デザイン美術学科キャラクター造形コース2年生
二色原稿展「弐色」が伊丹学舍本部棟
螺旋階段で今月の27日(水)まで開催中です!
二色原稿とは漫画用語で朱赤と黒で描かれた着彩原稿のこと。
昔はフルカラーより二色のほうが
印刷代が安かったため、よく使われていたそう。
手塚治虫先生の漫画も前半のページは二色原稿なんですよ!
今は場合によってはフルカラーの方が安いことも… 。
朱赤以外の色でも二色原稿は作れますが、
朱赤は薄めると肌色になり、黒を混ぜると茶色になるので
色々な色が表現でき、使い勝手がいいのだとか。
学生さんは作品のモチーフにだるまや金魚、夕焼け、
ロウソクの火、と朱赤のイメージを使うことで、
二色という制限が気にならない仕上がりになっていました。
これは参考作品として飾ってあった川田潮先生の作品。
誰かに似てるな(笑)