ポケットに軍手。

8月下旬にメディア・芸術棟TVスタジオに新たに仲間入りした、

移動式高所作業台のGenie(ジニー)。

後期授業開始早々にライセンス取得の講習が

授業内で行われ、取得できた学生さんから

順次、ジニーを使って作業を行っています。

舞台制作演習Ⅱ

(手に持っている青いカードが芸短オリジナルライセンスカード) 

今日、 舞台制作演習Ⅱの授業に行ってみると、

さっそく学生さん2人が ジニーに乗って

照明の調節を行っていました。 

高所恐怖症の学生さんが多いと聞いていたのですが、

この2人は大丈夫そう。

舞台制作演習Ⅱ
 

「乗り心地もいいですよ。エレベーターみたい。」と、

感想も教えてくれました。

廣川先生は「結構揺れる!降りるの早い!!」って

言っていたのに、女の子でも頼もしい2人です(笑) 

舞台制作演習Ⅱ
 

照明さんの必需品、軍手。

照明は直接触ると火傷してしまうので長袖・軍手が

照明さんの基本スタイルなのだとか。

みんなこんな感じでズボンのポケットに軍手はさんでます。 

 

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極私的ドキュメンタリー。

メディア芸術特講Ⅰに行ってきました!

メディア芸術特講Ⅰは、みっちり1〜5限を3日間、

大森一樹先生、浅沼孝先生、小林佐智子先生が

日替わりで講師を務められました。

メディア特講Ⅰ

ブログ取材に行ったのは、小林佐智子先生の授業。

芸短には初めて講義に来ていただきましたよ。

ドキュメンタリー映画の鬼才と言われ、

世界的ドキュメンタリー映画のマイケル・ムーア監督が

来日の際にわざわざ芸大まで会いに行ったという、

原一男先生の右腕であり、奥様でもあります。

メディア特講Ⅰ

近年の日本では、いわゆる劇映画と呼ばれる、

フィクション映画が好まれる傾向にあり、

テレビでは観たことがあっても、映画としてドキュメンタリーを

観たことのある学生さんは少ないのではないでしょうか?


極私的エロス・恋歌1974 [DVD]

極私的エロス・恋歌1974 [DVD]
小林佐智子 加藤登紀子
パイオニアLDC 2000-12-22

原先生が監督で、小林先生がプロデューサーを務めた
「極私的エロス 恋歌1974」では、かつての恋人が
自力出産する衝撃的な映像を撮り、賞賛を浴びた作品。

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さようならCP 〜原一男監督アクションドキュメンタリーシリーズ [DVD]
さようならCP 〜原一男監督アクション
ドキュメンタリーシリーズ [DVD]

小林佐智子

「さようならCP」では、脳性麻痺の男性の性体験を
含めた日常を追い、肉体から出た生の声を収めた
この作品はドキュメンタリー史に残る名作です。

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今回の授業で観た作品が、初めて出会ったドキュメンタリー映画の

学生さんもいたかと思いますが、この出会いを大切に

自分の中にある未知の領域を開拓していって欲しいです。

 

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タコあしの数。

デザイン美術学科で3日間開講中の

ガラス工芸特論へ行って来ました!!

ガラス工芸特論

去年もこの授業で見事な鮎のデモンストレーションを

見せてくれた、芸大教授の山野宏先生。

今年はなんと、『たこ壷と蛸』です。

山野先生はやっぱり海が好きなんでしょうか?(笑)

ガラス工芸特論

とても細かく繊細な作品のため

炉でガラスを暖めて溶かしては、形を少し整えて、

また暖めてガラスを溶かして、形を整えての繰り返し。

本当にちょっとずつしか進まなくて、

制作途中に山野先生がこぼした、

「蛸の足はなんで8本もあるんだろう…」という

言葉に思わず笑いました。

ガラス工芸特論

それでもやっぱり、作品はすごいです!

銀とむらさき色がリアルな蛸の色そのもの。

残念ながら、完成品は急いで除冷庫に入れられるため、

写真に収めることができませんでしたが、

除冷庫から出てきて、見るのが楽しみですね。

 

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時代劇に殺陣。

気温も少し下がり、徐々に秋が近づいてきたかな?

と、思える今日この頃の伊丹学舍です。

今日は、さとうしょう先生の

舞台芸術特講Ⅰへ行って来ました!!

舞台芸術特講Ⅰ

さとう先生の授業は殺陣(たて)から始まります。

この授業は1年生の履修者が多く、

初めて刀を持った、という学生さんも少なくないですが、

やればやるほど“様”になってくるのが殺陣。

舞台芸術特講Ⅰ

練習をこなすうち、上にあった重心も下がり、

無駄な動きがなくなっていきます。

鞘から刀を抜く『シュ』という音や

刀同士があたる『カンカン』という音が

さらに緊張感が高まって、いい効果に。

舞台芸術特講Ⅰ

時代劇でよく見るシーンを自分たちがやっているわけです!

学生さんたちも不慣れながらもなんだか楽しそうでしたよ。

時代劇と言われると、「年上の渋みある男性が似合う」と

思われがちですが、若い女の子たちがやっても

それはそれで見てる方は新鮮で格好良かったです◆◇◆◇

 

 

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オーラを自在に操る。

9月から随時、前期の集中講義が実施されます!

今日は浜畑 賢吉先生の舞台芸術特講Ⅰの

授業に行ってきましたよ!

舞台芸術特講Ⅰ

演習があるため、学生さんは動きやすいよう、

Tシャツにスエットのような格好で授業を受けます。

教室に行ってみると、カラフルなTシャツの学生さんの中でも

ダントツに目立つ、オレンジのTシャツ…3人も。

同じデザインではありません。

今年はオレンジが人気色なのかな?

舞台芸術特講Ⅰ

円になって、隣の人にエネルギーを送ってます。

学生さんによっては足を踏み込んだりして

エネルギーの移動が目に見えるんじゃないか、

というくらい力が入ってます。

舞台芸術特講Ⅰ

舞台俳優の心得としては、まずは真っすぐ立つこと。

ただ立つんじゃなくて、オーラを持って。

俳優さんは物を見る時に目で見るのではなく、胸で見るそう。

オーラや雰囲気というのは、子どもを前で抱っこする辺りの範囲から表れ、

舞台オーディションの時などは、

いかにオーラを保って立てるか、が大切なのだとか。

浜畑先生も親しみやすかったり、近寄りがたかったり。

俳優さんはオーラを出すことも引っ込めることも

自由自在なんだなぁ〜と、感じました。

 

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危ういバランス。

先週で前期授業は終了したのですが、

メディア芸術棟ゼミCの教室では

田中ゼミ&広告制作演習の履修者が

前期課題発表をしていました!!

田中ゼミ&広告制作演習

前期の課題は架空の広告代理店を立ち上げるというもの。

2〜3人ずつ、5チームに分かれて、

社名からロゴマーク、事業内容、コンセプトという細かい設定から

リーフレット、名刺、ポスターなど広告媒体決定まで

学生さんがすべて立案、設定、デザインを行います。

田中ゼミ&広告制作演習

デザイン美術学科のヴィジュアルデザインコース、

マーケティングの授業でも学生さんがオリジナル会社を設立して

広告媒体を考えるという授業がありましたが、

メディア・芸術学科メディアコース広告系のこの授業との

決定的な違いはグループワークか個人ワークか、ということです。

さらに、“広告代理店”と限られているので、

それぞれのグループの個性やアイデアが勝負となります。

どのグループも力を入れていたのが、『人を惹き付ける広告』。

田中ゼミ&広告制作演習

全体講評で担当の田中水四門先生は、

「どのグループにも言えるのは、紙面における活字バランスであったり

一定スペースにおける広告的要素のバランス。

安定しているものよりも高度ではあるけど、

危ういバランスの方が紙面に緊張感が出る。」

人を惹き付けるのは、安定よりも緊張感ということですね。

 

 

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筋肉痛のはず。

昨日から前期試験期間になると同時に

通信教育部の夏期スクーリングが始まりました!

そこで、体育の授業に行ってきましたよ。

通信教育部では総合教育科目の授業で体育が必須。

3日間の日程で朝から夕方までみっちり行われます。

通信教育部スクーリング 体育

今夏、体育のスクーリング履修者は18名。

性別も年齢も出身地もバラバラな学生さんたちが

同じ時期に一つの場所に集まって、

一緒に体育するのが通信教育部の面白いところ。

というより、すごく不思議な出会いですよね。

バラバラな出身地は、大阪、兵庫、奈良の近隣から

愛知、山口、福岡の遠方の方も。

通信教育部スクーリング 体育

初日だった昨日は、ガイダンス、ストレッチ、準備体操、

大縄跳びの後、オリジナルルール8点先取の

卓球大会(シングルス)が行われました!

なんと、昨日の参加者16名全員が卓球未経験者。

世界卓球の放送をテレビでやってても、

まだまだ認知度、人気度ともに低いということでしょうか…

通信教育部スクーリング 体育

ただ、卓球は未経験者でも年齢や性別に関係なく、

やってくうちに要領を覚えるので、みなさん楽しそうでしたよ。

でも、今日はラケットを持っていた腕が筋肉痛のはず。

 

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アイキャッチ。

今日は、前期授業最終日です。

基礎実習Ⅱの授業に行って来ました!

スペースデザインコースの緋田 昌弘先生が担当する

この授業では、ウィンドウディスプレイデザインの

合評が行われていました。

基礎実習Ⅱ

次々にでてくる、まるでりかちゃん人形の

ドールハウスのような かわいい作品たち。

パンが食べれる美容室や消しゴムで虫歯を治す歯科、

大人が子どもに戻れるBarなど…

コンセプトも変わってて面白いです。

ディスプレイに使われている小道具も

買って来たものから自分で制作したものまでさまざま。

基礎実習Ⅱ

貼ったり、ぶら下げたり、切り抜いたり、

思い描いているディスプレイに近づくように

学生さんたちが悩んで、試行錯誤した後が見られます。

合評最後に緋田先生は、「面白いんだけど、

表現不足の作品がもったいない。

ウィンドウディスプレイだから、

思わず目が奪われるようなアイキャッチが必要で、

それは、派手なら良いというわけでもないんだけど。

作品というのは共通して、特徴があるものが良いんだよ。」と、

基礎実習Ⅱ

後期からそれぞれの専攻コースに進む

学生さんたちに話してましたよ。

 

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ムービングライト!

今日、メディア・芸術棟TVスタジオに入ってみると、

そこは音楽とライトの幻想的な空間になってました。

さらに先日お伝えした、ミュージカル研究Ⅱで

練習中の『コーラスライン』を踊ってもらうと

もうそこはブロードウェイ。(行ったことはないのですが…)

テレビ制作演習

ムービングライトを仕込んだ(セットした)と聞いて

テレビ制作演習の授業に行って来ました!

ムービングライトは、その名の通り『動く照明』です。

持ち込まれたムービングライトはLEDが使われており、

フルカラーで動きも自由自在。

もともと照明はハロゲン電球、キセノンランプ、

メタルハライドランプが使われていたところに

数年前からLEDも普及してきたのだとか。

テレビ制作演習

今まで使っていた照明もLEDに移行していっているのかと思いきや、

照明にはそれぞれ適性があるため、そうでもないのだとか。

LEDはテレビ業界では少しずつ増えて来ているものの

1番重宝されているのはコンサートだそう。

スモークをたくと、ビームと呼ばれる線が

3次元の空間を演出して、すごく立体的な空間に。

「色々なことができるからこそ、

それをどう使うのか?が大切。」と、川辺先生も言っていました。

テレビ制作演習

ムービングライトの演出でコーラスラインを踊ってくれた

学生さんは、「やっぱり照明の下で踊るのは気持ちいい」と笑顔。

残念ながら、キャンパス見学会で披露する「コーラスライン」は

教室でするため、ここまでの演出はできないですが、

まさに照明のチカラを思い知らされた授業でした。

 

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絶対泣いちゃうな。

先月、6月16日(水)にも行った、

ミュージカル研究Ⅱの授業。

そのときの様子はこちらから

引き続き『ミュージカル・コーラスライン』の練習中ですが、

発表を今週末のキャンパス見学会にひかえて

場当たり(立ち位置確認)と通し稽古をするというので

カメラを持って取材に行って来ました!!

ミュージカル研究Ⅱ

一ヶ月前に取材に行ったときには、

スタミナ不足が心配されましたが、

この一ヶ月で全員、見違えるほど上達していてビックリ。

通し稽古の時には担当の龍 悦代先生も、

「前回よりすごく良くなってるでしょ?

みんな短い期間ですごく上手くなってる。」

と、笑顔で通し稽古を見ていましたよ。

学生さんは本当にもの覚えが早い!

ミュージカル研究Ⅱ

今日は本番までの最後の授業だったので、

龍先生を中心に円陣が組まれ、

「本番では間違えてもいいけど、とにかく楽しくやること!

楽しくやるためには間違えない方がいいけどね(笑)

頑張ったら、絶対楽しくできるから。」

と、学生さんに激励の言葉が送られました。

ミュージカル研究Ⅱ

なかには、目に涙を浮かべる学生さんも。

それだけ、みんながミュージカル研究Ⅱの授業が好きで

龍先生が好きで、コーラスラインが好きということ。

キャンパス見学会の発表が終わったら絶対泣いちゃうな(笑)

 

キャンパス見学会についてはこちらから 

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