あいにくの雨が降っている伊丹学舍です。
今日は就職課主催の業界セミナーがありました!
講師は浪速短期大学(現 大阪芸術大学短期大学部)卒業で
学生さんの大大大先輩でもある、木村丹穂さん。
デザイン事務所 青空株式会社の代表取締役をしておられます。
デザインと一言にいっても、グラフィックにエディトリアル、
スペース、プロダクト、パッケージ、動画など
たくさんの分野があり、そのどれもが全く別もの。
でも、そのどれもに共通しているのは、
デザインはコミュニケーションするアートだということ。
デザインとアートは何が違うの?と思った人!
デザインは商業的要素を含み、
伝えたい相手がいて、どうしたら伝わりやすいのかを考えます。
そして、アートはまさに美術のこと。
自分が表現したいものを制作します。
さらに、デザイナーとして大事なのは
語彙力だと木村さんは言っていました。
やっぱり言葉の説得力はすごいです。
日本語には、たくさんの形容詞がありますが、
どれだけ形容詞を知っているかによって、
自分の頭の中にある曖昧なイメージを
より正確に伝えることができます。
年代も性別も生まれた地域すら違う人たちでも
みんながドキリとするキャッチコピーってありますよね。
言葉によって、全員に近いイメージを
持ってもらえることは意外と難しいのですよ。
語彙力はトレーニングで鍛えられるので、
どんどん磨きをかけていって下さい。
「デザインの仕事は『プロになる!』という自覚を
持つところから始まります。ぜひ頑張って欲しいですね。」と
学生さんにエールを送っていました。