デザイン美術学科立体造形コースを
2004年に卒業した佐川好弘さんの
展覧会へ(3/4まで)行ってきました!
中之島4117にある小さなポストが展示場所です。
タイトルはボブディランの名曲をもじって
「The answer is blowin' in the mind」
病院に行った時に寝不足でもないのに睡眠薬を処方された、
これを飲むことに疑問を抱いた佐川さんの
「日々の判断を大切に」という
メッセージが込められている作品となっています。
この日あった佐川さんのアーティストトークでは、
芸短時代の話や卒業後に行ったインドの話、
「何が言いたいのか分からない」と言われた暗黒期、
作品を背負って富士山に登ったことや
NYでのゲリラパフォーマンス、
震災後、南三陸町へ行ったことなど。
卒業後に自分をとりまく環境や人との出会い、心境の変化が
どうやって今の作品に繋がっているのか?
まさに現代アーティストの生の声!といった感じでした。
卒業後、アーティストとして活動していくのは
生半可な覚悟ではできません。
佐川さんにも暗黒期があった(これからもあるかも…)ように、
作品を生むのはすごく苦しくて楽しいことなのかも。
今後の佐川好弘さんに注目です◆◇◆