お点前、始めます!!

先週のブログで予告したように…

今日はあの日本文化にリベンジ!!

先週に続き「茶道Ⅱ」の授業に追加取材に行ってきました!!

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芸短の授業で学ぶことができるのは、

「表千家」と呼ばれる流派。

「裏千家」「武者小路千家」と並び『三千家』と総され、

茶道の流派の中でもポピュラーな流派の1つです!!

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帛紗(ふくさ)・建水(けんすい)・棗(なつめ)…

初めて耳にする数々の道具、それらを持つのは左右どちらの手か?

また、手に取った道具を置く位置までしっかり決まっていて、

うーん…やっぱり2回見学に来ただけじゃ覚えきれない。。。

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それでも中には、

「『茶道Ⅰ』から履修してるからもうばっちり!!」

と、自信満々で主菓子(おもがし、他に干菓子もあります)を味わう学生も。

よし、じゃあ早速質問してやる!!

 

茶道といえば、お茶を味わう前に行うあの所作…

「なぜ茶碗を回してから飲むの?」

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「出された側が茶碗の正面で一番きれいな模様があるところだから、

そこに口をつけないようにするため!!」

…即答でした。(ドヤ顔付きで)

なるほど、さすが全15回の授業知識は伊達じゃない。。。

 

 

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海洋堂×キャラクター原論

今日は、ボジョレーヌーボー解禁日!
各店舗で大々的に宣伝されていますが…
まだお酒を飲めない学生さんたちは、あまり興味が無いかな?笑

 

そんな本日のブログは…

先週行われた「キャラクター原論」特別講義の様子をお伝えします♪

今回、特別講師としてきて下さったのは、

フィギュアの造形企画製作、販売をおこなっている海洋堂の

代表取締役社長で、大阪芸大教授でもある宮脇修一先生です。

 

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海洋堂は、プラモデル屋さんから始まり、

模型や、ガレージキットの製作をおこなっています。

 

1999年頃に販売が開始されたチョコエッグでは、
そのクオリティで、食玩ブームの火付け役に!
実は…私も当時チョコエッグを買ってもらって、
ずっと眺めていた記憶があります…(笑)

 

海洋堂の話が終わると、宮脇先生が実行委員長を務める、

ワンダーフェスティバルについてのお話へ!

 

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ワンダーフェスティバルとは…
プロ・アマチュアを問わず、自分たちが腕によりをかけて製作した
キットを持ち寄って、展示・販売するイベントです。

 

版権の都合により、普段は販売できない既存のキャラクターフィギュアが、
このイベントの日だけは販売が許可されるという事もあるそうです!
実際、本学の学生が制作した既存のキャラクターフィギュアも、
販売してたことがあったはず…!
だからこそ、5万人もの来場者が訪れる大規模なイベントになっているんですね♪

 

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大阪芸術大学短期大学部として参加しているブースには、

いつも、学生さんの作品がたくさん並んでいて、

オリジナルの物も多数。「どんなものが売れるの?」と、

考えるところから授業の一環になっています。

 

今回の宮脇先生の特別講義では…

キャラクターの話を中心に、海洋堂やワンダーフェスティバルの紹介、

フィギュア制作過程の説明や、発注指示書に関する話など、

現役の社長ならではのお話が盛りだくさんでした!

 

描く人によって絵のタッチが変わる様に、

作り手によって、フィギュアも変わる。

 

2次元のアニメと違って、

360度どこからでも見ることが出来るフィギュアの制作には、

随所に作り手の拘りが詰まっているんだなと改めて思いました。

アニメの1シーンを再現した様なビネットフィギュアでは、
煙や水しぶきなども、立体で表現されていてますよね?
同じシーンであっても作る人によって違う表現方法があって、そのどれもが正解で。
フィギュアの世界は、本当に奥深いなぁと感じた特別講義でした。

 

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自由な発想で“ART”な書道!

 

だんだんと寒くなってきて、

暖かいものが恋しくなってきました。

今日11月7日は「鍋の日」なのだそうです!

※ いい(11)なべ(7)の語呂合わせから。

これからの時期は鍋料理が食べたくなりますよね〜♪

 

さて、そんな本日のブログは…

11月2日(水)におこなわれた「専攻実習1」の

特別授業の様子をお伝えします!!

 

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昨年も来て下さった書道家の木積凛穂(こずみりんすい)先生が

今年も来て下さいました♪

凛穂先生からお話を聞いたあと書道開始!

 

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小学校や中学校の時とは違い、

自由に文字を書き、作品を仕上げていきます。

この日は「天祥」と言われる半紙と通常の半紙を使用。

この違い、分かりますか?

 

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墨の滲みがでやすい「天祥」は、

「綺麗に滲む半紙」と言われています。

 

水と墨の割合や筆使いによっても文字の雰囲気は変わりますが、

使用する半紙によっても、風合いが変わってくるんですね。

これが書道の味であり、楽しさではないでしょうか?

 

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一文字で、勝負する学生さんもいれば、

半紙を横において作品を書く学生さんもいて、

見ていてすごく楽しかったです♪

 

ちなみに…

文字だけではなく墨絵を描いている学生も…!?

 

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と思ったら…

これはただの落書きなのだそうです(笑)

鳥獣戯画のようなウサギとカエル。

何も見ずにサラサラと描いていたのが印象的でした!

 

この他にも、「天下一品」「一蘭」「一風堂」と、

ラーメンシリーズを書いている学生さんや、

変形させた文字だったり、ドラマのタイトルロゴを真似てみたり、

今まで思っていた書道とは違う斬新なアート作品!

私も挑戦してみたくなりました♪

 

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漫画家的発想トレーニング

 

昨日は文化の日でお休みでした♪
元々は明治天皇の誕生日としての祝日でしたが、
その後、日本国憲法が分布された日でもあり、
日本国憲法が平和と文化を重視している事から、
「文化の日」として国民の祝日に定められました。

 

ちなみに昨日は、まんがの日でもあります。
「漫画を文化として認知してもらいたい」という事から
文化の日を漫画の記念日としたそうです。

 

そんな本日のブログは…
11月2日(水)におこなわれた、里中満智子先生の
特別授業の様子をお伝えします!

 

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大阪芸術大学キャラクター造形学科・学科長の
里中満智子先生は、漫画「天上の虹」の作者であり、
年に一回、本学にも指導に来て下さっています。

 

今回は「漫画家的発想トレーニング」として
物語に続くシナリオを制作しました。
昨年までは、イラストやキャラクターの創造がメインでしたが、
今年はシナリオ!!!

 

受講した学生40人が考えるストーリーは、
さまざまな結末を迎え、どれが本当でもおかしくない様な…。

 

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それぞれの発想によって、コメディにもラブロマンスにもなる物語。
一人一人のシナリオを聞いているだけで、とても面白かったです♪

 

「登場人物の数だけ心があり、考え方がある」という先生の言葉が印象的で、
作者は、それぞれの登場人物の心を知って、
物語を展開させていく必要があるんだと認識!
また、誰の目線で物語を描いていくのかによっても、物語は変わってきます。

 

中には、漫画でシナリオを表現している学生もいましたが…
「これでは読者には伝わりにくい」と里中先生。
「ずるいようだけど、場面によってモノローグを使うと良い。
読者に確実に伝わることを優先させて描くこと」
そんなアドバイスもありました。

 

漫画を描く上で重要になる、登場人物の心、
そして、読者に伝える描き方や読者を惹き付ける魅力…。

 

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まずは今回の授業課題の様に、既存の物語の続きを考えてみることで、
「シナリオを作る力が鍛えられる」と里中先生はおっしゃっていました。
今回、参加した学生さんは、この授業で学んだことを活かして、
次の作品制作に取り組んでみて下さいね♪

 

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「中継リポート」始まりました!

それは先週金曜日の夕暮れ時、

校内ではビデオカメラをスタンバイする学生の様子がチラホラ…

「むむっ、これはブログ取材のチャンス!!」

急いで外に飛び出して「放送技術演習」の授業におじゃましてきました!

 

後期から始まったこの授業では、中継車を使った実習をしています!

この日は校内3か所にビデオカメラを置き、

それらを中継車で結び、中継リポートの演習をしていました。

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それぞれのカメラの様子はというと…

南門付近の1カメ。

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回廊から本部棟を狙う2カメ。

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そして実習棟から校内全景を撮る3カメ。

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カメラマンはインカムをつけてスタンバイ。

中継車からの指示を待ちます。

 

車内の画面にはそれぞれのカメラがとらえた映像が映り、

スイッチングやBGM等のタイミングを確認。

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FD(フロアディレクター)は原稿のカンペを持ち、

リポーターも箱馬の上にスタンバイOK!

いざ、ディレクターの指示で撮影スタート!

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「そんな小さい声じゃ指示聞こえないよー!!」

と、現場の声も飛び交い、

その後は配役を交代しながら行いました!!

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なんて本格的な実習…と思っていたら、

「次回はテレビスタジオと外をつなぐよ!」

もっとグレードアップするんですね!!

その際にはまたぜひカメラ片手におじゃましようと思います!!

 

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特別講義お疲れ様でした!

9月5~9日の5日間、

メディア・芸術学科ではさとうしょう先生による

「舞台芸術特別講義」が行われました。

 

『ロミオとジュリエット』

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『ガラスの仮面』

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『とりかえばや異聞』

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(こちらはダブルキャストで行いました)

 

この特別講義では4つのグループに分かれて演劇の練習を行い、

最終日に全てのグループが発表を行いました!!

劇の選択、配役はすべて立候補で決めたそうです!!

 

他のグループが客席から見ている緊張感の中でも、

ダンスや殺陣のシーンもあり、大迫力の舞台でした♪♪

たった5日間でここまで仕上がるものなのかと感心!!

 

 

最後に…

がんばったのは演技をしている学生だけじゃないんです。

使用した小道具も舞台芸術コース制作系の学生を中心に作ったものなんですよ!

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もちろん照明・音響も学生の手で行っていましたが、

よく見ると、「手伝いに来ましたー♪」と卒業生の姿まで!!

緊張感の中にもアットホームさが見られる特別講義でした☆☆

5日間本当にお疲れ様でした!!

劇の内容も卒業生の愛にも感動!!

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芸短生発フリーマガジン「TanTan」!

 

昨日は花火の日ということで、

大阪の夏の風物詩「PL花火芸術」が開催されました。

京セラドームの収容人数以上の人が集まっていたそうです。
その数なんと5万8000人!!
考えただけで目眩がしそうですが、間近で見る花火は格別という事ですね♪

 

大阪の淀川花火や、みなとこうべの海上花火など、

まだまだ各地で花火大会がおこなわれますが、

くれぐれも熱中症には気をつけて下さいね!!

コチラの記事も参考に…。

 

さて、そんな本日のブログは…

昨日発行されたばかりの学内誌「TanTan」を紹介!

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今年から制作されている「TanTan」は、B5サイズ全50ページ程の小冊子です。
企画から取材、レイアウトに至るまで全て学生がおこなっています。

 

特集「20歳を前に」では、学生が酒蔵を訪問。

伊丹にある小西酒造の方にインタビューし、

お酒と向き合い、日本酒の魅力を探っています。

 

続いて「芸短NOW」の特集では、7月21日に上演された、

「Wish Land」の舞台本番までに密着!!!

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稽古の様子から先生方のお話、チラシ制作秘話など盛りだくさん!

 

芸短コレクターズでは、芸短生が集める、

個性豊かなコレクションが登場!

 

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色々なバンドのリストバンドを集めているという学生さんの写真の中には、
ロックバンド フレデリックのものが…!
実は、メンバーの中に本学デザイン美術学科の卒業生がいるんですよ♪
…学生のみなさんは知っていたかな?

 

その他にも、この近辺の施設を特集した「近くに行きたい」や、

「芸短7不思議」など、学生たちの興味と関心を

たん、と詰め込んだ「TanTan」!

次回オープンキャンパスで配布予定ですので、

ぜひ、ゲットして下さいね♪

 

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第3回オープンキャンパス

8月21日(日)10:00〜15:00受付

※参加申込は不要です。murakami_on.jpg

ワイルドライフアート!

 

8月が始まりました!

本学は、今日から6日まで定期試験期間です!

通常とは違う時間割になっていますので、

学生さんは、しっかりと掲示板を確認して、

間違えない様に、試験を受けに来て下さいね!

 

※試験に関しては、学生便覧にも掲載されています。
『学生便覧2016』77~79ページです。

 

さて、そんな本日のブログは…

6月におこなわれた「動物芸術学」の特別授業の様子をお届け!

この日の授業には、野生動物画家の岡田宗徳さんが来て下さいました。

 

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岡田さんは、The Society of Animal Artists Associate Member

日本ワイルドライフアート協会会員で、

絵画教室の講師等をされている方です。

 

今回の授業でも、ワイルドライフアートについてお話頂きました♪

授業の冒頭は、岡田さん自身のお話。

岡田さんは元々イラストレーターとして活躍されていましたが、

友人の紹介でアメリカのワイルドライフアートに出会い

「絶滅危惧種を絵で広める」という活動を開始します。

 

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そもそもワイルドライフアートとはどんなものなのか!
広くは、野生生物を題材として創作している絵画。
当たり前のことですが、土や草花など、
その土地土地で違ってきますよね?
「土や草花も含めて絵の中に描いて行く」のが、
ワイルドライフアートなのだそうです!
…私も初めて知りました!

 

まるで写真のようなワイルドライフアート。

岡田さんは4回の下書きを経て作品を描き上げていくそうです!

より自然な絵に近付けるために、

それだけの手間がかかっているという事なんですね!

 

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授業の後半では…

学生さんたちもワイルドライフアートの制作に取り組み、

岡田さんに指導頂きました♪

 

私は見ているだけでしたが、

とても興味深い授業でした!!
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クラス対抗ドッジボール!

 

昨日は祝日「海の日」! この週末は3連休でした!

本学グループ校の大阪芸術大学では、

17日と18日の2日間でオープンキャンパスが開催され、

大阪芸術大学短期大学部もブースを出して参加してきました♪

 

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短大ブースに立ち寄って頂いたみなさん、

ありがとうございました♪

 

さて、そんな本日のブログは…

メディア・芸術学科「プレ・ゼミナール」の授業!

クラス対抗で行われたドッジボール大会の様子です!

 

※「プレ・ゼミナール」とは…
「充実した学生生活を送ろう」というテーマの元、
それぞれクラス担任の先生の方針に基づくカリキュラムで、
社会人としての心構えや、将来の進路について考える授業です。

 

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今回は特別編!ドッジボール大会です!

写真では、なかなか伝わりにくいですが、

バレーボールを使ってドッジボールをしています。

 

決勝戦しか見ることができなかったのですが、

なかなか本気モードの学生さんたち。

私も外野に飛んでくるボールを避けながら、

撮影に挑みました(笑)

 

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結果、優勝したのは塩見ゼミ!

優勝トロフィーは無いですが…

たまには、みんなで汗を流すのも良いですよね♪

 

本気で戦った学生さん達に拍手!

またイベントの時には取材に伺いたいと思います(^^)

 

ブレーメンの音楽隊

今日のブログは、6月23日に行われた教養課程「動物芸術論」特別講義の

様子をお伝えします!!

 

動物彫刻家のはしもとみおさんをお招きしました。

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学生さんはとても真剣に聞き入っていました。

 

使うのはくすのき。

チェーンソーとのみ5本だけで彫刻します。

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荒取りから面取り、彩色まで自分一人で仕上げるのだそう。

仕上げは細かいことがいいわけではなく粗くても、命の存在感、

思いをとどめることができる。木の色、木目や彫りを活かして無駄な着色はしない、

と。

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はしもとさんが毎日欠かさずしていることがあるそうです。

それは朝練。

朝、まず飼い犬の月くんをデッサン、彩色する、という”訓練”を30分で仕上げる。

これは書くスピードを上げる訓練になっているとのこと。

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動物は動くので早く描くことが大切。そのための訓練を18歳の時、大学受験の予備校の

先生から教わってから今もなお日々続けているとのこと。

どんな簡単なものでもいい。仕上げることが大切。

と、はしもとさんはおっしゃっていました。

 

「ブレーメンの音楽隊」の彩色を実演してくださいました。

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まずは「目」から。

生き物の印象は「目」で決まる。目の彩色を失敗すると彫りなおすほどだそう。

彩色しながら、いろいろなお話をしていただき、生き物に対する深い愛情を感じました。

 

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「木の中に動物がいる」

優しい笑顔でお話ししてくださいました。

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採色をはじめて30分ほどでここまで仕上げ、

ささっと素早く塗っているのに木目を生かしたきれいな毛並みに仕上がり

「ブレーメンの音楽隊」に色が入るたびに命が宿る気がしました。

 

ちなみにこの作品、お値段をおたずねしたところ、

この大きさで約7万円くらい。

 

大学に在学中は、人物が苦手だったはしもとさんは

自分の興味のあるものを作る!!と決めてから

どんどんいい作品になっていったそうです。

「好きなものを見つけて!」

そう学生にアドバイスをくださいました。

 

はしもとさんの目標は・・・

という学生からの質問に「世界のさるを作りたい!!」

 

学生のみなさんも目標に向かって何か好きなものを

見つけてくださいね!!

 

90分という短い時間ではありましたが、

貴重なお話しをありがとうございました。