今日は、デザイン美術学科「専攻実習」の
版画の授業に行ってきました。
この授業では、3種類の版画を実践し、
卒業制作に向けて、自分に合う版画技法を
模索するものです。
アットホームな雰囲気で、和気あいあいと
作業を進めていました。
私が今回、見学に行ったのは、
「シルクスクリーン」と言われる技法。
分かりやすく言えば、プリントゴッコの様なものです。
インクを通す所と通さない所を作り、
一色一色、丁寧に塗り重ねていきます。
昔は、シルクスクリーンと呼ばれる通り、
シルク(絹)が張られた木枠を使っていましたが、
最近ではナイロンで出来たものを使っているので、
繰り返し使用できるそうです。
破れるまでは、何回でも再利用を作る事ができます。
そのため、着色が終わった学生は、
灯油を使って、必死にインクを落としていました。
目が詰まるとキレイに色をつけられなくなりますからね。
それから、こちらの学生が
絵を象って描いている透明なフィルム。
こちらもキレイにして再利用するそうです。
すごいエコ精神!!!
ちなみに、この教室には新聞紙も干されていました。
使えるものは何回でも使う。
とってもステキで、エコな授業でした。