デザイン美術学科立体造形コースの
基礎実習Ⅴの授業に行って来ました!
今週1週間は履修登録期間ということもあり、
1年生対象の実習の授業はガイダンス中心の授業がほとんど。
履修で悩んでいる学生さんも1度最初授業に出て、
ガイダンスを聞いてみるのも良いかもしれませんね。
取材に行って来た立体造形コースの基礎実習Ⅴでも
授業でやる課題の紹介や評価の方法、
必要な道具などのガイダンスが行われていました。
今後、立体造形コースの基礎実習Ⅴでは
初め、レリーフと呼ばれる半立体の作品、
次に、陶土を800℃で素焼きするテラコッタは
人の顔が課題になるのだそう。
デッサンなどで平面に描くのとは違い、
立体でとらえないといけないため、結構難しいのだとか。
最終課題はハンドスカルプチャーで
初めてどこから見ても作品、という
完全立体作品を制作します。
ハンドスカルプチャーは「手の中に入る、手の中で見る」
という意味があり、手のひらサイズのカワイイ作品。
担当の堀野先生曰く基礎実習Ⅴは、体験が重要な授業で、
様々な体験をしている過程が大事なのだそう。
作品を制作していて、一番迷うのは
どこまでやれば完成と言えるのか、ということ。
その一番良い状態を見分けるのが難しいのだとか。
「やりすぎるとやりすぎたって分かる。
一番ダメなのは、一番良い状態を見ずに完成としてしまうこと。
学生の間はやりすぎてしまうくらいやって欲しい。
失敗して、なぜ失敗したのか?を考えることで
次に制作する作品に良い影響が与えられる。」と、話しておられましたよ。