デザイン美術学科ガラス工芸コースの
基礎実習Ⅵに行って来ました!
この授業ではガラス入門としてトンボ玉を制作。
カセットバーナーと呼ばれるトンボ玉制作専用の
機械とケイン(細いガラスの棒)を使って制作します。
ガラス工芸といっても、吹きガラスやステンドグラス、
キルンワークにケインワークと様々な分野に分かれますが、
トンボ玉制作はお手軽で設備もいらないため、
制作人口が一番多いのだとか。
そんなトンボ玉ですが、意外?にも
歴史はとっても古く、紀元前から長きに渡ります。
現在でも、宝石や装飾品の代わりに使われたりしますが、
時代によってはお金の変わりに使われていたそう。
ローマ時代のトンボ玉をみても、
さすがお金の代わりに使われていただけあって、精巧です。
トンボ玉では、模様を均一につけるのが難しく、
水飴のように伸びるケインをどう操るかがポイント。
さらに小さい玉をバーナーで溶かしながらの作業なので、
集中すればするほどドライアイに。
火を扱うガラス制作の作業は熱や光といった
目を酷使する作業が多いので、
先生や学生の目を覆うメガネ所持率高いのですよ。