デザイン美術学科、菅本先生の
漫画研究Ⅱの授業へ行ってきました!
今日の授業はストーリー漫画の歴史です。
漫画の神様と言われた、手塚治虫さんが
昭和22年1月に創刊した「新宝島」という月刊誌によって
ストーリー漫画の歴史は大きく転換しました。
当時では画期的だった、アップやアングルといった
映像的技法を取り入れた手塚さんの漫画は
当時、若手だった石森章太郎さん、赤塚不二夫さん、
藤子不二雄さん、 松本あきら(零士)さんといった、
現在では大御所となった彼らに支持され
「漫画の神様」と呼ばれるようになったそうです。
手塚さんが忙しい時には、鉄腕アトム執筆の
アシスタントを石森さんや松本さんが
務めたりしていたそうですよ。
現在では考えられない夢のコラボレーション!
石森さんや松本さんが手塚さんの画を
模写して似せて描くなんて信じられませんよね…
菅本先生曰く、漫画を描くというのは、
そっくり模写するところから始まるのだそうです。
みなさんも、幼い頃に好きな漫画の画を真似したり
写して描いたりしたことありますよね?
巨匠といわれる漫画家さんもみんなと同じ道を
通ってきたということです。
他にも少年週刊誌の生い立ちや少女漫画の歴史など
面白く、興味深い話が沢山聞けました!
漫画世代ど真ん中の学生さんたちも
興味津々の面持ちで菅本先生の授業を受けていましたよ。