ムービングライト!

今日、メディア・芸術棟TVスタジオに入ってみると、

そこは音楽とライトの幻想的な空間になってました。

さらに先日お伝えした、ミュージカル研究Ⅱで

練習中の『コーラスライン』を踊ってもらうと

もうそこはブロードウェイ。(行ったことはないのですが…)

テレビ制作演習

ムービングライトを仕込んだ(セットした)と聞いて

テレビ制作演習の授業に行って来ました!

ムービングライトは、その名の通り『動く照明』です。

持ち込まれたムービングライトはLEDが使われており、

フルカラーで動きも自由自在。

もともと照明はハロゲン電球、キセノンランプ、

メタルハライドランプが使われていたところに

数年前からLEDも普及してきたのだとか。

テレビ制作演習

今まで使っていた照明もLEDに移行していっているのかと思いきや、

照明にはそれぞれ適性があるため、そうでもないのだとか。

LEDはテレビ業界では少しずつ増えて来ているものの

1番重宝されているのはコンサートだそう。

スモークをたくと、ビームと呼ばれる線が

3次元の空間を演出して、すごく立体的な空間に。

「色々なことができるからこそ、

それをどう使うのか?が大切。」と、川辺先生も言っていました。

テレビ制作演習

ムービングライトの演出でコーラスラインを踊ってくれた

学生さんは、「やっぱり照明の下で踊るのは気持ちいい」と笑顔。

残念ながら、キャンパス見学会で披露する「コーラスライン」は

教室でするため、ここまでの演出はできないですが、

まさに照明のチカラを思い知らされた授業でした。

 

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絶対泣いちゃうな。

先月、6月16日(水)にも行った、

ミュージカル研究Ⅱの授業。

そのときの様子はこちらから

引き続き『ミュージカル・コーラスライン』の練習中ですが、

発表を今週末のキャンパス見学会にひかえて

場当たり(立ち位置確認)と通し稽古をするというので

カメラを持って取材に行って来ました!!

ミュージカル研究Ⅱ

一ヶ月前に取材に行ったときには、

スタミナ不足が心配されましたが、

この一ヶ月で全員、見違えるほど上達していてビックリ。

通し稽古の時には担当の龍 悦代先生も、

「前回よりすごく良くなってるでしょ?

みんな短い期間ですごく上手くなってる。」

と、笑顔で通し稽古を見ていましたよ。

学生さんは本当にもの覚えが早い!

ミュージカル研究Ⅱ

今日は本番までの最後の授業だったので、

龍先生を中心に円陣が組まれ、

「本番では間違えてもいいけど、とにかく楽しくやること!

楽しくやるためには間違えない方がいいけどね(笑)

頑張ったら、絶対楽しくできるから。」

と、学生さんに激励の言葉が送られました。

ミュージカル研究Ⅱ

なかには、目に涙を浮かべる学生さんも。

それだけ、みんながミュージカル研究Ⅱの授業が好きで

龍先生が好きで、コーラスラインが好きということ。

キャンパス見学会の発表が終わったら絶対泣いちゃうな(笑)

 

キャンパス見学会についてはこちらから 

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晴れ女と雨女。

2週間くらい前から毎週月曜日には

外にスピーカーやミキサーが設置され、

大音量の音楽が聞こえてました。

なんだろう?と思っていると、

メディア・芸術学科テレビ制作演習のリハーサルだったそう。

テレビ制作演習

外に中継を繋ぐ音楽番組の制作中なのだとか。

昨日はその本番が行われていました!!

朝から集中豪雨を疑う、どしゃぶりの雨で

「リハでは晴れるのに、外ロケで本番となると

狙っているかのように雨が降るよね〜。」と

話していると撮影する頃には、

朝の雨がウソの様に晴れていました。

一日中雨予報だったのに…。

テレビ制作演習

どうやらテレビ制作演習履修生の中には

とんでもなく晴れ女もしくは晴れ男がいるらしいです。

担当の廣川先生は雨でも強行突破で撮影する!と

断言されていたのですが、晴れて良かった。

外の撮影では、天気に左右されるので大変なのです。

テレビ制作演習

天気は自然現象ですから、どうにもならないですしね。

こちらもスケジュールがあるから撮影日の変更が難しい。

学生さんも今日の本番で実際の制作現場の大変さを

身にしみて感じたのではないでしょうか。

 

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チャレンジャー集結。

伊丹学舍、実習棟A102教室の前を通るたびに

松の絵が仕上がっていくのが気になっていました。

制作基礎実習Ⅱ

教室に入ると鼻にツーンと絵の具の匂いが。

実はこれ、メディア・芸術学科 制作基礎演習Ⅱの

学生さんによる背景画、羽目板です。

松の絵なので松羽目。

主に古典芸能、いわゆる歌舞伎で使われる背景画です。

この松羽目は歌舞伎でも十八番の演目

「勧進帳」でも使われているのだとか。

制作基礎実習Ⅱ

教室の関係で実際に使われるサイズの

約1/3の縮小版らしいですが、結構大きいです。

なんで、羽目板なの?と聞いてみると、

実は学生さんたっての希望だったそう。

担当の足立宣治先生は、「難しいよって言ったのに、

みんなやりたいって言うから。」と笑っていました。

どうやら、今年の舞台芸術コースの学生さんは

チャレンジャーで勝ち気な学生さんが多そうです(笑)

制作基礎実習Ⅱ

教室のホワイトボードにはみんなが練習した跡が。

みんなどんな風に描いているのかというと、

話題はもっぱら、好きなアイドルの話など

笑いながら、和気あいあいの空気の中

手を動かしているといった感じです。

古典的な絵を描きながら現代アイドルの話という

ギャップがまた面白い。

 

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クレイは粘土を意味する。

細沼先生が担当する、デザイン美術学科CG制作演習では

曲に対するプロモーションビデオということで

ストップモーション・アニメーションを制作中です!

CG制作演習

ストップモーション・アニメーションとは、

静止画を少しずつ動かしながらカメラで撮影し、

連続再生することで、あたかも動いているかのように見せる、

いわゆるコマ撮りと言われている技法が使われています。

撮影対象の素材によって、分類され、

紙を使った紙アニメ、粘土を使ったクレイアニメ

その他にも人形を使った人形アニメに砂を使った砂アニメまで様々。

「ピングー」「チェブラーシカ」「こまねこ」などは

このストップモーション・アニメーションの分野で有名な作品です。

こちらは先輩たちがこの授業で制作し置いて行った、クレイコレクション。

CG制作演習

2組に分かれて学生さんが制作しているのは、

1秒10コマで3分間の音楽プロモーションPV。

約1800枚の静止画が必要ということです。

CLAY TOWNというソフトを使って制作していますが、

照明の加減であったり、カメラ設定にカメラワーク、

背景画や人形、小道具、パソコンによる編集など

たくさんの要素が詰まったストップモーション・アニメーションの撮影は

撮るよりも準備に時間がかかる、根気がいる作業。

CG制作演習

実はデザイン美術学科では、グループワークが少ないので

CG制作演習でのアニメ制作は貴重な経験なのですよ。

各コース専攻の学生さんが参加できる授業なので

それぞれが得意分野を発揮して、

個性溢れる作品を制作中でした!

完成を楽しみにしていますね

 

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ノミダコへの恐れ。

デザイン美術学科 基礎実習Ⅴ(立体造形)の

授業に行って来ました!!

基礎実習では、現在ハンドスカルプチャーを制作中。

ハンドスカルプチャーには『手の中に入る彫刻』

『手で鑑賞する』という意味があります。

基礎実習Ⅴ

ハンドスカルプチャーでは “面” がとても重要。

風船が破裂する前のような緊張感のある面もあれば

触ると安心するような面もあり、

逆にイライラしてしまう面もあります。

どんな面を制作するのかは学生さん次第。

担当の堀野先生は、

「それぞれの作品に答えはあるけど、

終わりがない。」と言います。

基礎実習Ⅴ

「やりすぎた…」と思う前が作品の一番良い状態だけど

やりすぎないと一番良い状態がわからない…

なんだか矛盾していますが、

どんどん経験を重ねるうちに、やりすぎる手前で

ストップできるようになるそうです。 

終わりがない、というのは、

制作中に視覚と触覚が鍛えられてしまうから。

どんなにキレイな“面”を制作しても

鍛えられた視覚と触覚によって

納得できる“面”を制作するのは果てしない作業です。

基礎実習Ⅴ

制作中の学生さんは木槌やノミ、切り出しナイフと

軍手を片手に女の子も男子顔負けの力強さ。

みんなペンダコならぬノミダコができるのを恐れています(笑)

 

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ひとつの試み。

デザイン美術学科で特別講義がありました!

1年生、2年生、専攻科生に各コースの先生方、

なんと卒業生まで参加して、満員御礼の教室です。

デザイン美術学科 特別講義

講師は尾野正晴先生。

尾野先生は元滋賀県立近代美術館館長で

現在は美術評論家、静岡芸術大学教授として活躍中です。

演題は「ひとつの試みー静岡文化芸術大学の学生と

現代美術家による写真展についてー」で

尾野先生が教鞭をとっている静岡文化芸術大学の学生さんが

現代美術家の村上誠さんの「遠海原 産土Ⅴ 村上誠個展」を

プロデュースしたときの体験談をお話していただきました。

デザイン美術学科 特別講義

スケジュール、広報・印刷、展示、記録と担当の班長を

決めて、学生さんが責任を持ってそれぞれの仕事に取り組んだことや

ギャラリーの特徴を見極めること、展示の工夫

自分たちが見て欲しい順路で見てもらうためには

受付の位置はどうしたらいいのかなど

悩んだところや反省点も挙げられたお話には、

今後、個展やグループ展の機会がたくさんある学生さんたちとって

大いに参考になったのではないでしょうか。

デザイン美術学科 特別講義

これから学内の展示室でも各コースの前期課題作品展

が次々と予定されているので、

今日聞いた話をどんどん参考にして、

作品の魅力をさらに引き立てる展示を心がけて欲しいですね。

 

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デザイナーよ、汗をかけ。

先日もこのブログでお伝えした、

デザイン美術学科ビジュアルデザインコース

マーケティング専攻の専攻実習Ⅲの授業風景。

前回の様子はこちらから

担当の木村先生の「今日、合評だから!」という言葉に

カメラを持って潜入取材してきました。

VD専攻実習 中間合評

合評といっても正確には中間合評。

課題は学生さんが架空の会社を立ち上げて

CI(コーポレートアイデンティティ)、広報戦略、広告媒体まで

自分でデザインしていくことです。 

来月末の最終合評に向けて、作品の途中経過を発表する場。

この段階では、学生さんの進行具合もバラバラです。

まだウェブデザインしかできていない人もいれば

ウェブ、カタログ、ポスター、DM(ダイレクトメール)まで

様々な広告媒体のデザインができている人も。

VD専攻実習 中間合評

担当の木村先生が何人かの学生さんに言っていたのは、

「例えばファッションカタログを作るなら、

世の中に出ている、ファッションカタログを

集めて来てたくさん見ること。

良いと思うところは真似したっていいんだよ。

簡単にネットからとってきた写真を使うんじゃなくて、

デザイナーだって汗をかきながら写真を撮ってみなさい。」

VD専攻実習 中間合評

なんだか、胸に突き刺さる一言。

来月28日の最終合評まで学生さんの忙しい日々は続くでしょうね。

最終合評はオープンクラスで高校生も見学できるので

ぜひ、この緊張感を味わいに来てください(笑)

 

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悲鳴と笑い声。

ミュージカル研究Ⅱの授業に行って来ました!

レオタード姿の学生さんたちは

いつもと違う雰囲気で新鮮。

自然と姿勢も良くなり、バレリーナオーラが見えます。

ミュージカル研究Ⅱ

必ず約20分のバーレッスンから始まる、

この授業は優雅なピアノ音楽に合わせて

プリエ、アラベスク、クぺ…と聞き慣れない言葉が

担当の龍先生から発せられ、学生さんがポーズ。

バレエ流柔軟体操が行われます。

ミュージカル研究Ⅱ

このバーレッスン、見ている分にはとっても面白かったです。

龍先生によって、唯一の男子学生である、

三角くんの足はどんどん伸ばされ、

三角くんの悲鳴に似た声によって、笑いが起こる…

という、龍先生と三角くんの漫才のような

掛け合いに笑顔の絶えない授業でした。

でも、実際に授業初めは体が固く、

全く開脚ができなかった学生さんも日々の努力により、

今では前後開脚できるまでになったそう。

ミュージカル研究Ⅱ

そんなバーレッスン後には、

7月のキャンパス見学会で発表予定の

『ミュージカル・コーラスライン』を練習。

ミュージカルは歌に踊りに演技にと、

3要素も含まれているので演じる方は大変なんです!

激しいダンス後の歌は学生さんも若干、息切れが。

それが普通だと思うのですが、

プロのミュージカル俳優は息切れしませんからね。

まだまだ練習とスタミナが必要ということでしょうか。

 

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無言の緊張感。

昨日は降らず、持ちこたえた雨も

今日は朝から降ったり止んだりの伊丹学舍です。

そんな日でも黙々と作業中のデザイン美術学科、

基礎実習Ⅶ(キャラクター造形)の授業に行って来ました!

基礎実習Ⅶ

現在、オリジナルショート作品3P〜6Pの漫画を制作中。

ネーム(漫画を描く前のラフスケッチのようなもの)を

一人一人、担当の桜先生にチェックしてもらっていました。

自分が描いたネームを先生が無言で読んでいる時が

学生さんにとっては、一番緊張している瞬間。

時間にして1、2分なのでしょうが、

緊張がこちらまで伝染して、それ以上に長く感じます。

基礎実習Ⅶ

3〜6Pの短いページ数で、始まりから終わりまで

話が上手くまとまるの?という気もしますが、

まさにこれが、まとめるようになる勉強なのです。

桜先生曰く、3〜6Pの漫画でも学生さんは

描きたいことが多すぎて

どんどん話がズレていってしまうことが多いのだとか。

短いページの漫画は、どこを1番読ませたいのか、

という見せ方の勉強にもなるのですね。

基礎実習Ⅶ

さすが、みんな描き慣れている感じで

ペンに迷いがなく、集中してスラスラ描けている印象。

すでに高校時代から漫画を描いている人が多いのかな、

と思ったら、実は芸短に入学してから初めて

漫画を描き始めたという人もいるのだとか。

しかも意外と上手だったり。

才能はどこに隠れているのか分からないものですね。

 

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