ばらが咲いた。

メディア・芸術学科、出版系の小原先生が担当する文章表現Ⅰ

今日の授業は、観光ガイドで『荒牧バラ公園を紹介する』ということで、

伊丹学舍から徒歩5分のところにある

荒牧バラ公園に学生さんと一緒に行ってきました!

文章表現Ⅰ

バラの開花時期は5〜6月と10~11月、今まさにバラ満開の時期。

連日、観光バスが着いたり、家族や友達と鑑賞したり

写真を撮りに来る人でにぎわっています。

学生さんたちも着いた途端に、「近くにこんな場所があったんだぁ」

と驚いていて、様々な種類のバラに興味津々の様子でした。

文章表現Ⅰ

1.7ヘクタールの南欧風敷地内に所狭しと

咲き乱れているのは世界のバラ、約250種1万本。

中には、伊丹生まれの「天津乙女」に「マダム・ヴィオレ」や

姉妹都市ハッセルトのコーナー、レストハウスには

バラにちなんだお土産品が並び、まさにバラづくし!

学生さんの中には、バラの手入れをしている人に話かけたり、

写真を撮っている人の話を聞いたりと、

積極的に動いている人もいて、その姿はまさに雑誌記者。
文章表現Ⅰ

研究指導Ⅰの授業で環境デザインの話をするために

来ていた、デザイン美術学科スペースデザインコースの

緋田先生と学生さんたちとも偶然会ったり、

日本画の授業ではデッサンに出かけたりと

伊丹学舎では様々な授業で利用させてもらっている

荒牧バラ公園なのでした。

入場無料なのも嬉しいので、学生のみなさんも

ピクニック気分でお弁当を持って行っても楽しめますよ。

 

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男心をくすぐる。

昨日のデザイン美術学科のトライやるに続き、

今日はメディア・芸術学科にトライやる中の

コンピュータデザインⅠの授業に行って来ました!

1番後ろの席にならんだ中学生は4人の男の子。

コンピュータデザインⅠ

事前に行きたい学科を選択できるのですが、

今回のトライやるはデザイン美術学科には女の子が多く、

メディア・芸術学科には男の子が多いという結果に。

放送や映像、カメラにスタジオといった機械的なイメージが

男心をくすぐったのでしょうか?

コンピュータデザインの授業では芸短生に混じり、

Illustratorというパソコンソフトを使って

自分の自己紹介や動物をA4サイズでデザインします。

コンピュータデザインⅠ

こちらの中学生は羊を描こうとして鳥になってしまったのだそう。

自分の思い描いたものを直接紙に描くのと

パソコンを使って描くのとでは、

パソコンの方は慣れるまで上手く表現するのは

なかなか難しいかもしれませんね…

それでも、さすが中学生は情報の吸収が早く、

ものの1時間で使いこなせていたので凄いです!

コンピュータデザインⅠ

中学校の授業は1限が50分だそうですが、

大学の1限は90分と40分も長いのです。

長くて辛くない?と質問してみたところ、

「あまり時間は気になりません。」と力強い返事が返ってきました。

演習の授業も多いし、講義も中学生にとっては

新鮮な内容が多いのかもしれませんね。

トライやるウィークは明日まで!

たくさんの土産話を中学校に持って帰ってください。

 

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売れない商品を開発せよ。

表現研究Ⅳ(イラスト)の授業に行ってみると

トライやるウィークで来ている中学生も一緒に

授業を受けていましたよ。

担当の井上孝博先生は強面なイメージとは

逆にとってもユニークな先生。

表現研究Ⅳ

今日のお題は

「10億の資金をかけて企業が発売する、絶対売れない商品を開発せよ。」

1粒納豆という1粒ずつが個装されている納豆や

オムライスやたこ焼き味のドリンク、毛虫マスカラなど

想像しただけで鳥肌が立つ、思わず苦笑いの品揃えです。

表現研究Ⅳ

さらに「今までに見たことのない生きもの」というお題では

名前に体重、身長、性格、寿命、生息地、生質など

細かい設定も考えます。

これは今までに見たことがないので、

言葉では例えようがないのですが、

なぜか、中学生はかわいらしい生物で

芸短生はちょっと気持ち悪い系の生物が多めでした。

表現研究Ⅳ

ただあるものを見ながらデッサンするというより

よっぽど頭をフル回転しなければいけませんが、

これがまた、考えるのも楽しいんですよね。

こんな面白いお題を出した、井上先生も

「まずは感心を持ってもらうことが大事なんだよ。」と笑顔。

一緒に授業を受けてくれた中学生のみんなからも

「どの授業もすごく楽しい、

トライやるウィークが終わるのが嫌で、もっと通いたい。」

と、嬉しい感想をいただきました!

 

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銅版の最高傑作。

版画コースの専攻実習Ⅲでは、

銅を版材とする銅版画を制作中です。

版画と一言で言っても、他にもリトグラフや

シルクスクリーンといった様々な技法がありますが、

平面的な仕上がりのシルクスクリーンらに比べて

最も重厚な仕上がりになるのが、この銅版です。

特に黒を使った作品はすごく雰囲気がありますよ。

専攻実習Ⅲ 版画コース

銅版は1枚1枚プレス機にかけてプレスしますが、

銅版に厚みがあるため、プレス後の紙には

プレートマークというボコっとした型がつくのも特徴。

また、600年以上も前にヨーロッパで発祥してから

現在に至るまで、その変わりとなる技法は生まれておらず、

私たちは日常のあちこちで銅版の作品を目にしています!

専攻実習Ⅲ 版画コース

例えば、お札。

これはまさしく数人の職人さんによる銅版の最高傑作です。

お札は版にしたものを写真に起こして印刷したものだそう。

ルーペでみてみてもすごく細かい模様が描かれており、

1mm幅に10本の線を引くような職人さんの手仕事です。

また、5000円札が樋口一葉に変わったときは

樋口一葉のツルッとした肌を再現するのが難しく、

仕上がるのが半年遅れたという話も。

他にも銅版は切手や証券などにも銅版が使われています。

専攻実習Ⅲ 版画コース
専攻実習Ⅲ 版画コース

版画コースでは、エプロンを着用している学生さんが

多いのですが、その汚れ具合に差があります。

使い込んでいるエプロンは代々先輩方から受け継がれている代物で

エプロンの上からビキニが描かれていたり、

トラともネコともネコ型ロボットとも言えない

微妙な絵が描かれていたりします。

年々、絵が足されていっているらしく、

こちらも版画コースの歴代学生さんの作品ですね(笑)

 

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自分の意志で動け。

今日の午後には、伊丹学舎の芝生で

異様な光景が見られました。

分かりずらいかもしれませんが、

みんな耳にヘッドホンしています。

映像制作演習

なぜかというと…

映像制作演習の授業で「HEADPHONE」という

映画のエンディングを撮影中でした!

監督・演出・主演を務めるのは

広報学科2年メディアコースの阿部純一くん。

「意思を持ったヘッドホンに人間が支配される話です。

自我をもってない人を皮肉るような意味も含めて、

若者よ、自分の意思でちゃんと動けているのか?

という自己啓発を映画で促しています。」

映像制作演習

あらすじを聞いてみると、

ビックリして恐いというよりは精神的に

じわりと恐くなるシリアスホラーというジャンル。

アルフレッドヒッチコックの「シャイニング」に

近い恐さ、といったら分かりやすいでしょうか。

そんな阿部くん、映画監督志望なのかと思いきや

実は出演するのも楽しいのだそう。

自分の出番にはイキイキとしていましたよ。

映像制作演習

将来の夢は具体的には決まってないようですが、

とにかくすごい人になるそうです(笑)

そんな阿部くんですが、何かやらかしてくれそうなオーラの持ち主。

あぁ、試写会が楽しみ。

 

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自信があるひと。

ダンス演習Ⅱの授業に行って来ました。

広報棟C401教室では、大音量の音楽の中、

学生さんが担当の藍園先生の動きに合わせて

鏡の前でダンスしていましたよ。

ダンス演習Ⅱ

藍園先生は有名な宝塚音楽学校出身の元宝ジェンヌ。

すごく小柄な体型にも関わらず、

ダンスになるとその体が一回り大きく見えます。

また、その体の動きがとってもキレイ!

藍園先生を見ていると、小柄な人でも、

体の使い方ひとつで舞台では何倍にも

見せることができるんだ、と思わせてくれます。

手の動きから足の動き、さらにはそれに連なるように

体幹や顔が自然に動くというのは、

理屈ではわかりますが、実は結構難しいです。

ダンス演習Ⅱ

今日、学生さんを見ていて思ったのは、

ダンスは人の内面にすごく左右されるもの、ということ。

自信がある学生さんは動きが大きくなるし、

動きに自信がない学生さんは小さくなってしまう。

顔や視線、足の動きに不安がすぐに表れますからね。

学生さんにはぜひ、舞台では何倍にも見えるように

自信をつけていって欲しいです。

ダンス演習Ⅱ

なぜか、教室の隅にあった白いぞうきん。

片付け忘れかと思いきや、学生さんが次々と

ぞうきんを踏んでいくので、なぜ?と思っていたら、

板張りの教室ではダンスをすると滑るので、

ぞうきんに水を湿らせておいてあるのだそう。

芸短あるある、でした(笑)

 

 

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女性の大きな声。

今日はメディア・芸術学科1年生対象に

フリータイムキーパーの「はまだまなみ」さんをお招きして

今年度1回目のカルチャーコースが行われました!

カルチャーコースとは、各分野の第一線で

活躍されている講師をお招きして

現場ならではのお話をしてもらう特別講演会のことです。

カルチャーコース

タイムキーパー(略してTK)の仕事とは?

テレビ番組を制作するスタッフと一言にいっても

プロデューサー、ディレクター、構成作家などがおり、

タイムキーパーもそのスタッフの一人です。

制作番組の時間を仕切るのはもちろんのこと、

CM入りの決定権を持つのがまさにタイムキーパーの仕事。

番組収録中には細かくタイムコードを記入していき、

CM入りのタイミングや時間の流れを管理します。

カルチャーコース

テレビを見ながらCMなんてなくてもいいのに…

と思ったことがある人は多いと思いますが、

テレビ制作をする上で必要となる制作費は

CMを提供しているスポンサーですからね。

タイムキーパーが上手くCMを入れないと

今後、番組の存続に関わって来るというわけです。

さらに女性が多いというタイムキーパー。

特に生番組など騒然とした状況下では、

男性が多い制作スタッフの中で

女性の大きな声の方が指示がよく通るのだそう。

カルチャーコース

今までテレビを見ながら夢を与えられてきた側から

見ず知らずの人に影響を与える側になるというのは

楽しくてやりがいがあると言っておられましたよ。

講演が終わってもなお、学生さんに囲まれて

質問攻めにあう、はまださんなのでした。

 

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発想のバリエーション。

デザイン美術学科スペースデザインコース

1年生基礎実習Ⅱの授業に行って来ました!

現在、基礎実習Ⅱの授業では

店舗併用住宅の1F平面図を製図中。

基礎実習Ⅱ

下に敷いた店舗サイズが描かれた用紙の上に

トレーシングペーパーという下が透けて見える紙を

重ねて、イメージスケッチを元に店舗空間をデザイン。

カラフルで力の入った学生さんのイメージスケッチは

Bar、八百屋、CDショップ、美容室、本屋さん…など

バラエティに富んでいます。

デザイン美術学科の学生さんは、

なぜこうもイメージスケッチをさらりと上手に描けてしまうのか。

そのクオリティも高いのでビックリ。

羨ましいです。

基礎実習Ⅱ

さらに、キッチンを必須スペースとし、人間との関わりがある

スペースを勉強して欲しいという、担当の緋田先生。

今日で3度目の製図を制作中で

1つのイメージスケッチで3パターン目の

店舗空間のデザインを考えなければなりません。

3パターン目ともなると、1つの店舗でどれだけ色々な

バリエーションを発想するできるかが勝負。

基礎実習Ⅱ

物差しを片手に黙々とトレーシングペーパーに

向かう学生さんの目は瞬きも忘れるくらい真剣そのものです。

 

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目線の切り替え。

ブログもすっかり連休でした、伊丹学舍です。

みなさん、ゴールデンウィークはどのように過ごしましたか?

下宿を始めた新入生の方で帰省して約1ヶ月ぶりの実家に

親のありがたみを感じた人もいるのではないでしょうか。

雑誌製作演習

広報学科2年生の雑誌製作演習に行ってきました!

今日の雑誌製作演習は、関西が誇る2大情報誌

KansaiWalkerと関西1週間の特集を比べて

意見を出すという授業。

どちらの雑誌も特集はズバリGW(ゴールデンウィーク)!

同じGW特集でも何にスポットを当てているのか?

写真の撮り方は?レイアウトの仕方は?

デザインは?色は?文章は?キャッチコピーは?と

次々と検証が行われ、みんなの意見が飛び交います。

雑誌製作演習

普段、情報誌って流し読みをすることが多かったけど、

よく見てみると、写真やデザインが気になってくる。

と、学生さんたちもページをめくる度に

意見がどんどん増えていっていましたよ。

食べ物の写真が美味しそうに見えない、

文字が背景に沈んで見えにくい、

デート特集なのにデートでここに行きたくない!など

学生さんの意見はなかなか辛口。

二つの雑誌に使われている紙が違うのも新たな発見でした。

雑誌製作演習

「今日出された意見や感じたことが

将来、雑誌編集に携わるときに大切になってくるんです。」と、九鬼先生。

学生さんも今日から雑誌を見る目が変わるんだろうなぁ。

もしかしたら今が一番、購読者目線、編集者目線の

使い分けが出来る時期かもしれませんね。

 

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作業のおとも。

デザイン美術学科ガラス工芸コースの

基礎実習Ⅵに行って来ました!

基礎実習Ⅵ

この授業ではガラス入門としてトンボ玉を制作。

カセットバーナーと呼ばれるトンボ玉制作専用の

機械とケイン(細いガラスの棒)を使って制作します。

ガラス工芸といっても、吹きガラスやステンドグラス、

キルンワークにケインワークと様々な分野に分かれますが、

トンボ玉制作はお手軽で設備もいらないため、

制作人口が一番多いのだとか。

基礎実習Ⅵ

そんなトンボ玉ですが、意外?にも

歴史はとっても古く、紀元前から長きに渡ります。

現在でも、宝石や装飾品の代わりに使われたりしますが、

時代によってはお金の変わりに使われていたそう。

ローマ時代のトンボ玉をみても、

さすがお金の代わりに使われていただけあって、精巧です。

基礎実習Ⅵ

トンボ玉では、模様を均一につけるのが難しく、

水飴のように伸びるケインをどう操るかがポイント。

さらに小さい玉をバーナーで溶かしながらの作業なので、

集中すればするほどドライアイに。

火を扱うガラス制作の作業は熱や光といった

目を酷使する作業が多いので、

先生や学生の目を覆うメガネ所持率高いのですよ。

 

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