特別講義

 

11月18日(月)、本学デザイン棟3階303、304教室で、

クリエイティブ研究(アニメーション・デジタルデザイン・ゲームコース)の

特別講義が開催されました。

 

 

今回講師としてお招きしたのは、アニメーター、マンガ家、

メカニックデザイナーとして長く活躍して来られている佐藤元先生です。

 

『おジャ魔女どれみドッカ~ン!』『ふたりはプリキュア』、

令和版『うる星やつら』など、学生たちが大好きな作品の原画を

担当している先生なので、早い時間からたくさんの学生が集まっていました。

 

 

アニメーション業界の新人教育や海外のアニメーション事情から

アニメーション独特の動きといった技術的なお話まで、

3限目から5限目まで、現場でしか知ることのできない、

濃厚なお話をたっぷりと聞かせていただきました。

 

 

質疑応答にも丁寧に答えて下さり、参加した学生にとっては

とても有意義な時間になりました。

 

(投稿:デザイン美術学科キャラクター・マンガ・フィギュアコース林日出夫先生)

ターナーワークショップ

 

 

11月18日(火)、午後4時から本学D棟401教室で、

ターナー色彩の特別講座が行われました。

内容はアクリル絵具とアクリルガッシュ、

さらにメディウムを使用した描画材のワークショップです。

 

 

本学デザイン美術学科では毎年恒例になっている特別講座で、

絵画専攻やイラストレーション専攻の学生だけでなく、

フィギュア専攻やアニメーション・デジタルデザイン・ゲームコースの

学生など、幅広いコース・専攻の学生が参加しました。

 

 

実際に買って使ってみる前に、

こうしたワークショップでいろいろお試しできるので、

学生たちにとても人気があります。

 

(デザイン美術学科キャラクター・マンガ・フィギュアコース林日出夫先生)

キャラクターと創作の関係

 

10月2日(木)2限目。

本学メディア・芸術棟3階P302教室「キャラクター原論Ⅱ」で、

特別講義「キャラクターと創作の関係」が行われました。

 

講師を務めてくださったのは、2年前まで本学デザイン美術学科

キャラクター・マンガ・フィギュアコースで

教鞭を執っておられた菅本順一先生です。

 

 

菅本順一先生は、創作におけるキャラクターの名前は

いつ考えついたのか、物語にまつわるキャラクターの

それぞれの立場や視点でいくつものお話が生み出されるなど、

多くの例を挙げて学生たちにお話ししてくださいました。

 

普段聞くことのできない内容ばかりの90分。

濃密な時間を過ごした学生の中には、

授業後も菅本先生に熱心に質問をしていました。

 

(デザイン美術学科キャラクター・マンガ・フィギュアコース林日出夫先生)

「デザイン概論」特別講義

 

2022年2月2日にオープンし、洋画、日本画、海外の近代絵画、

現代美術、版画、写真、彫刻、デザインなど6000点を超える

コレクションを所蔵(2024年4月現在)する大阪中之島美術館。

とくにデザインではグラフィックデザインと家具、

2つの分野のコレクションが有名である。

 

6月24日(月)2限目のデザイン概論では、

大阪中之島美術館の学芸課長であり、

デザインのエキスパートである植木啓子先生をお招きして、

特別講義を実施しました。

 

 

植木先生の講義は大阪中之島美術館の特徴や

美術館の成り立ちから始まり、人間の活動全てにかかわる

デザインの面白さに至るまで、幅広く中身の濃い内容でした。

 

グラフィックデザインの場合、ポスターは絵画のように見られるが、

生活用品のデザインは使い勝手が重要視されるので、

ただ置かれていても意味がないように思える。

 

 

しかし『日用品は将来、ひとつの文化を測る尺度になるだろう』

というマックス・ビルの言葉を紹介し、

なぜそのデザインになったのかという構想や

アイデアを紹介することが、将来の参考になると話す。

 

また学芸員とキュレーターは何がどう違うのか、

現代アートをどう楽しむべきかなど、学生からの質問にも、

時間が許す限りユーモアを交えながら答えてくれました。

 

 

(投稿:デザイン美術学科キャラクター・マンガ・フィギュアコース)

特別授業「創作のヒントを学ぶ」

 

5月20日(月)、本部棟4階C404教室で

著述家の菅本順一先生による特別講義

「創作のヒントを学ぶ」が開催されました。

 

 

パワーポイントを使いながら、

ハリウッド映画が聖書をヒントにしていることや、

マンガの業界で初めて創作の理論が登場した1970年代のお話、

生成AIを活用した小説が芥川賞を受賞したことまで

幅広いテーマでお話してくださいました。

 

 

とくに連想からお話を広げていく展開法、

ラストやクライマックスから遡っていく帰納法など、

実践的な内容にはほとんどの学生たちが耳を傾け、

メモを取っていました。

 

また、最後はネタ切れを解消する7つの方法と、

創作に行き詰った小説家やマンガ家の先生方が

どのようにピンチを切り抜けているかというお話でした。

学生たちには非常に魅力ある、有意義な90分だったと思います。 

 

(投稿:デザイン美術学科キャラクター・マンガ・フィギュアコース林日出夫先生)

佐藤健太郎先生に聞く!キャラクタ―イラスト表現

 

1月11日(木)、キャラクター・イラスト演習の授業内で

佐藤健太郎先生の特別授業『佐藤健太郎先生に聞く!

キャラクタ―イラスト表現』が行われました。

 

 

佐藤健太郎先生は大阪芸術大学キャラクター造形学科の卒業生で、

在学中に月例のマンガ賞を受賞し、2011年から『魔法少女・オブ・ジ・エンド』を連載。

現在はヤングアニマル誌に『ぼくらの夏が裂けていく』(原作/宮月新)を

連載しています。

 

特別講義では個性の出し方やキャラクターの差別化など、

キャラクターを創る上で大切なポイントについてお話しいただきました。

具体的には「キャラクターの目的や目標を明確にする」

「キャラクターに苦悩や葛藤を背負わせる」など、

ご自身の作品を例にとりながら順序だてて説明していただきました。

 

 

佐藤先生は時にはストーリーからキャラクターの見た目を

デザインされることもあるそうで、その話を聞いた学生は

一様に驚いていました。

 

学生からモチーフをいくつか挙げてもらい、

その中から3つの組み合わせからイメージするキャラクターを

佐藤先生が即興で描きあげていく実演もあり、

学生たちはプロの技を存分に堪能しました。

 

(デザイン美術学科キャラクター・マンガ・フィギュアコース林日出夫先生)

 

2023アルファポリス出張編集部

 

12月5日(火)午前9時から午後4時まで、株式会社アルファポリス編集二部

一課の木村大介さんをお招きして出張編集部を開催しました。

 

 

午前9時からT棟2階202教室で会社概要や昨今の業界事情などを

お話しいただき、午前9時半からE棟203教室で個別の添削会を行いました。

 

参加者は本学デザイン美術学科の1回生12名、2回生5名、卒業生1名の18名。

内訳はキャラクター・マンガ・フィギュアコースのキャラクター・マンガ専攻15名、

アニメーション・デジタルデザイン・ゲームコース1名、

グラフィックデザイン・イラストレーションコースの

グラフィックデザイン専攻とイラストレーション専攻が各1名でした。

 

 

編集者に作品を見ていただくのは初めてという学生がほとんどで、

みんな緊張した面持ちで自分の順番を待っていました。

 

構成や構図について編集者からの的を射た厳しいアドバイスに対し、

熱心にメモを取っていた学生たち。

名刺をいただいた学生も、いただけなかった学生も

貴重な経験ができたと思います。

 

 

この日のアドバイスをこれからの作品に活かし、

一人でも多く受賞やデビューをつかみ取ってほしいと思います。

(投稿:デザイン美術学科キャラクター・マンガ・フィギュアコース林日出夫先生)

 

※出張編集部とは、プロの編集者に本学へ来ていただき、原稿を見ていただく機会です。

 

7月30日(日)10:00から17:00まで、幕張メッセ国際展示場1~8ホールで

世界最大級の造形・フィギュアの祭典、

『Wonder Festival 2023 Summer』が開催されます。

 


※写真は昨年のもの

  

自身の造形的ニーズやクオリティにこだわる

クリエイターたちが集うこのイベントに、

本学デザイン美術学科キャラクター・マンガ・フィギュアコース

フィギュア専攻が参加します。

 


※写真は昨年のもの

 

大阪芸術大学短期大学部のブースの卓番は4-02-03です。

フィギュア専攻の学生や教員、副手の

ここでしか見ることのできない素晴らしい作品を、

是非、現地でご覧ください。

 

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7月12日(水)から19日(水)まで、本学本部棟の螺旋階段で

デザイン美術学科キャラクター・マンガ・フィギュアコース

キャラクター・マンガ専攻の二回生による、

カラー原稿の展示『色祭14』が行われました。

 

 

カラー原稿の展示は2008年から毎年続いている恒例の催しです。

今回はグラフィックデザイン・イラストレーションコース

イラストレーション専攻の学生も参加してくれました。

 

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7月14日(金)の2限目に本部棟4階C402教室で、菅本順一先生による特別講義

『キャラクターの創り方・育て方』が行われました。

菅本先生は長くマンガの業界で活躍され、

キャラクターに関する著書も多数出版されています。

 

 

菅本先生はご自身の経験を踏まえながら

「なぜキャラクターを学ぶのか」という基本から、

具体的なキャラクター創りのヒントなどを、

さまざまな実例を挙げながら詳しく解説してくださいました。

 

(デザイン美術学科キャラクター・マンガ・フィギュアコース林日出夫先生)

漫画家的発想トレーニング!

 

10月5日(金)の3限目、 本部棟4階C402教室で、

大阪芸術大学キャラクター造形学科学科長里中満智子先生の

特別授業「漫画家的発想トレーニング」が行われました。

 

 

今回のテーマは“見分けがつくキャラクターの描き方”。

里中先生から「このキャラクターしか描けないではなく、

たくさんあるキャラクターの中からこのキャラクターを描くという風に、

いろいろ描き分けられるようにしましょう」との説明があり、

ヘアスタイルではなく顔そのものに変化をつける描き分けを学びました。

 

 

1枚の紙の左半分に自分が得意とする顔、

右半分に普段描いたことがない顔を学生たちが描き、

それをOHPに写し出して里中先生に講評していただきました。

 

キャラクター・マンガ・フィギュアコースの学生たちは、

こうした特別講義のほか、本校や大阪芸術大学の出張編集部に

参加する学生も多く、在学中から様々な結果を出しています。

 

2回生・一丸煮さんの描いた読み切り作品『多田さんは可愛い』が

百合姫コミック大賞翡翠賞を受賞。百合姫2022年11月号に掲載されました。

 

また河内長野市農業委員会だより“あぐりん”No.139に、

2回生・村上夏菜さんの4コマ『おいしいを継ぐ』が掲載されています。

 

現在発売中のサンデー超(スーパー)2022年11月号の付録

サンデーminiに本学卒業生森下みゆさんの読み切り作品

『ルート2160』が掲載されています。

想いをうまく伝えられないキャラクターたちですが、

その不器用な健気さに思わず胸キュンしてしまいます。

 

ちなみに本誌のサンデーバトル8には

大阪芸術大学キャラクター造形学科卒業生・西村啓さんの

読み切り作品も掲載されています。

 

ガンガンオンラインアプリでも本校卒業生・もゆるさんの

『学園1の美少女は××絵師の俺に惚れている⁉』が好評連載中。

カースト頂点美少女とモブキャラ男子が巻き起こす青春ラブコメです。

 

(大阪芸術大学短期大学部デザイン美術学科キャラクター・マンガ・フィギュアコース林日出夫先生)

学外授業!宝塚市立文化芸術センターへ!

 

本学デザイン美術学科学科長・松井桂三先生の

約半世紀にわたっての作品の変遷を

一堂に集めた作品展『化学反応実験』が

宝塚市立文化芸術センター2階メインギャラリーで

5月14日(土)まで開催されています。

 

 

松井先生は、デザイン、アート、立体造形、

ガラス、陶芸、映像など芸術のジャンルにこだわらず、

幅広く表現活動を続けておられます。

 

この作品展をデザイン美術学科1回生が学外授業として、

4月23日(土)に鑑賞しました。

1回生たちは密を避けるために時間差で集合し、引率の先生とともに入館。

 

 

学生たちは作品の前でしばらくじっと立ち止まったり、

スマホで写真を撮ったり。

とても興味深く、鑑賞していました。

 

 

開館時間は午前10時から午後6時まで。

休館日は水曜日(5月4日は開館)。

観覧料は一般(高校生以上)800円。

 

宝塚市立文化芸術センター

兵庫県宝塚市武庫川町7番64号

■阪急「宝塚南口」駅から徒歩7分

■JR・阪急「宝塚」駅から徒歩13分

 

(投稿:デザイン美術学科キャラクター・マンガ・フィギュアコース林日出夫先生)