紙面に表れる色。

土曜日のブログでも紹介しました、   →こちらから

新聞製作演習で製作している

フリーペーパー「キラキラ」も新年度になって

編集スタッフが新メンバーとなりました!

「キラキラ」の編集は通年授業の新聞製作演習で行われるため、

年2回の発行が終わると、メンバーがガラリと入れ替わります。

「キラキラ」は発行から3年目に突入しますので、

今回のメンバーも第3期生ということになりますね。

新聞製作演習

同じ伊丹市情報誌を製作していても、

その年のメンバーの色が紙面に表れるので不思議。

イラストが上手な学生さんがいれば、イラストが入っていたり、

文章の雰囲気であったり、目をつける場所が違います。

今年のメンバーはどんな色の

紙面をつくってくれるのか今から楽しみ。

新聞製作演習

今日は、本格的な企画会議の前に

まず、自分たちが1年間紙面で取り上げる

「伊丹市というのはどういうところなのか?」を

知るために市役所や各文化施設といった

伊丹市を象徴する場所へ、

新メンバーで見学に行って来たそうですよ!

新聞製作演習

学校は伊丹市にありますが、伊丹市外から

通学してきている学生さんがほとんど。

市外からみた伊丹市の情報誌という面が

今までの情報誌にはなく、新しい情報誌ですよね。

今日、学生さんが見学してきて感じたことは、

企画会議や紙面を製作していくときに

必ず大切なキーワードとなるので、

忘れないように書き留めておいて下さいね(笑)

 

 

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肩のプレッシャー。

今日は、メディアコース放送系の授業で

1年生が初めてカメラに触るということで、

放送基礎演習の授業に行って来ました!

TVスタジオでは、まず初めに

平台と箱馬という木の箱を使って

床を上げるという、セットを組みました。

放送基礎演習

TVドラマではよく使われるセット組みで、

座った場面でカメラと目線を合わせるために

床の上に床を作り二重床にするそうです。

次に、実際にカメラに触ってみました!

なかにはカメラマン志望の学生さんもいて、

みんなカメラを触りながら目がキラキラしていましたよ。

放送基礎演習

ハンディカメラとして肩に乗せた時にはよろけてしまう姿も。

なにせ、このカメラの重さは約7kg!

「意外と軽い」と言っていた学生さんもいましたが、

このハンディタイプは肩に乗せるだけではなく、

手で持って撮影する場合もあるので、

その時にはすぐに7kgの重さを実感できます。

放送基礎演習

さらにカメラとレンズを合わせて何百万とする代物なので

その価値も肩と腕にずっしり。

カメラマンは体力仕事なのですよ。

音響志望の学生さんや照明志望の学生さんも

今後もどんどんスタジオ機材に触っていくので

楽しみにしていてくださいね

 

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漫画の神様。

デザイン美術学科、菅本先生の

漫画研究Ⅱの授業へ行ってきました!

今日の授業はストーリー漫画の歴史です。

漫画研究Ⅱ

漫画の神様と言われた、手塚治虫さんが

昭和22年1月に創刊した「新宝島」という月刊誌によって

ストーリー漫画の歴史は大きく転換しました。

当時では画期的だった、アップやアングルといった

映像的技法を取り入れた手塚さんの漫画は

当時、若手だった石森章太郎さん、赤塚不二夫さん、

藤子不二雄さん、 松本あきら(零士)さんといった、

現在では大御所となった彼らに支持され

「漫画の神様」と呼ばれるようになったそうです。

漫画研究Ⅱ

手塚さんが忙しい時には、鉄腕アトム執筆の

アシスタントを石森さんや松本さんが

務めたりしていたそうですよ。

現在では考えられない夢のコラボレーション!

石森さんや松本さんが手塚さんの画を

模写して似せて描くなんて信じられませんよね…

菅本先生曰く、漫画を描くというのは、

そっくり模写するところから始まるのだそうです。

みなさんも、幼い頃に好きな漫画の画を真似したり

写して描いたりしたことありますよね?

巨匠といわれる漫画家さんもみんなと同じ道を

通ってきたということです。

漫画研究Ⅱ

他にも少年週刊誌の生い立ちや少女漫画の歴史など

面白く、興味深い話が沢山聞けました!

漫画世代ど真ん中の学生さんたちも

興味津々の面持ちで菅本先生の授業を受けていましたよ。

 

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アンバランスな美。

今日、伊丹学舍では太陽の周りに光の輪が現れる

「暈」という大気光学現象が見られました!

気がついた学生さんはいましたか?

太陽がとても眩しくて写真は断念…

自然現象は肉眼で見るのが一番綺麗ですしね。

華道Ⅰ
 
今日のブログは総合教育科目生活文化系の華道Ⅰの

授業へ取材に行って来ました!!

生活文化系の中には他に茶道もあるのですが、

華道や茶道の授業が単位認定科目として

大学で開講されているのは珍しいのだとか。

自分で教室に足を運ぶのはなかなか気が重い世界のような

印象を受けますが、学校で授業がとれるのは嬉しいですね。

フラワーアレンジメントは経験あるけど、

花を生けるのは今日が初めてという、みんなの中には

男の子もいて、とっても微笑ましい雰囲気でした。

華道Ⅰ
 
担当の山田先生が教えて下さるのは嵯峨御流。

花を生けるのに一般的な剣山は使わずに

七宝と言われる花留めを使うのが特徴です。

今日のお花はチョウチン桜・二ゲラ・白菊・レザーファンと

バラ・ラナンキュラス・モンステラ・ウツギの2つの

盛り花から自分の好きな方を選び、水盤に生けていきます。

山田先生曰く、花の生け方で

その人の性格や今日の気分が分かるのだそう。

華道Ⅰ
 
初めて生けたにしては、みんなかなり優秀。

同じ花を使った作品でも生ける人が変わると雰囲気が変わります。

これが性格や気分を表すということでしょうか?

華道は日本伝統の芸術ですからね。

みなさん、さすが芸大生といった感じです。

 

 

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新聞を読む授業。

今日はメディア・芸術学科メディアコース

出版系担当の小原先生から初投稿いただきました!

新聞・出版概論

新年度の授業が今週から本格的にスタート。

メディア・芸術学科の「新聞・出版概論」の

第1回目の講義では、75人の受講生全員にその日の朝刊が配られ、

新聞を読む授業が行われました。

社会の出来事を知るために多くの学生が

利用しているのはインターネット。

新聞は余り読まれていないのが実情です。

新聞・出版概論

しかし、マス・メディアのなかで最も長い歴史を持つ新聞は、

世界中に強力な取材網を巡らせ、

民主的な社会の形成に欠かすことが出来ない

豊かな情報を供給し続けています。

メディアを学ぶ学生にとって新聞は重要な研究テーマのひとつ。

まず、新聞に親しむことから始めようと、

新聞社から提供を受けた新聞が教室に持ち込まれました。

さらに、1面から最終面まで1ページずつ、

掲載されているニュースの解説を交えながら紙面の特徴を説明。

新聞・出版概論

学生たちは、政治や社会のニュースだけでなく、

生活に役立つ話題やマンガ、

読者の投書などが載っていることを

〝発見〟して新鮮な印象を受けた様子。

授業後に提出した感想文には「新聞は思っていたより楽しい」

「これまではテレビ欄しか見なかったけれど、

今日からしっかり読もうと思います」などと綴られていました。

(投稿:メディア・芸術学科メディアコース出版系 小原常雄)

 

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雨が待ち遠しい。

デザイン美術学科2年生の専攻実習Ⅱ(絵画)の

授業でキャンバス張りのデモンストレーションが

行われると聞いて行ってきました!!

もちろん、キャンバスが張ってあるものも

売られていますが、絵画を描く人の中では

自分で張る派の人が圧倒的に多いのだそう。

専攻実習Ⅱ

2年生は卒業制作で100号以上の大きな作品を制作するので

自分で張った方がコストが安いということもあります。

このキャンバス張りが実はけっこうな重労働。

しっかり張らないとシワが寄ってしまったり、

キャンバスが弛んでしまったりします。

専攻実習Ⅱ

そのシワや弛みも作品としてしまう人もいるようですが、

それは二の次として、まずはキレイに張れるようになること!

キャンバス張りから作品は制作されているのですよ。

中村先生曰く、キャンバス張りの成否は

初めに留める4カ所で80%は決まるそうです。

専攻実習Ⅱ

布や麻で作られているキャンバスは

種類によって破れやすいものもあるので

破れない程度に引っぱる、力加減が微妙で難しそう。

また、雨の日に張ると適度な湿度で、

キャンバス張りには最適な天候なのだとか。

これから、憂鬱だった雨の日も、

キャンバス張りができるので、むしろ待ち遠しいかも(笑)

 

 

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やりすぎるまでやる。

デザイン美術学科立体造形コースの

基礎実習Ⅴの授業に行って来ました!

今週1週間は履修登録期間ということもあり、

1年生対象の実習の授業はガイダンス中心の授業がほとんど。

履修で悩んでいる学生さんも1度最初授業に出て、

ガイダンスを聞いてみるのも良いかもしれませんね。

専攻実習Ⅴ

取材に行って来た立体造形コースの基礎実習Ⅴでも

授業でやる課題の紹介や評価の方法、

必要な道具などのガイダンスが行われていました。

今後、立体造形コースの基礎実習Ⅴでは

初め、レリーフと呼ばれる半立体の作品、

次に、陶土を800℃で素焼きするテラコッタは

人の顔が課題になるのだそう。

デッサンなどで平面に描くのとは違い、

立体でとらえないといけないため、結構難しいのだとか。

専攻実習Ⅴ

最終課題はハンドスカルプチャーで

初めてどこから見ても作品、という

完全立体作品を制作します。

ハンドスカルプチャーは「手の中に入る、手の中で見る」

という意味があり、手のひらサイズのカワイイ作品。

担当の堀野先生曰く基礎実習Ⅴは、体験が重要な授業で、

様々な体験をしている過程が大事なのだそう。

専攻実習Ⅴ

作品を制作していて、一番迷うのは

どこまでやれば完成と言えるのか、ということ。

その一番良い状態を見分けるのが難しいのだとか。

「やりすぎるとやりすぎたって分かる。

一番ダメなのは、一番良い状態を見ずに完成としてしまうこと。

学生の間はやりすぎてしまうくらいやって欲しい。

失敗して、なぜ失敗したのか?を考えることで

次に制作する作品に良い影響が与えられる。」と、話しておられましたよ。

 

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筋肉痛の早さ。

新入生のみなさん、

昨日はフレッシュマンキャンプお疲れさまでした。

そして、今日からいよいよ前期授業開始ですね!

新入生の初授業の取材をするべく、

広報学科から新たにメディア・芸術学科となった

三林先生の演技基礎演習Ⅱに行って来ましたよ。

演技基礎演習

まずは、エクササイズの仕方を三林先生から教わった

新入生の学生さんたちに、ブログの取材を打ち明けると

中国雑疑団並の特技披露をしてくれました。

新体操を12年間やっていたという彼女の特技は

名付けて「シャチホコ」だそう。

むしろ、シャチホコよりも綺麗な姿勢です。

演技基礎演習

みんなで、円になってブリッジも披露してくれました。

なんだか変な構図になっていますが、

柔らかい学生さんが多いのでビックリ!

体が固いという学生さんも

これから頑張れば、柔らかくなるので大丈夫ですよ。

まさに、毎日のエクササイズが大切なのです。

また、授業の終わりではインナーマッスルと言われる

骨の周りの筋肉を鍛える動きを鏡の前で練習しました。

演技基礎演習

足と腕を90度に上げてる足踏みする、

この運動は三林先生曰く、「恐怖の足踏み」。

授業終わりに今日の初授業の感想を聞くと、

「三林先生の初授業楽しかったです!

ただ、すでに足がパンパンです…。」と、

笑顔で答えていただきました!

さっきした運動の筋肉痛が数分後にくるなんて…羨ましい。

 

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キラキラした女性。

広報学科出版系が制作している、

フリーペーパーキラキラが本日発行されました!

第4号となる今回のインタビューは

芥川賞受賞作家で伊丹市名誉市民でもある田辺聖子さんです!!
フリーペーパーキラキラ 4号

なんと、学生さんたちが自らオファーを依頼して

承諾の返事をいただいたそうですよ。

田辺さんは『感傷旅行(センチメンタルジャーニィ)』で

1964年に芥川賞を受賞。

その他にも数々の受賞歴があり、

『ジョゼと虎と魚たち』は、犬童一心監督で映画化、

『芋たこなんきん』は朝の連続テレビ小説としてNHKで放映されるなど、

日本を代表する女流文学作家の一人です。

田辺さんのお名前は知らなくても、作品を知っている方も多いのでは?

フリーペーパーキラキラ 4号
フリーペーパーキラキラ 4号

インタビューをした、広報学科2年生の奥村さんは

「私は田辺聖子さんの本を読んだことがなかったので

   まずは、代表作で芥川賞受賞作である『感傷旅行』を

   みんなで読んで行こうという話になりました。」

初めて作家さんにお会いするので、

どうしようかと緊張したそうですが、

「明るくて途切れなく話してくれて、ほっとしました。

   話すテンポもよくて、大阪の人って感じでしたよ。」

と田辺さんにインタビューした様子を話してくれました。

フリーペーパーキラキラ 4号

さらには、インタビューから脱して

一緒に取材に行っていた、作家志望の友達にも

日頃からできるアドバイスをしてくれたそう。

そんな温もりが伝わってくるようなインタビューが

今月号のキラキラで読めます!

伊丹市の主な公共施設で手に入れることができるので

ぜひ手に取ってみてくださいね

 

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文字が見えない…を回避。

いよいよ今日、〆切が迫っている

パラボラ通信の編集に追われる出版系で

入稿データの制作について

印刷会社の方によるDTP講座がありました!

DTPとはDeskTopPublishingの略で

コンピュータで編集作業を行う、卓上出版を意味します。

編集したものを印刷会社に入稿した時に

写真データが出ないとか、文字が化ける(変形する)といった

トラブルが実は結構あります。 

そんなトラブルを回避するために

印刷会社との約束事がいくつかあるのですよ。

DTP講座

たとえば、雑誌を読んでいるときに

見開きの綴じてあるちょうど真ん中部分に、

文字がうもれていて、綴じてある部分を

無理に開いたことはありませんか?

その場合は、そうなることにまで配慮して、

綴じる側の文字を少し内側に配置しなければ

ならなかった、ということです。

本にも色々な綴じ方があり、

週刊誌に多い、本を開いた状態で中央部分を綴じる中綴じや

教科書に多い、本を綴じた状態で中央部分を綴じる平綴じ、

コミック雑誌に多い、接着剤を使用する無線綴じなど…

綴じ方によっても、配置に気配りが必要です。

DTP講座

その他にもフォント(文字)の選び方や保存の仕方、

画像の解像度とスクリーンの線数、

パソコンのバージョンによる違いや

データの保存形式についてなど…

印刷の知識をふまえたデータ制作が必要です。

印刷会社に就職する学生もいるので、

そういった知識があると有利かもしれませんね。

出版物にはお金と時間がかかるもの、

できれば印刷の状態を確認する校正は回数を少なく、

納期も短く、スムーズに終わらせたいものです。

 

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