デザイン美術学科2年生の専攻実習Ⅱ(絵画)の
授業でキャンバス張りのデモンストレーションが
行われると聞いて行ってきました!!
もちろん、キャンバスが張ってあるものも
売られていますが、絵画を描く人の中では
自分で張る派の人が圧倒的に多いのだそう。
2年生は卒業制作で100号以上の大きな作品を制作するので
自分で張った方がコストが安いということもあります。
このキャンバス張りが実はけっこうな重労働。
しっかり張らないとシワが寄ってしまったり、
キャンバスが弛んでしまったりします。
そのシワや弛みも作品としてしまう人もいるようですが、
それは二の次として、まずはキレイに張れるようになること!
キャンバス張りから作品は制作されているのですよ。
中村先生曰く、キャンバス張りの成否は
初めに留める4カ所で80%は決まるそうです。
布や麻で作られているキャンバスは
種類によって破れやすいものもあるので
破れない程度に引っぱる、力加減が微妙で難しそう。
また、雨の日に張ると適度な湿度で、
キャンバス張りには最適な天候なのだとか。
これから、憂鬱だった雨の日も、
キャンバス張りができるので、むしろ待ち遠しいかも(笑)