後期授業終了前にデザイン美術学科
キャラクター造形コースに行ってきました!
取材日がちょうど卒業制作作品集「プロトス」の
最終原稿を印刷屋さんに提出する日。
ほっと一息ついた漫画専攻の学生さんたちは
井土先生の提案でリレー漫画を制作していました。
リレー漫画とは、数人(今回は6人)で
タイトル込みの6ページ漫画を作る事。
1人1ページを担当して、6冊の物語が生まれます。
最初は1人ずつがタイトルと表紙だけ描いたものを隣の人に。
それを受け取った隣の人がタイトルと扉絵から
どんなストーリーなのか考えて描き始めるのですが…
描くのは1ページだけ。
1ページ描いたら、また隣の人に渡してストーリーを委ねます。
演劇でいう、エチュード(即興劇)に似ていますね。
出来上がりをみんなで読んでみると、
納得したり、発見したり、ビックリしたり…楽しそうでしたよ。
自分では考えつかない展開になっていると勉強にもなるし、
完成度の高い奇跡の1冊が出来ることもあるのだとか。
「結構頭の運動になるんです。」と井土先生。
描き終わった学生さんも50mを100本走った気分です…と
疲れた顔の中には満足そうな表情が浮かんでいました。
キャラ造の学生さんから度々発せられた「カオス!!」という言葉。
当たり前のように使われていましたが
全く意味が分からず、聞いてみると、
キャラ造の学生さんには新鮮な質問だったようで、
逆にビックリされました(笑)
収集がつかない、言葉にならないような混沌状態に使われるそうです。
これって、業界用語なのかな?