今日はメディア・芸術学科メディアコース
出版系担当の小原先生から初投稿いただきました!
新年度の授業が今週から本格的にスタート。
メディア・芸術学科の「新聞・出版概論」の
第1回目の講義では、75人の受講生全員にその日の朝刊が配られ、
新聞を読む授業が行われました。
社会の出来事を知るために多くの学生が
利用しているのはインターネット。
新聞は余り読まれていないのが実情です。
しかし、マス・メディアのなかで最も長い歴史を持つ新聞は、
世界中に強力な取材網を巡らせ、
民主的な社会の形成に欠かすことが出来ない
豊かな情報を供給し続けています。
メディアを学ぶ学生にとって新聞は重要な研究テーマのひとつ。
まず、新聞に親しむことから始めようと、
新聞社から提供を受けた新聞が教室に持ち込まれました。
さらに、1面から最終面まで1ページずつ、
掲載されているニュースの解説を交えながら紙面の特徴を説明。
学生たちは、政治や社会のニュースだけでなく、
生活に役立つ話題やマンガ、
読者の投書などが載っていることを
〝発見〟して新鮮な印象を受けた様子。
授業後に提出した感想文には「新聞は思っていたより楽しい」
「これまではテレビ欄しか見なかったけれど、
今日からしっかり読もうと思います」などと綴られていました。
(投稿:メディア・芸術学科メディアコース出版系 小原常雄)