大阪芸術大学客員教授 高円宮妃久子殿下の特別講義がありました!
妃殿下はこの春、「根付コレクションの研究」と題した
研究論文で芸術文化学の博士号を
大阪芸術大学で取得されたんですよ。
今回の御講義テーマは「根付コレクションについて
―ハサート・コレクション&高円宮コレクション」。
根付とは、印籠や巾着袋、煙草入など
提物を帯から吊るすときに滑り止めの役目を果たしているもので
人目にふれることから、さまざまな細工が施されるようになり、
江戸時代を最盛期にお洒落の対象となっていたのだとか。
今回は妃殿下の研究から、根付の成り立ちやコレクターの特徴、
主に石見国(現島根県)で制作された根付を蒐集した
ロバート・ハサートのコレクションについて御講義をしていただきました。
石見国の作品は根付のなかでも独特で、
自然を題材にしており、イノシシの牙や
シャチの歯など珍しい素材を使ったものが多いそう。
そのほか、高円宮コレクションからも
たくさんの作品を見せて頂きました。
見せて頂きながら、作品制作意欲がかき立てられた人へ。
第4回高円宮殿下記念 根付コンぺティションが
今年も開催されます。只今、作品を大募集中です!
自分だったらこういうの作りたいな、と思った人もいるはず。
ぜひ応募してくださいね。 →詳細はこちらから
司会してくれたメディア・芸術学科2年生の米森さんもありがとう。