やりすぎるまでやる。

デザイン美術学科立体造形コースの

基礎実習Ⅴの授業に行って来ました!

今週1週間は履修登録期間ということもあり、

1年生対象の実習の授業はガイダンス中心の授業がほとんど。

履修で悩んでいる学生さんも1度最初授業に出て、

ガイダンスを聞いてみるのも良いかもしれませんね。

専攻実習Ⅴ

取材に行って来た立体造形コースの基礎実習Ⅴでも

授業でやる課題の紹介や評価の方法、

必要な道具などのガイダンスが行われていました。

今後、立体造形コースの基礎実習Ⅴでは

初め、レリーフと呼ばれる半立体の作品、

次に、陶土を800℃で素焼きするテラコッタは

人の顔が課題になるのだそう。

デッサンなどで平面に描くのとは違い、

立体でとらえないといけないため、結構難しいのだとか。

専攻実習Ⅴ

最終課題はハンドスカルプチャーで

初めてどこから見ても作品、という

完全立体作品を制作します。

ハンドスカルプチャーは「手の中に入る、手の中で見る」

という意味があり、手のひらサイズのカワイイ作品。

担当の堀野先生曰く基礎実習Ⅴは、体験が重要な授業で、

様々な体験をしている過程が大事なのだそう。

専攻実習Ⅴ

作品を制作していて、一番迷うのは

どこまでやれば完成と言えるのか、ということ。

その一番良い状態を見分けるのが難しいのだとか。

「やりすぎるとやりすぎたって分かる。

一番ダメなのは、一番良い状態を見ずに完成としてしまうこと。

学生の間はやりすぎてしまうくらいやって欲しい。

失敗して、なぜ失敗したのか?を考えることで

次に制作する作品に良い影響が与えられる。」と、話しておられましたよ。

 

大阪芸術大学短期大学部ホームページ

大阪芸術大学短期大学部ブログトップ 

筋肉痛の早さ。

新入生のみなさん、

昨日はフレッシュマンキャンプお疲れさまでした。

そして、今日からいよいよ前期授業開始ですね!

新入生の初授業の取材をするべく、

広報学科から新たにメディア・芸術学科となった

三林先生の演技基礎演習Ⅱに行って来ましたよ。

演技基礎演習

まずは、エクササイズの仕方を三林先生から教わった

新入生の学生さんたちに、ブログの取材を打ち明けると

中国雑疑団並の特技披露をしてくれました。

新体操を12年間やっていたという彼女の特技は

名付けて「シャチホコ」だそう。

むしろ、シャチホコよりも綺麗な姿勢です。

演技基礎演習

みんなで、円になってブリッジも披露してくれました。

なんだか変な構図になっていますが、

柔らかい学生さんが多いのでビックリ!

体が固いという学生さんも

これから頑張れば、柔らかくなるので大丈夫ですよ。

まさに、毎日のエクササイズが大切なのです。

また、授業の終わりではインナーマッスルと言われる

骨の周りの筋肉を鍛える動きを鏡の前で練習しました。

演技基礎演習

足と腕を90度に上げてる足踏みする、

この運動は三林先生曰く、「恐怖の足踏み」。

授業終わりに今日の初授業の感想を聞くと、

「三林先生の初授業楽しかったです!

ただ、すでに足がパンパンです…。」と、

笑顔で答えていただきました!

さっきした運動の筋肉痛が数分後にくるなんて…羨ましい。

 

大阪芸術大学短期大学部ホームページ

大阪芸術大学短期大学部ブログトップ 

キラキラした女性。

広報学科出版系が制作している、

フリーペーパーキラキラが本日発行されました!

第4号となる今回のインタビューは

芥川賞受賞作家で伊丹市名誉市民でもある田辺聖子さんです!!
フリーペーパーキラキラ 4号

なんと、学生さんたちが自らオファーを依頼して

承諾の返事をいただいたそうですよ。

田辺さんは『感傷旅行(センチメンタルジャーニィ)』で

1964年に芥川賞を受賞。

その他にも数々の受賞歴があり、

『ジョゼと虎と魚たち』は、犬童一心監督で映画化、

『芋たこなんきん』は朝の連続テレビ小説としてNHKで放映されるなど、

日本を代表する女流文学作家の一人です。

田辺さんのお名前は知らなくても、作品を知っている方も多いのでは?

フリーペーパーキラキラ 4号
フリーペーパーキラキラ 4号

インタビューをした、広報学科2年生の奥村さんは

「私は田辺聖子さんの本を読んだことがなかったので

   まずは、代表作で芥川賞受賞作である『感傷旅行』を

   みんなで読んで行こうという話になりました。」

初めて作家さんにお会いするので、

どうしようかと緊張したそうですが、

「明るくて途切れなく話してくれて、ほっとしました。

   話すテンポもよくて、大阪の人って感じでしたよ。」

と田辺さんにインタビューした様子を話してくれました。

フリーペーパーキラキラ 4号

さらには、インタビューから脱して

一緒に取材に行っていた、作家志望の友達にも

日頃からできるアドバイスをしてくれたそう。

そんな温もりが伝わってくるようなインタビューが

今月号のキラキラで読めます!

伊丹市の主な公共施設で手に入れることができるので

ぜひ手に取ってみてくださいね

 

大阪芸術大学短期大学部ホームページ

大阪芸術大学短期大学部ブログトップ 

文字が見えない…を回避。

いよいよ今日、〆切が迫っている

パラボラ通信の編集に追われる出版系で

入稿データの制作について

印刷会社の方によるDTP講座がありました!

DTPとはDeskTopPublishingの略で

コンピュータで編集作業を行う、卓上出版を意味します。

編集したものを印刷会社に入稿した時に

写真データが出ないとか、文字が化ける(変形する)といった

トラブルが実は結構あります。 

そんなトラブルを回避するために

印刷会社との約束事がいくつかあるのですよ。

DTP講座

たとえば、雑誌を読んでいるときに

見開きの綴じてあるちょうど真ん中部分に、

文字がうもれていて、綴じてある部分を

無理に開いたことはありませんか?

その場合は、そうなることにまで配慮して、

綴じる側の文字を少し内側に配置しなければ

ならなかった、ということです。

本にも色々な綴じ方があり、

週刊誌に多い、本を開いた状態で中央部分を綴じる中綴じや

教科書に多い、本を綴じた状態で中央部分を綴じる平綴じ、

コミック雑誌に多い、接着剤を使用する無線綴じなど…

綴じ方によっても、配置に気配りが必要です。

DTP講座

その他にもフォント(文字)の選び方や保存の仕方、

画像の解像度とスクリーンの線数、

パソコンのバージョンによる違いや

データの保存形式についてなど…

印刷の知識をふまえたデータ制作が必要です。

印刷会社に就職する学生もいるので、

そういった知識があると有利かもしれませんね。

出版物にはお金と時間がかかるもの、

できれば印刷の状態を確認する校正は回数を少なく、

納期も短く、スムーズに終わらせたいものです。

 

大阪芸術大学短期大学部ホームページ

大阪芸術大学短期大学部ブログトップへ 

スピードアップ!

スナックDream開店です。

場所は東京下北沢という設定の

伊丹学舍、広報棟1Fテレビスタジオ(笑)

芸術家やバンドマン、俳優の卵が集まるここは、

ママのキリコさんが夢見る若者を応援する、

とっても素敵なお店です…という設定です。

テレビ制作演習

広報学科 テレビ制作演習の授業に行ってきました!

10月下旬から続いている、ドラマの収録は

来週のクランクアップを目指して終盤を迎えています。

授業開始早々に行われる、セットの組み立てでは

先週とのつながりを大切にするため

モニターを確認しながら続けられ、

細かい装飾にもこだわりが覗きます。

テレビ制作演習

セットの組み立てにかける時間は約1時間半。

前回、ブログの取材で行った同授業に比べ、

セットはより複雑になっているにも関わらず

組み立てはスピードアップされていました!

→前回のブログはこちらから

担当の南波 先生も

「前期と比べるとだいぶ動けるようになってきた。

慣れた頃に卒業していくんだよ…」と寂しそう。

前期よりも複雑なセットにも関わらず、

スピードが上がっているということは、

1人1人が積極的に動いて、判断できているということ。

テレビ制作演習

みんなの実力が、この1年で確実に上がったことが

示されています。

芸短でみっちり基礎を学習しておけば、

どこに行っても困らないはず!!

今年も終わりに近づいていますが、後期授業終了まで

1つでも多くのことを吸収していって下さいね

 

大阪芸術大学短期大学部ホームページ

大阪芸術大学短期大学部ブログトップへ 

一人でできるもん。

ガラス工芸の特別講義がありました!

講師は大阪芸術大学でも教えておられる、

スコット・ベネフィールド先生です。

スコット先生はイタリアのベネチアンガラスで有名な

ケイン(細いガラスの棒)を使った作品に魅せられて、

パズルのように組み合わせて模様を作る

ケインワークの作品を多く作っています。
ガラス工芸特講

(ガラス工芸のみんなでコロッケパンパーティーしてました。)

一気に作品を作る吹きガラスとは違い、

ケインワークは作業が個別になるのが特徴で

立ち止まってデザインを考え直すことも

少なくないのだとか。

スライドレクチャーの後、

アメリカにあるスコット先生の工房で

作品を作る様子をDVDで鑑賞。
ガラス工芸特講

これがすごく面白かったんです!

ガラスの作品を作る時は助手の方と

2人で作業することが多いのですが、

スコット先生の工房は一人で作れるように

機械を駆使して、いろいろ工夫が施されています。

これがなんともキテレツな工房で面白かったです。

ガラス工房には似つかわしくない、

市販の電動ドリルが登場した時には思わず笑いが。

ガラス工芸特講

次は、ガラス工芸実習室に移動して

デモンストレーションを見学です。

サービス精神旺盛なスコット先生は、

ガラス工芸実習室に集まった沢山の先生&学生に

様々なケインの作り方を見せていただきました。

その中にはもちろん電動ドリルもありましたよ(笑)

熱されることで水飴のように伸びるガラスは本当に不思議。
ガラス工芸特講

今回、一番気になったのは、

ガラス工芸の先生がみんなバイリンガルで

スコット先生と普通に英語で話してたこと。

ガラス工芸に携わるとみんな留学したくなるのか…?

ガラスには日本というより外国のにおいを感じます。

 

大阪芸術大学短期大学部ホームページ

大阪芸術大学短期大学部ブログトップへ 

カメラじゃなくてキャメラ。

広報学科映像系コースから

新しいキャメラが届いたと報告を受けました!

今回、届いたのはSONYのHVR-Z5J。

今まで使っていた、SONYのHVR-V1Jよりも

レンズが広角で明るいそうです。
映像系授業

学生が嬉しそうに箱から取り出していました!

今までのよりも1まわり大きくなって、重さもずっしり。

液晶の位置が高くなり、見やすい!

という学生の声が聞こえてきました。

現在、オリジナル映画を撮影中の監督・與田くんは

クランクインはこちらから

これで2キャメ撮りが可能になりました。

臨場感のある映像が撮れます!

と喜んでいましたよ。
映像系授業

(写真はプロデューサーの中山くん。実は現学友会会長なのにブログ初登場。)

キャメラの他にもモニターも新しく追加して、

現場はさらにテレビで見たことのある

映画撮影現場さながらに。

担当の金先生も「僕の事務所で使っているキャメラより

いいキャメラが入ったなー」とぼそり。
映像系授業

ここで知識

「キャメラ」という言葉にあれ?と

思った人もいると思いますが、

そう、「カメラ」ではなく「キャメラ」

放送業界では「カメラ」で、映画業界では「キャメラ」

同じ物を指しているのに、なぜか呼び方が違うのです。

静止画のスチールカメラと区別するために

映画関係者はカメラキャメラで呼び分けているそうです。

広報学科の学生が最初の授業で抱く疑問ですね。

 

大阪芸術大学短期大学部ホームページ

大阪芸術大学短期大学部ブログトップ 

ほとばしる情熱。

来年度の入学案内に掲載する写真を撮るために

演劇表現演習の授業に行ってきました!!

授業は情熱のフラメンコ。
演劇表現演習 フラメンコ

三林 京子先生の演習授業では、フラメンコの他に

ソシアルダンスや日本舞踊も学びます。

姿勢や緩急をつけた動き、難しいリズムなど

踊りを通して学ぶことはとても多いのです。

舞台では姿勢から立ち振る舞いが重要ですからね。

日も沈みかけた頃の体育館は

少し肌寒いくらいでしたが、

学生の額には汗が滲んでいましたよ!
演劇表現演習 フラメンコ

黒のタートルネックに黒いロングスカート、

ヒールの靴はシンプルな服装なだけに

顔の表情や手の動きが際立ちます。

動く度に大きく揺れるロングスカートからも

激しい動きが伝わってきます。
演劇表現演習 フラメンコ

フラメンコはリズムがとっても難解。

さらにヒールの靴なので

見ているこっちの足がつりそうでした。

これからどんどん、舞台の上で自分を大きく見せる動きや

情熱的な表情に磨きをかけていってくださいね!
演劇表現演習 フラメンコ

 

 

大阪芸術大学短期大学部ホームページ

大阪芸術大学短期大学部ブログトップ 

流れるブロンズ。

ブロンズを溶かして流し込む、

ブロンズ鋳造の授業をすると聞いて

デザイン美術学科の立体造形コース屋外作業スペースに行ってきました!

水のように溶けて流れるブロンズは

すごく綺麗だと聞いていたので

期待に胸が膨らむばかり。

ブロンズ鋳造

ブロンズを溶かす専用の炉からは、すでに黄色い炎が。

炉でブロンズを溶かしている間に

粘土等で作ったモチーフを使って砂型を作っていきます。

ブロンズ鋳造

そうこうしているうちに溶けたブロンズが

炉の溝を通って流れてきた時、

黄金色の炎が水になったようなブロンズの流れに

思わず、その場にいたみんなが息を飲みました。

また、使い込んだ炉から神秘的なブロンズが流れてくるので

そのギャップにもビックリです。

ブロンズ鋳造

その流れるブロンズを砂型に流し入れ、

30分ほどして砂型から作品を取り出します。

取り出している時、「化石の発掘みたい。」という声が。

芸術作品を取り出しているわけですから

同等の価値がありますよ!
ブロンズ鋳造

さらに風圧で細かい砂を除去してから

やっとブロンズになった自分の作品に出会えます。

実際手で持ち上げてみると、想像以上に重たいです!!

作品の大きさにもよりますが、片手ではプルプルします。
ブロンズ鋳造

メダリストはこれを肩に下げるわけですから、

肩がこること間違いなしです。

このブロンズを溶けた状態で杓で掬っていた職人さん、

重さ、熱さに対してさすがとしか言えないです。

 

大阪芸術大学短期大学部ホームページ

大阪芸術大学短期大学部ブログトップ 

クランクイン。

広報学科映像系の映画撮影が

昨日、クランクインということで、

芸短ブログのために記者会見を行ってもらいました!!

作品タイトルは「マイ・サンシャイン(仮題)」

作品は15分の予定で、

絆、信じる心をテーマとして、

男性2人、女性1人の計3人の大学生の話だそうです。
広報学科 映像系

監督……………與田 悟

理絵……………康村 知里

明(アキラ)…….岡本 紘典

正(タダシ)…….松浦 弘将

 

監督の與田 悟くんは、

「冤罪事件という難しい素材も扱います。

でもそれだからといって暗くなるわけではありません!

学生らしく、ユーモアのある作品をめざして頑張ります!

ゆくゆくは映画コンクールへの出品も視野に入れてます。」

と、やる気に満ちた瞳で話していただきました。
広報学科 映像系

主演に大抜擢された、理絵役の康村知里さんは、

「私はデザイン美術学科なので、初めてお話をいただいた時に

演技なんてできない、って思ったんです。

それでも、ちょっとでいいから、って言われて…

台本見て、セリフの多さにビックリしました。

全然ちょっとじゃないって(笑)。」

>>初めての演技は苦労してますか?

「みんながいる前なのに、カチンコがなった瞬間に

役になりきるのが、難しいです。

やっぱりまだちょっと恥ずかしい。

あと、声のトーンとか表情にも苦労してます。」

>>演技と絵を描くのはどっちが好き?

「やっぱり絵の方が好きですね(笑)。」
広報学科 映像系

他の授業との兼ね合いもあり、

なかなか出演してくれる人が見つからなかった時、

監督のイメージにピッタリということで

デザイン美術学科の康村さんに矛先が向いたそうです。

次はぜひ完成披露記者会見をお待ちしています

 

大阪芸術大学短期大学部ホームページ

大阪芸術大学短期大学部ブログトップ