7月16日のブログでも紹介した、 →こちらから
美術館・博物館活動基盤整備支援事業である、
蛙合せワークショップの窯入れ、窯出しをすると
聞いて取材に行ってきました!
伊丹市立東中学校1年1組38名の生徒と
夏休み中に開催されたワークショップに参加した
10組の家族の粘土で作った蛙。
自然乾燥ののち、800℃の窯で素焼きを3日間。
その後、釉薬(ゆうやく)に浸し、
1230℃の窯の中で丸1日本焼きします。
この釉薬とは、土にくっつく特殊なガラスのことで
このガラス質のおかげで表面がツルツルになります。
通常はバケツいっぱいに入った釉薬に作品を浸しますが、
伊丹市立東中学校の大きなお皿はバケツに入らないため
コンプレッサーを使って釉薬をかけていきました。
その後、釉薬によって土台と作品がくっつかないように
お皿の底は水で丁寧に拭き取ります。
そのため、いつも使っている陶器のお皿も
底だけはザラザラなんですよ!
いざ、窯入れです。
そして、丸1日焼いて連休をはさんだ、
窯出しは窯入れのときよりも緊張の瞬間です。
ちなみに担当の堀野先生は心配で一足先に覗いたそう(笑)
丸1日高温の窯で焼き終えた蛙がこちら。
白っぽかった釉薬が透明なガラスとなり
元の色がキレイに表に出てきています。
不思議です… 。
ツルツルキレイになった蛙たちはどれも
オリジナル大皿の上で幸せな家族のいい雰囲気。
今回、窯出しされた蛙たちは柿衞文庫で展示されます!
また、立体造形コースの堀野先生の作品も必見ですよ★
柿衞文庫開館25周年記念特別展 芭蕉-新しみは俳諧の花-
期間:10月3日(土)〜11月23日(日)
場所:柿衞文庫1階・2階展示室
美術館2階展示室 旧岡田家住宅酒蔵
開館時間:10:00〜18:00(入館は17:30まで)
休館日:月曜日(10月12日/11月23日開館,10月13日休館)
入館料:一般700円・大高生450円・中小生350円
お問合せ:財団法人 柿衞文庫(TEL:072-782-0244)
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