自分の学んでいる分野に、

活かしていって欲しいと思った1日でした!!

 

夏休み特別講義—前編—

 

今日のブログは先週おこなわれた、

「舞台芸術特講Ⅰ」の様子をお伝えしたいと思います♪

夏休み期間中の一週間、毎日授業を受ける集中講義です!

一週間に3つの作品を仕上げ、最終日に発表します。 

 

主に1回生が選択している、この授業。

人数が多く、舞台芸術コース以外の学生さんも

受講できるため、90人程の学生さんがいます。

とくに声優コースの学生さんがたくさん受講していました。 

そのため「とりかえばや異聞」は、

出演者を変えて、2回発表されていました。

 



 

まずは「とりかえばや異聞」から。

着物にお扇子、しなやかな動きは、まさに日本の美しさ♪

病の床に就いても武士の心を忘れない。

国を守れず悔しい思いのまま亡くなってしまった兄。

その思いを引き継いで生きていく事を決意した妹。


 

兄の身代わりとなる事を誓った「戦う武士の姿」が

そこにはありました。

 

次は「ガラスの仮面」。

お芝居が大好きな千の仮面を持つ少女のお話。

「お芝居が大好き」という点では、

学生さんにも通じるものがあるんじゃないかな?

と考えながら見ていました。 


 

漫画が原作のお話ですが、アニメやドラマ、ミュージカル等

色んなカタチで世に出ている作品です。

今の学生さんは知らないと思いますが…、

ドラマは、続編も制作されるほどの人気作品だったんですよ?


 

 

この講義は、冒頭で書いた通り、

舞台芸術コース以外の学生も受講可能です。

立ち廻りなど初めての事も多かったんじゃないかな?と

思うのですが、どのお芝居もよく仕上がっていました!

 

あとは最後に「ロミオとジュリエット」が

発表されていたのですが、この作品については、

明日お伝えしますね♪

 

光の中を散歩

 

今日は、宝塚の花火があるそうです!

中山寺駅近くのヘアサロンでは、美容師さんが

朝から浴衣を着て開店準備をしていましたよ♪

とても華やかでしたが…生憎の雨になりそうですね。

どうにか花火が中止にならないことを祈りましょう><! 

 

さて今日のブログは、メディア芸術学科の舞台制作コース

「舞台照明」の前期最後の授業♪ 

この日は、学生さんが頭の中に思い描いたイメージを

芸術ホールのステージ上で表現するというものでした!

 


 

 

先生のアドバイスも受けながら、

ひとつひとつの照明を仕込んでいきます。

ちなみに、今回、2回生の岸本さんが

考え出したテーマは「北極の夜」!

 

北極と言えば「氷」。 

ステージは、それをイメージしたセットが!

氷山への光の当て方など、細かいところも、

イメージに合う様に調節していきます。

 


 

 

星、オーロラなど、北極を散歩しているよう…♪

照明で、こんなにもイメージが作り出せるんだなぁと

思いました。

 

テレビドラマでも、窓の外の照明を変えて、

スタジオを朝にしたり、夜にしたり、、、

光が変わると、印象がずいぶん変わります。 

そして、思い通りの照明が出来上がったら、

全員で記念撮影!!

 



 

右側は楽しそうなオフショット(笑)


そういえば…この授業中、

私、人生で初のスポットライトを浴びました!笑

これをどうやって伝えようか考えた結果、自分の陰を撮影…

スポットライトを浴びるというより、

背に受けている感じになってしまいましたが。。。

わいわいと楽しい「舞台照明」の授業なのでした♪

 

「キラキラ」No13

 

8月1日。「キラキラ」が発行されました♪

7月下旬、メディア・芸術棟の2階、

パソコン室に行ってみると…

ずらりとパソコンに向かって並び、

懸命に作業をする学生さんたちを発見!


 

 

メディア・芸術学科の「出版制作演習」の授業です♪

主に出版コースの学生が履修しているこの授業では、

「キラキラ」という伊丹市情報紙を制作。

実際に伊丹市で配布しています。

記事作りからレイアウトまで、全てを

学生がおこない制作する本格的な情報紙です。

印刷した紙とパソコン画面…横に並べて、にらめっこ。

一面を決める大事な役割です。


  

 

そして、こちらでは担当の小原先生による

赤入れが行われています。

全体的にまとまった情報紙にするため、

色合いや、紙面の雰囲気等もチェック!

 

ちょっとした変化をつけるだけで、

紙面の雰囲気は、随分変わるもの。

色合いひとつにも拘りながら制作しています。

 

そして、その「キラキラ」が届きました!

今回は見開きで、伊丹市の医療について掲載♪

子ども救急センターについてなど、

初めて知る事実がたくさん載っていました!

これは、ぜひ読んで頂きたいです♪

  

 

 

 

そんな伊丹情報紙

「キラキラ」13号は、

伊丹市内の公共施設や

大阪芸短(伊丹学舎)で配布。

是非手に取ってみて下さいね♪

 
 
 
 
 
 
 
 

映像編集の極意?

 

今日は、前期授業最終日!!土曜日の授業です。

明日からは定期試験が始まりますね

ちなみにこちらのブログでは、夏休みに入っても、

前期の授業風景をお伝えしますよ♪

 

さて今日のブログは…

「おもしろい事をするよー」とお声掛け頂きお邪魔してきた

メディア・芸術学科映像系の「映画基礎制作演習」の授業♪

授業時間内で撮影した素材を使って編集の作業をしていました。

今回は学生さんに混じって、金先生もパソコン作業を…!?

 

 

実は、この日の授業は…

「グループに分かれ、同じ素材からショートムービーを作る」

というものでした!

 

「パソコンがあれば何台でもデータ入れますよ!笑」

という事で、パソコン1台1台に同じデータを入れたのは、

副手の菅さんなのだそうです。

先生も「菅さんがいないと授業が成り立たないよ」と

冗談まじりにおっしゃっていました!笑   

 

学生さんは4グループに分かれ、映像や音声の編集中。

ああでも無い、こうでも無い、と…

話を展開させながら、編集をしていました。

 

 

どの映像を使うのか、どの音楽を使うのか、

それぞれ自由に編集作業を進めています。

 

そして最後に、作品を順番に鑑賞。

同じ映像素材から編集しているはずなのに、

完成品は、グループごとに全然違って面白かったです!

 

これもまた副手さん曰く、

「お喋り好きな金先生が無言で2時間作業をしてました」

という先生の作品は「さすが!」と言う感じでしょうか。

ストーリーがとても分かりやすくて見やすかったです。

 


 

 

限られた時間の中でも、ポイントを押さえれば、

素敵なムービーが作れるんだ!と感じた、

「映画基礎制作演習」の授業でした♪

 

ポピュラーコラボレーション!?

 

今週のオープンキャンパスに向けて、

練習を進めるポピュラー音楽コースを

見に行ってきました♪

 

なんと今回は、特別ステージ!

ポピュラーダンスコースとの共演が実現!

リハーサルという事で、

芸術ホール棟演習室を使用しての練習。

 


   

 

芸術ホールで発表する事はあっても、

共同でステージに立つというのは初めて!

慣れない事だと思いますが、

これも良い経験ですね♪

   

このダンスの振付は、IPPEI先生が担当。 

ステージ上の広さを確認するため、

白い荷造り紐が床に貼付けられていました。

 


 

 

ポピュラーダンスの学生は、

先日、芸術ホールで、

発表会をおこなったばかりですが、

後ろに楽器隊がいると、

ステージの感覚が変わってきますからね。

 

珠洲先生のタブレット端末で撮影し、

踊り終わったらすぐさま踊りをチェック。

学生たち自ら振付を確認します。

 


 

 

一方、演奏をする学生も、

普段は前にボーカルが居ますが、

今回は動き回るダンスの学生さんたち…。

安定した演奏で、支えなければなりません。

 

楽しく演奏する学生と楽しく踊る学生。

どちらも必見ですよ♪

今週末のオープンキャンパスで、

披露されますので、ぜひお立ち寄り下さい!

参加申し込みは不要です♪
 

ふるさとを伝える…

 

先日、メディア・芸術学科1回生

「出版基礎制作演習」の授業に

お邪魔してきました♪

 

オープンキャンパスで展示されている、

こちらのふるさと新聞。

 

 

実は、メディア・芸術学科の1回生の

初めての作品になります。

「地元紹介」というテーマで、

それぞれの学生さんが制作。

 

フォトッショップで写真を編集し、

イラストレーターで挿絵を描いて、

インデザインで新聞の段組みをして

仕上げていく。

 

文字サイズや、タイトル、写真の位置など、

細かい部分に拘りながら、

より見やすい様にしていきます。

 


 

 

私たちが普段から目にしている新聞もそうなのですが、

新聞記事は、題字とリード文から

ニュースの概要が分かる様になっています。

そんな指導も受けながらの実践授業。

 


 

 

いろんな地域から来ている学生さんたちの

ふるさと紹介!!

旅行雑誌には載っていない様な情報が

得られるかもしれませんね♪

 

次回のオープンキャンパスは、

今月20日の日曜日です。

三連休の真ん中!!

 

学生たちのふるさと新聞も見られます!

ぜひ見学に来てみて下さいね♪

 

ぬくもりを感じる

 

昨日、学内を歩いていると

デザイン棟の外で作業をしている学生さんを発見!!

何をしているのか訪ねてみると…

木を整えています!と教えてくれました!

 


 

 

手のひらサイズに収まる作品を、

丁寧に丁寧に、サンドペーパーで磨いています。

教室に入ってみると、学生さんは、

それぞれ色んなカタチを作っていました!!

個性が出ていて、面白かったですよ♪

 

完成している学生さんの課題を見せてもらうと

とても綺麗で、ツルツルしていていました!

始めは、この写真の様に、大まかなカタチを決めて、

ナイフで削っていきます。

 


 

 

次にサンドペーパーで表面を整え、  

最終的に粘土で磨く!

すると、ツルツルとした滑らかな感触になるのだとか。

サンドペーパーも、砂がついた紙ですが、

より細かい粘土で磨き上げる事が

ツルツルになる秘訣なのだそうです♪

 

 

この課題の目的は、「木」という「素材」を知ること!

実際、私も学生さんの作品に触れて、

暖かさを感じました。

 

「木」は、プラスチックや紙とは違う、

暖かさや温もりが感じられますよね♪

最近では、小さい子のおもちゃも、

木で作られているものが人気なのだとか…!!


木の温もり優しさ。

普段は、そんなに気にしない事かもしれませんが、

この課題を通し、改めて、

そんな事が感じられたら良いですね♪