熱さと暑さから生まれるものとは…

 

今日は暖かいを通り越して、暑い1日!

伊丹学舎では教科書販売が行なわれています!

前回の教科書販売で買えなかった学生さんも
しっかり買い忘れの無い様に、気をつけましょうね♪

 

さて、そんな本日のブログは……

デザイン美術学科1回生で開講される選択科目、

「工芸Ⅱ(ガラス)」の授業の様子をお伝えします♪

 

 

佐藤先生と森岡先生が担当されているこの授業は、
少人数制で、バーナーワークと吹きガラス、
キルンワークの技法を学ぶことが出来ます。

 

いろいろな技法があるガラス作品の制作ですが、

今回は「吹きガラス」のデモンストレーションに突撃取材!!

ガラス工芸実習室へ足を踏み入れました!

 

 

いとも簡単に、ビールジョッキを制作していく先生ですが、

この時の吹き竿の重さは約1キロあるそうです!

作品の大きさによって、ガラスの量も変わりますし、
それにともなって、作業時の重さも変わります!
ガラスの量より何より、まず この竿が重たいんですよ><!

 

熱を もっていると、すぐに変形してしまうので、
竿はずっと回し続けないといけません。
重力でガラスが下へ曲がってしまいますからね!

 

細かい調整を何度も行ない、作品を仕上げて行きます。
「吹きガラスの作品制作は1人では出来ません」と、先生がおっしゃる通り、
このジョッキを作るのにもアシスタントが必要です。

 

ポンテ竿と呼ばれる、筒状になっていない(吹けない竿)を使って
ガラスを取り、取っ手になる部分にガラスを付けます。
そして仕上げ作業へ…!

 

 

作業をしながら時間が経っていくと、ガラス自体が変形しにくくなりますので、
グローリーホールと呼ばれる焼戻し炉で再加熱し、
変形できる温度までガラスを温めながら制作作業を進め、
最後は徐冷炉に入れて、作品を冷まします。

 

この日は、先生のデモンストレーションを見学したあと、

ポンテ竿(吹かない方の竿)を使用して、

ガラス熔解炉からガラスを巻き取る練習をしました!

 

 

1人ずつ順番にガラスを巻き取りますが、

ガラスが溶けたままの状態にしておくため、

溶解炉は1340℃に保たれ、

近くにいるだけで、ものすごい暑さです…><!

 

私も体験させて頂いたのですが、

暑さと恐怖で、このへっぴり腰(笑)

 

 

 

先生にご指導頂き、なんとかガラスを巻き取ることができましたが、
この様子では、作品制作なんて出来ないですね…!笑

 

学生さんは、すぐに上達している様に見えましたが…

初めての吹きガラスはどうでしたか??

卒業制作のガラス作品も(全部が全部では ありませんが…)
「この暑さの中で作られたのか!」と思うと、
感慨深いものがありました!!

 

また授業を見学に行きたいと思いました♪

 

 

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