二人の魂はいつまでも呼び合う

 

今日は良いお天気! 洗濯日和ですね♪
木曜日にかけて、少しお天気が崩れていく予定なので、
洗濯は今日中にしておくのが良いかな…?

 

さて、そんな本日のブログは…
昨日に引き続き、卒業公演の様子をお伝えします♪

 

 

第2幕。大殿の側室・小夜が用意した
藤丸一座の舞から始まります。
…ここにいるのは、優緋の身代わりとなった蒼。

 

人知れず優緋になりすました蒼は、
武田の間者である藤丸一座の紗紅弥に刀を向けられ、
傍にいた鈴花を連れ去られます。

 

 

鈴花を連れ去ったのは鈴花の弟・慶春で、
兄・興春に命を狙われた慶春は紗紅弥と名乗り、
上諏訪当主となった優緋の命を狙ったのでした。
しかし、鈴花から真実を聞いた慶春は、
武田の陰謀を優緋になりすました蒼に伝えます。

 

戦ばかりの世に、真の明日があるのだろうか…
蒼は一人、戦乱の世を憂います。
そこへ励ましにくるのは、やはり裏諏訪五人衆。
これまで一緒に過ごしてきた仲間たちでした。

 

 

場面は変わって、諏訪湖にいる諏訪朗たち。
自分たちが住んでいた未来に帰る事が出来るのか、
不安が募っていきまます。

 

………一人諏訪湖を見つめる諏訪朗。
そこへ、蒼がやってきます。
諏訪朗がタイムスリップした先祖伝来の手鏡と
同じ形の手鏡を蒼が持っていたのです。

 

卯の年、卯の月、卯の日、卯の刻。
酉の年、酉の月、酉の日、酉の刻。

 

 

それぞれの手鏡に書かれたこの言葉から、
向かい干支であるということに気付いた2人は、
優緋に会いに行くことに…。

 

 

そこで明かされた真実。
蒼こそが、上諏訪の諏訪家の当主、
諏訪大明神に守られた女軍神だったのです。
手鏡に導かれ、この時代にきた意味を知った諏訪朗は
上諏訪と下諏訪の戦を勝ち戦にするため、
「諏訪法性の御兜」を取り戻そうとします。

 

その役を買って出たのが、優緋と結ばれた鈴花。
亡き優緋を思い、下諏訪の兄の元へと御兜を取り戻しにいきました。

 

 

戦が始まり、蒼と戦う決意をした諏訪朗たち…。
お城には火がが放たれ、もはや絶対絶命のなか、
お城を守り、仲間を助けようとする当主の蒼でしたが…
そこへ御兜をたずさえ、鈴花が氷の上を渡ってきた鈴花。
鈴花は、上諏訪の諏訪家を勝利に…。

 

 

過去と現在で、強い絆が芽生え、時空を超え結びつく物語。
実ることのない恋模様があったり…、戦乱の世に生きる武士の志を感じたり…、
ブログでは伝えきれないほど、たくさんのドラマが詰まった物語でした。

 

 

学生さんたちの演技に加え、タイムトリップする瞬間の照明や、
お城が炎にまかれたり、御神渡りを再現したり、桜が舞い落ちてきたり…
舞台に入り込んでしまう演出も素晴らしかったです♪

 

私のお気に入りは…
冒頭のホタル飛び交う諏訪湖の情景!
ご来場いただいたみなさんの
お気に入りは、どのシーンでしたか?

 

卒業公演のオフショットを明日のブログでお届けしますが…
終演後、人気だったのは…ドキドキのあの場面かな?
明日のブログもお楽しみに!!