デザイン美術学科版画コースの
基礎実習Ⅳへお邪魔してきました!
芸短で学べるのはシルクスクリーンとリトグラフ、銅版の3技法。
今回の授業では、シルクスクリーンの
カッティング方式という技法を使って、
「都会」というテーマで2版2色の作品を制作中でした。
シルクスクリーンとは、孔版画の一種で
色をつけたい部分に穴を作って、
そこだけインクを通過させて印刷することができます。
今回使用するインクにはメジウムという溶剤を使用して、
透明度をあげることで、2色刷りなのですが、
2色の色が重なったところは少し違う色となって、
3色刷りの効果期待できるそう。
みんなインクの調合や色の試し刷りも慎重でした。
版画は複数枚製作できるのが特長ですが、
1枚1枚、人の手で刷るため、若干ずれたり、
インクの乗りが変わったりと全部微妙に違うのが面白いんですよ。
指定枚数刷り終わったところで、解版。
せっかく時間をかけて作ったのに、壊すところが
切ない…と思いきや、学生さんは「気持ちいい!」と
はしゃいでいました(笑)