ひらり…季節外れの桜


メディア・芸術学科「舞台美術」の授業。

前回、舞台セットの階段作りをご紹介したのですが

覚えていらっしゃいますか?(5月29日ブログ参照)


その舞台で使う、もう1つの舞台セット。

桜の背景作りを見学して来ました。

 

ひとりひとりが先生の技術を盗み見ながら、

花を描いています。

舞い散っている花びらも、とてもキレイです。

 

 

 

181.8センチ×272.7センチの大きなパネルを

3枚組み合わせて制作。 

 

なぜ、こんなに中途半端な数字なのか。

その理由は、舞台での採寸方法にあります。


昔から、舞台美術は「寸」「尺」「間」という

単位を使用しています。

「10寸」=「1尺」、「6尺」=「1間」

1寸は、3.030303センチ。


そのため、181.8センチ×272.7センチという

中途半端な数字になるのです。


舞台美術の尺度で言うと、このパネルのサイズは

「1間×1間半」のサイズです。それを3枚使用。

やはり、こちらの方が分かりやすいですね☆

 

 

蛍光灯→本番の照明

照明を当てると、グッと雰囲気が変わります。


この舞台セットは、8月のオープンキャンパス、

舞台演劇系の公演で使用される事になっています。

お芝居を見るのが楽しみですね。


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オープンキャンパス日程。

8月25日、9月15日。

受付時間10:00〜15:00

いずれも日曜日に開催。参加申し込み不要。

 

※「十二夜」公演は、8月25日のみ、

P401教室で開催されます。

詳細は、後日ホームページで、ご確認下さい。

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