アニメーション×7色の声

 

昨年に引き続き今年も…コラボレーションが実現!

10月31日と11月4日の2日間にわたって、

行われた、デザイン美術学科キャラクター造形コース

卒業制作アニメの声優オーディション!

 

2日間で合わせて約20人の学生が参加しました!

メディア・芸術学科声優コースはもちろんのこと、

舞台芸術コースやデザイン美術学科からも参加者が…!

昨年同様、ビデオやレコーダーなど3台を用意し、

オーディション風景を撮影!さらに録音!! 

 

審査するのは、キャラクター造形コース

アニメーション専攻の学生さん4人!

声を聞きながら、物語や配役のイメージを

膨らませていきます。

 

 

20人から応募があっても、選ばれるのはたった6人。

複数応募している学生さんもたくさんいるので、

選考するのも一苦労です。 

 

一方、オーディションを受けに来た学生さんは…

緊張の様子です。ギリギリまで細かいチェックを怠りません。

オーディションの中で、一番表現が難しそうだったのは

主人公のアイリス。機械人間、アンドロイドです。

声優コースの学生さんは、普段、

声だけで いかに感情を表すかを学んでいるため、

感覚を掴むのが難しそう…。これも良い経験ですね!

 

 

ハイレベルな戦いでした!!

ちなみに結果は、個別に連絡されるのだとか!

ドキドキしますね…!


審査をする学生さんも、

卒業制作展で最優秀賞を取りたい!」と意気込み、

みなさんのアニメーションを見るのが

ますます楽しみになりました! 

 

アニメーション制作も大変だと思いますが、

卒業制作展に向けて頑張って下さいね♪

 

 
(写真をぼかしています) 
 

声優募集掲示より抜粋した物語の概要

星間戦争で廃棄となったアンドロイドの主人公は、

戦争で家族を失った元軍施設の開発者である博士と、

平和に暮らしていた。そこに、過激派のボスが現れ、

開発途中で止まっていたミサイルを完成させる為、

博士を拉致する。

心を持たないアンドロイドが、博士の心に触れ、

家族愛を知っていくSFファンタジー

考えいろいろ…

 

今日のブログは、大阪芸術大学キャラクター造形学科

学科長、里中満智子先生の特別講義の様子をお届け!

毎年恒例!金木犀が香る10月初旬に行われました。

 


 

 

人によって「考え方」や「生き方」はいろいろあります。

だからこそ、キャラクター作りの上でも、

そのキャラクターの考え方が大事になってくるそうです。

生き方。何を大切だと考えるかや、日常の癖、

それによってキャラクターに個性が生まれます!

 

そこで、今回の授業は「発想力を鍛える」

というテーマのもと、身近な物をキャラクターに!!

 

先生が例としてあげたのはペットボトルでした。

ペットボトルは、身体の中に液体も粒も入れられる。

でも口より大きい物は入らないし、

自分で入れるものを選べないなど、いろんな特徴があります。

そこを、うまく人格付けしていき、キャラクターに…!

 


 

 

この授業で、学生たちに出された課題は、

制限時間30分間で、キャラクターの名前、

性格、考え方、デザインを考えること。

もちろん、ただのキャラクターではなく、

身近な物から考えて作るキャラクター。

 

サインペン、マイク、風、バラ、ピアノ、人参、

シュークリーム、ブーツ、ベルト、消しゴム、マスク、

ブラックホール、鈴、iPhone

 

この中から、好きな物を選んで、

その特徴に合ったものを考案していました。

ちなみに一番多かったのは、消しゴムを

基にしたキャラクター。

 


 

 

黙々と作業を進め、30分後…。

ひとりひとりのイラストがスクリーンに映され、

先生からアドバイスを受けていました!

 

イラストがうまいだけでは無く、

キャラクター作りも上手に!!

感情移入しやすい、親しみやすい、

そんなキャラクターを

生み出していって下さいね♪

 

叩くと鳴りますが…

 

今週は、また天気が崩れていきそうですが、

週末には芸短祭とキッズワールドが開催されます。

それまでにはお天気が回復してくれることを願いましょう。

 

さて今日のブログは…先日、芸術ホール棟でおこなわれた、

ポピュラー音楽コースの特別授業♪

この日は、大阪芸術大学から楽器をお借りして、

パーカッションの勉強をしました!!

 

 

※パーカッションとは…ドラム、ティンパニー、ビブラホン、

マリンバ、シロホン、コンガなど、リズムセクションを受け持つ、

打楽器類の総称です。この日は、ボンゴやビブラスラップがありました。 

 

一見、誰でも音が出せて、簡単そうに見えますが…

そう上手くはいかないようです。

そんな奥深いパーカッションの世界を少し覗いてきました♪

 

まずは、浅川ジュン先生がそれぞれの楽器を紹介!

私も、知らない楽器ばかりで、

とても勉強になりました(`・ω・)b

もちろん学生さんも、楽器演奏を体験していましたよ!!

 


 

 

浅川先生が「この楽器はこんな音だよー」と演奏し始めると、

江森先生がキーボードやドラムで即興セッション!

見ていて、とても楽しかったです♪

 

何度も繰り広げられているセッションを聞くと…

楽器自体は見たことが無いものでも、

「この音、聴いたことあるなあ」と曲を思い出したり…。

普段、何気なく聴いている音楽でも、

意外と頭に残っているんだなぁと実感しました!   

 

続いて、浅川先生が持って来た楽曲を聴きながら、

どんな楽器で演奏されているのかを検証。

皆さんが聴いている音楽の中にも、

パーカッションの音がたくさん入っています。

そのパーカッションの音を注意して聴いてみると、

音楽の新たな一面、魅力が見えてくるかもしれませんね♪ 

 

そしてこの日は…学生さんたちも、ペットボトルに

お米を入れたオリジナルシェイカーを持参し、

授業の最後に大セッション♪とても楽しそうでした♪ 

 

  

習得すると音楽の幅が広がっていくパーカッション。

この講義をキッカケに、新たな可能性を見出せたかな?

卒業コンサートが、ますます楽しみですね♪

 

文化財をレスキュー!

 

先週の木曜日。

私は、デザイン美術棟・陶芸実習室で行われた、

被災文化財修復ワークショップに参加してきました♪

いつもは授業を見学し、記事にしている私ですが、

今回は、私も学生と一緒に体験してきましたよ!

 

※被災文化財とは…

地震による津波や土砂災害などで、土に埋もれてしまい、

汚れてしまった芸術品などのこと!

災害が起きたとき、まず優先されるのは、

人の命ですから、文化財が救出されるのは、

約2週間から3週間ほど後なのだそうです。

ということは…、水に濡れ、十分に乾燥されていない

作品たちは放っておくとカビだらけになることも…。

 


 

 

そんな作品のレスキューをするのが、

今回、講師としていらっしゃった谷村さんを中心とする

ボランティア団体の皆さん。

 

この日は、実際に、泥を払う作業をお手伝いしました。

まず文化財を水に浸します。

水に浸すと文字が消えてしまうのでは…?と

驚いていたのですが…

墨は、水にぬれても消えないのだそうです!

それは知らなかった…( *-*)!

 


 

 

こちらは本を1頁1頁、水の中でめくっていく作業。

竹ヘラを使って、破れない様に、慎重に…!

頁をめくる時には、角度をつけるとめくりやすかったです♪

この作業、やり始めるととても楽しいですが、貴重な物を

後世に残す重要な作業なんですよね! 

 

 

本になっていたり、和紙を折り畳んで綴じられていたり、

いろんなパターンの書物があります。

こちらは、献立のようなものが書いてありました!

内容が分かると、より一層楽しくなってきます。

 

ばらばらになっている本は不織布で1枚1枚引き上げます。

こちらの学生さんは、うまく出来ていますが…

 


 

私は失敗して、何度もやり直しました(・・;)

 

最初は、綺麗な水の中で作業していたはずなのに、

気がつけば、水は黄色くなり、筆で払っていった泥で、

汚れていました!!!

水を入れ替えながら作業を進め乾燥棚で乾燥!!

一度やり始めると止まらなくなる、この作業。

ぜひ皆さんにも参加して頂きたいです♪

 

今週も来週も、陶芸実習室で体験できるので

10:00~16:00陶芸実習室へGO!!

デザイン美術学科の学生さんは、もちろんのこと、

メディア・芸術学科の学生さんも、ぜひ行ってみて下さいね♪

夏休み特別講義—後編—

 

昨日は「中秋の名月」でした!

毎年、9月中旬から10月までの間に来るのが

普通なのだそうですが、今年は少し特別で早い様です。

…みなさんは、お月見しましたか?

 

さて、今日のブログも昨日の予告通り、

「舞台芸術特講Ⅰ」の様子をお伝えします! 

最後に発表された「ロミオとジュリエット」は、

3作品の中で、最も出演者の多いお芝居です。

 

言わずと知れたシェイクスピアの悲劇の名作。

許されない禁断の愛に、悲しすぎる結末…。

西洋のお芝居ということで、衣装も豪華絢爛。

なかなか着る機会の無い洋服なので、あちらこちらで

記念撮影をしている学生さんを見かけました♪

 

私個人的に「あの神聖な月にかけて誓いましょう」

と言うロミオに対し、

「月に誓わないで不実な月になんか…」

というジュリエットの台詞が好きで…、  

昨日、月を見た人が多いだろうと思い、

今日「ロミオとジュリエット」の事を絶対書こう!と

このお芝居を見ながら、勝手に決意していました。笑

動きにくいドレスでの演技、言葉遣いや台詞回しなど、

難しいところも多かったと思うのですが、この作品も

すごく素敵に仕上がっていました♪ 

 

この日の発表を見て、私自身が驚いたことは

1回生の変身ぶりでした。

フレッシュマンキャンプや授業などで、

学生さんと関わる機会は多くあります。

 

しかし、お芝居の中の学生さんは、

表情から動きまで全て入り込んでいて、

普段の面影も見えなかったです。

学生さんの新たな一面が見れました。

 

この1回生が、2回生になり、

お芝居に、どれだけ磨きをかけられるのか!

今後が、とても楽しみになりました♪

 


 

 

いろんなコースが入り交じった特別講義。

この講義を、それぞれの学生さん自身が

自分の学んでいる分野に、

活かしていって欲しいと思った1日でした!!

 

夏休み特別講義—前編—

 

今日のブログは先週おこなわれた、

「舞台芸術特講Ⅰ」の様子をお伝えしたいと思います♪

夏休み期間中の一週間、毎日授業を受ける集中講義です!

一週間に3つの作品を仕上げ、最終日に発表します。 

 

主に1回生が選択している、この授業。

人数が多く、舞台芸術コース以外の学生さんも

受講できるため、90人程の学生さんがいます。

とくに声優コースの学生さんがたくさん受講していました。 

そのため「とりかえばや異聞」は、

出演者を変えて、2回発表されていました。

 



 

まずは「とりかえばや異聞」から。

着物にお扇子、しなやかな動きは、まさに日本の美しさ♪

病の床に就いても武士の心を忘れない。

国を守れず悔しい思いのまま亡くなってしまった兄。

その思いを引き継いで生きていく事を決意した妹。


 

兄の身代わりとなる事を誓った「戦う武士の姿」が

そこにはありました。

 

次は「ガラスの仮面」。

お芝居が大好きな千の仮面を持つ少女のお話。

「お芝居が大好き」という点では、

学生さんにも通じるものがあるんじゃないかな?

と考えながら見ていました。 


 

漫画が原作のお話ですが、アニメやドラマ、ミュージカル等

色んなカタチで世に出ている作品です。

今の学生さんは知らないと思いますが…、

ドラマは、続編も制作されるほどの人気作品だったんですよ?


 

 

この講義は、冒頭で書いた通り、

舞台芸術コース以外の学生も受講可能です。

立ち廻りなど初めての事も多かったんじゃないかな?と

思うのですが、どのお芝居もよく仕上がっていました!

 

あとは最後に「ロミオとジュリエット」が

発表されていたのですが、この作品については、

明日お伝えしますね♪

 

光の中を散歩

 

今日は、宝塚の花火があるそうです!

中山寺駅近くのヘアサロンでは、美容師さんが

朝から浴衣を着て開店準備をしていましたよ♪

とても華やかでしたが…生憎の雨になりそうですね。

どうにか花火が中止にならないことを祈りましょう><! 

 

さて今日のブログは、メディア芸術学科の舞台制作コース

「舞台照明」の前期最後の授業♪ 

この日は、学生さんが頭の中に思い描いたイメージを

芸術ホールのステージ上で表現するというものでした!

 


 

 

先生のアドバイスも受けながら、

ひとつひとつの照明を仕込んでいきます。

ちなみに、今回、2回生の岸本さんが

考え出したテーマは「北極の夜」!

 

北極と言えば「氷」。 

ステージは、それをイメージしたセットが!

氷山への光の当て方など、細かいところも、

イメージに合う様に調節していきます。

 


 

 

星、オーロラなど、北極を散歩しているよう…♪

照明で、こんなにもイメージが作り出せるんだなぁと

思いました。

 

テレビドラマでも、窓の外の照明を変えて、

スタジオを朝にしたり、夜にしたり、、、

光が変わると、印象がずいぶん変わります。 

そして、思い通りの照明が出来上がったら、

全員で記念撮影!!

 



 

右側は楽しそうなオフショット(笑)


そういえば…この授業中、

私、人生で初のスポットライトを浴びました!笑

これをどうやって伝えようか考えた結果、自分の陰を撮影…

スポットライトを浴びるというより、

背に受けている感じになってしまいましたが。。。

わいわいと楽しい「舞台照明」の授業なのでした♪

 

「キラキラ」No13

 

8月1日。「キラキラ」が発行されました♪

7月下旬、メディア・芸術棟の2階、

パソコン室に行ってみると…

ずらりとパソコンに向かって並び、

懸命に作業をする学生さんたちを発見!


 

 

メディア・芸術学科の「出版制作演習」の授業です♪

主に出版コースの学生が履修しているこの授業では、

「キラキラ」という伊丹市情報紙を制作。

実際に伊丹市で配布しています。

記事作りからレイアウトまで、全てを

学生がおこない制作する本格的な情報紙です。

印刷した紙とパソコン画面…横に並べて、にらめっこ。

一面を決める大事な役割です。


  

 

そして、こちらでは担当の小原先生による

赤入れが行われています。

全体的にまとまった情報紙にするため、

色合いや、紙面の雰囲気等もチェック!

 

ちょっとした変化をつけるだけで、

紙面の雰囲気は、随分変わるもの。

色合いひとつにも拘りながら制作しています。

 

そして、その「キラキラ」が届きました!

今回は見開きで、伊丹市の医療について掲載♪

子ども救急センターについてなど、

初めて知る事実がたくさん載っていました!

これは、ぜひ読んで頂きたいです♪

  

 

 

 

そんな伊丹情報紙

「キラキラ」13号は、

伊丹市内の公共施設や

大阪芸短(伊丹学舎)で配布。

是非手に取ってみて下さいね♪

 
 
 
 
 
 
 
 

映像編集の極意?

 

今日は、前期授業最終日!!土曜日の授業です。

明日からは定期試験が始まりますね

ちなみにこちらのブログでは、夏休みに入っても、

前期の授業風景をお伝えしますよ♪

 

さて今日のブログは…

「おもしろい事をするよー」とお声掛け頂きお邪魔してきた

メディア・芸術学科映像系の「映画基礎制作演習」の授業♪

授業時間内で撮影した素材を使って編集の作業をしていました。

今回は学生さんに混じって、金先生もパソコン作業を…!?

 

 

実は、この日の授業は…

「グループに分かれ、同じ素材からショートムービーを作る」

というものでした!

 

「パソコンがあれば何台でもデータ入れますよ!笑」

という事で、パソコン1台1台に同じデータを入れたのは、

副手の菅さんなのだそうです。

先生も「菅さんがいないと授業が成り立たないよ」と

冗談まじりにおっしゃっていました!笑   

 

学生さんは4グループに分かれ、映像や音声の編集中。

ああでも無い、こうでも無い、と…

話を展開させながら、編集をしていました。

 

 

どの映像を使うのか、どの音楽を使うのか、

それぞれ自由に編集作業を進めています。

 

そして最後に、作品を順番に鑑賞。

同じ映像素材から編集しているはずなのに、

完成品は、グループごとに全然違って面白かったです!

 

これもまた副手さん曰く、

「お喋り好きな金先生が無言で2時間作業をしてました」

という先生の作品は「さすが!」と言う感じでしょうか。

ストーリーがとても分かりやすくて見やすかったです。

 


 

 

限られた時間の中でも、ポイントを押さえれば、

素敵なムービーが作れるんだ!と感じた、

「映画基礎制作演習」の授業でした♪

 

ポピュラーコラボレーション!?

 

今週のオープンキャンパスに向けて、

練習を進めるポピュラー音楽コースを

見に行ってきました♪

 

なんと今回は、特別ステージ!

ポピュラーダンスコースとの共演が実現!

リハーサルという事で、

芸術ホール棟演習室を使用しての練習。

 


   

 

芸術ホールで発表する事はあっても、

共同でステージに立つというのは初めて!

慣れない事だと思いますが、

これも良い経験ですね♪

   

このダンスの振付は、IPPEI先生が担当。 

ステージ上の広さを確認するため、

白い荷造り紐が床に貼付けられていました。

 


 

 

ポピュラーダンスの学生は、

先日、芸術ホールで、

発表会をおこなったばかりですが、

後ろに楽器隊がいると、

ステージの感覚が変わってきますからね。

 

珠洲先生のタブレット端末で撮影し、

踊り終わったらすぐさま踊りをチェック。

学生たち自ら振付を確認します。

 


 

 

一方、演奏をする学生も、

普段は前にボーカルが居ますが、

今回は動き回るダンスの学生さんたち…。

安定した演奏で、支えなければなりません。

 

楽しく演奏する学生と楽しく踊る学生。

どちらも必見ですよ♪

今週末のオープンキャンパスで、

披露されますので、ぜひお立ち寄り下さい!

参加申し込みは不要です♪