サバ、届きました。

教職科目の教科教育法(美術)を担当している

山田隆先生のところへ、サバが11尾届きました。

「こんな暑い時期に生魚が!」と思って箱を開けると、

サバの正体はオカリナ(楽器)。

なんて紛らわしい箱に入っているんだろう…(笑) 

教科教育法(美術)
 

音楽と造形が合わさった素材、ということで

授業でオカリナを制作したそうです。

しかも山田先生が陶芸実習室で直接交渉して

窯焼きまで行われた本格オカリナ。 

キレイで優しい音なんですよ! 

今日はその彩色が行われていました。 

教科教育法(美術)
 

オカリナは形が特殊で穴もあいているので、

絵を描くのは難しそうでしたが、 

学生さんたちは思い思いの絵を描いてましたよ。

最近の学生さんは意外とシンプル嗜好なので、 

「もっと描けばいいのに…」と山田先生。 

教科教育法(美術)
 

そんな山田先生の作品は色彩がキレイな妖精の絵。

山田先生のイメージと違う(すごく失礼)けど、さすが!!

実は余ったオカリナと楽譜をいただいたので、

家に帰ってコッソリ練習しようと思います(笑) 

 

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人生の立ち位置。

昨日、メディア芸術総論の授業には

「演劇とメディア」というテーマで担当の小原先生以外に

特別ゲストで三林京子先生が登場。

三林先生はメディア・芸術学科の先生なのですが、

舞台芸術コース身体表現系の実技授業担当なので

他コースの学生さんは初授業かな? 

メディア・芸術総論
 

演劇といっても役者が舞台に立つには、 

演出家や共演者、音響、照明、美術、衣装、報道、

広告、音楽…全てのメディアは繋がっていて、

その空間を把握することが大切だ、と三林先生。

メディア・芸術総論
 

そのメディアの大半を学べるというのが芸短の魅力ですよね。 

小原先生と三林先生がお互いの領域について話したり、

学生さんから三林先生へ質問があったりと 

まるでトークショーのようで、新しくて新鮮な授業でした! 

メディア・芸術総論
 

一番印象的だった三林先生の言葉は、

「教室の後ろに座る人は人生を後ろで過ごすことになる。」

という学生さんに向けた三林先生の言葉。

自分の学生時代に反省です(苦笑) 

 

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ほとばしる男気。

昨日はデザイン美術学科の立体造形コース

屋外作業スペースでブロンズ鋳造が行われていました! 

粘土で原型を作ったあと、砂で象って砂型を制作。

原型を取り出したあとに湯口からブロンズを流し込みます。 

ブロンズ鋳造
 

ブロンズを溶かす熱は1250℃。

炎も赤から黄緑色になってキレイなんですよ〜

その熱気で昨日は今年で一番暑い日だった気がします! 

そしてギャラリーの数。

やはりいつもと違う雰囲気を感じとるのか、

いよいよこれから流し込みが始まる、という時に

他コースの学生さんや先生たちが集まってきていました。

ブロンズ鋳造
 

実はこのブロンズを型に流し入れた後、

砂の中からブロンズを取り出す作業があったのですが、

(化石発掘のような作業なので、勝手に発掘と呼んでいます。笑)

少し席を外している間に写真を撮り逃し、

再び訪れた時には見る影もなくなっていました… 

ブロンズ鋳造
 

流し込んでから取り出すまでは意外と早い。 

次ぎは秋にあるそうなので、リベンジします! 

ちなみに「ほとばしる男気」というタイトルは

昨日の展覧会記事の主役である檜皮くんが名付け親。

理由はブロンズ鋳造の職人さんが男気溢れていたので(笑) 

 

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早くラクになりたい。

メディア・芸術学科ポピュラー音楽コースの

ヴォーカル表現演習の授業に行ってきました!

この授業は3人という少人数でみっちり教えてもらえます。

ギターやドラムスの希望でも、コーラスに入ることもあるし、

ヴォーカルに演奏を合わせていく意味で

ヴォーカルの気持ちが分かるのは大切なことですよね。  

ヴォーカル表現演習
 

好きな曲を持ち寄って1人ずつ先生の前で歌うのですが、

「Hello,my friend」や「それが大事」と

なぜか、持ち寄った曲がみんな懐メロ。

名曲は受け継がれていくんだなぁ… 

ヴォーカル表現演習
 

担当の滝川先生は、どうやって歌うべき曲なのか、 

アクセントやメロディーをワンフレーズずつアドバイス。 

他にもマイクの持ち方や表情にも細かく指導が入っていました。 

歌いながら反省しているのが先生には分かるらしく、 

「歌いながら省みるなんて10年早い!

省みるのは歌い終わってから。」なんて指摘もありましたよ。 

ヴォーカル表現演習
 

実はポピュラー音楽コースの学生さんはシャイ! 

舞台に立つと人が変わるのですが、

授業のときにブログ取材に行くとだいたい照れてます(笑) 

今日の写真も照れながら撮らせてくれました。

担当の滝川先生曰く、あと2〜3年したら

照れがなくなって、色々ラクになるらしい(笑) 

 

 

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マヨネーズの匂い。

デザイン美術学科ビジュアルデザインコース

イラストレーション系2年生の

専攻実習Ⅱの授業へ行ってきました!  

「イベントを企画して、そのポスターを制作する」という課題が

来週〆切でみんなお尻に火がついております(笑) 

VD-I 専攻実習Ⅱ
 

情報伝達のなかでイラストがどのような役割を担うのか?

簡単に言うと、描きたいイラストを描くというだけでなく、

目的にあったイラストを描こう、ということかな。 

民族の展示会や世界の文化祭、お菓子教室など

イベント企画にも力が入っていましたよ。

VD-I 専攻実習Ⅱ
 

イラストレーション系の必需品と言えばペンタブレット、

略してペンタブ。  

マウスかわりに専用の電子ペンと 

ノートのようなタブレットを使って細かい作業を行えます。

そのままペンタブで絵を描く学生さんもいれば、

ペンタブで色だけ入れる学生さんもいます。 

VD-I 専攻実習Ⅱ
 

学生さん貸出用のペンタブはそれぞれ違う匂いがする

というので話が盛り上がっていました。 

ぜひ、お気に入りの匂いを見つけてね(笑) 

なかにはマヨネーズの匂いがするペンタブがあるらしい… 

それはアタリなの…か? 

 

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身体が揺れる。

昨日はメディア・芸術学科

ポピュラー音楽コースでカルロス菅野先生による

ラテンパーカッション特別講義がありました!

カルロス先生は著名なパーカッショニスト。

カルロス菅野先生 特別講義

パーカッションとはいわゆる打楽器のことで、

コンガやギロ、マラカス、タンバリンといった

誰でも音が出せる、単純な楽器が多いですよね。

それなのに、カルロス先生がマラカスを振ると、

楽器が生きているみたいに本当に楽しそうな音が出るんです!

カルロス先生曰く、35年もやっていれば

マラカスの砂がなかでどう動いているのか分かるのだとか。

カルロス菅野先生 特別講義

実はポップスのバンドを組んでいたこともあるという

カルロス先生は、「ポップスがやりたかったら、

自分が目指している人が何を目指して、

どんな曲を聴いていたのか知り、自分もそれを聴くこと。

ポップスだけをやっていてもダメなんだよ。」

と、学生さんたちにエールを送っていました。

カルロス菅野先生 特別講義

授業最後には、カルロス先生のパーカッションを中心とした

先生たちによる豪華セッションが行われ、

教室がJAZZクラブと錯覚してしまうくらい

お洒落な雰囲気になっていました。

身体が自然に揺れるとはこのことです(笑)

 

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恐竜と子豚。

デザイン美術学科立体造形コース

1年生の基礎実習Ⅴへ行ってきました!

この授業では、テラコッタ(粘土)の自画像が完成したばかり。

基礎実習Ⅴ 立体造形コース

ただ通常の自画像を制作するのではなく、

なかには、マスクをしたり、デフォルメ(変形)させたり、

何か小物を足してみたりと

外に見えている自分+うちなる自分を表現した

自画像を完成させていました。

基礎実習Ⅴ 立体造形コース

こちらの学生さんはかわいい女の子なのに、

恐竜が大きな口をあけている自画像。

実はその横に小さな子豚もいたりして、

「どっちも私なんです(笑)」と話してくれました。

次はブロンズ鋳造する型を木で制作中。

基礎実習Ⅴ 立体造形コース

この日は金星が太陽面を通過する日だったので、

立体造形の屋外作業スペースではこんな感じ。

残念ながら、太陽が小さすぎて肉眼では

ブラックドロップ現象は確認できなかったです…

 

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あなたの年代当てます。

今週のメディア・芸術学科

声優学概論の授業にスペシャルゲストが登場。

アニメ「ONE PIECE」の主人公ルフィのほか

「天空の城ラピュタ」パズーや「ドラゴンボール」クリリンの

声を演じている田中真弓先生です!

声優学概論

田中先生は授業はじめに、「声優になりたい人は

声優を目指すのではなく、俳優を目指して下さい。」

と、学生さんたちに言われました。

そして、その俳優になるために必要なのは、

観察力、想像力、表現力、好奇心、健康の5つ。

声優学概論

自分がなりえない動物や老人という役柄を

演じるためには日ごろから観察力が必要だし、

台本に描かれていない役柄の設定を想像することで、

その役をよりイキイキと演じることができます。

表現力に関しては、表現しようと思った時点で

リアルでなくなってしまう、とも。

声優学概論

田中先生が声優をされている中で経験したことや

考えたことは学生さんたちにも参考になったんじゃないかな。

田中先生の話を聞きながら、

声や口調にルフィがでてきたり、パズーがでてきたり、

何度かハッとする瞬間がありました。

声優学概論

そんな田中先生の代表作は沢山あるのですが、

挙げる作品によってその人の年代が分かります。

個人的には、ルフィというよりクリリンかな(笑)

 

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江戸のお洒落。

大阪芸術大学客員教授 高円宮妃久子殿下の特別講義がありました!

妃殿下はこの春、「根付コレクションの研究」と題した

研究論文で芸術文化学の博士号を

大阪芸術大学で取得されたんですよ。

高円宮妃久子殿下 特別講義
 

今回の御講義テーマは「根付コレクションについて

―ハサート・コレクション&高円宮コレクション」。

根付とは、印籠や巾着袋、煙草入など

提物を帯から吊るすときに滑り止めの役目を果たしているもので

人目にふれることから、さまざまな細工が施されるようになり、

江戸時代を最盛期にお洒落の対象となっていたのだとか。

高円宮妃久子殿下 特別講義
 

今回は妃殿下の研究から、根付の成り立ちやコレクターの特徴、

主に石見国(現島根県)で制作された根付を蒐集した

ロバート・ハサートのコレクションについて御講義をしていただきました。

石見国の作品は根付のなかでも独特で、

自然を題材にしており、イノシシの牙や

シャチの歯など珍しい素材を使ったものが多いそう。

そのほか、高円宮コレクションからも

たくさんの作品を見せて頂きました。

高円宮妃久子殿下 特別講義

見せて頂きながら、作品制作意欲がかき立てられた人へ。

第4回高円宮殿下記念 根付コンぺティションが

今年も開催されます。只今、作品を大募集中です!

自分だったらこういうの作りたいな、と思った人もいるはず。

ぜひ応募してくださいね。 →詳細はこちらから

高円宮妃久子殿下 特別講義
 

司会してくれたメディア・芸術学科2年生の米森さんもありがとう。

 

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ギャップに落ち込む。

実は先週、デザイン美術学科の

版画コースへ行ったとき、(→先週のブログはこちら

「来週はオリジナルグッズ作るんだよ〜。」と

担当の大舩先生に聞いたので、

今週も版画コースの基礎実習へ行ってきました(笑)

オリジナルグッズとか楽しそう!

今回も先週に続き、シルクスクリーンを使います。

基礎実習Ⅳ 版画コース

今回はシルクスクリーンの感光製版法。

プリントゴッコの技法と言ったらわかり易いかな?

描いた絵を感光乳剤を塗布したスクリーンに

感光させると版が出来上がります。

いわゆる写真にも使われる焼付け技法ですね。

基礎実習Ⅳ 版画コース

自分が持って来た無地のTシャツやカバンに

学生さんが自由に描いた絵を刷っていました。

こんな世界に1枚しかないオリジナルTシャツが完成。

夕方はちょっと寒いけど、そのまま着て帰れるね〜!

基礎実習Ⅳ 版画コース

そういえば、感光製版法について聞いているとき、

プリントゴッコを知らない学生さんもいて、

かなりジェネレーションギャップを感じました(笑)

今でこそ年賀状はパソコン出力だけど、

年賀状といえば、プリントゴッコの時代もあったのに…

 

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