昨日の顔と今日の顔。

昨日のみつなかホール入りの様子をお伝えします!

昨日は朝9:00〜 役者、裏方ともに

みつなかホールに入り、本番に向けて

舞台セッティングから照明位置の確認、

音響の調整が夜遅くまで行われました。

裏の楽屋では衣装、かつら、舞台化粧の

最終チェックが行われていましたよ。
卒業公演 みつなかホール入り

楽屋から溢れんばかりの役者さんたちが

人波を縫うように、行ったり来たり…

忙しなく動き、いよいよ緊張の顔つきです。

美術小道具さんも舞台セッティングの裏で

ギリギリまで小道具作りが終わらず、

今日も小道具作りが続けられる予定。

本当に日に日にといった感じで学生さんたちの

顔つきが変わっていき、感心させられます。

今日も昨日とは違う顔つきになっているのでしょうか?
卒業公演 みつなかホール入り

ここで、ちょっと豆知識です!

今回、卒業公演の発表舞台となる

みつなかホールは兵庫県川西市にあります。

平安時代中期の武将、源満仲が

武士団を形成した地であることから

みつなかホールと名付けられたそう。

建物の形も遠くから見ると、兜型になっているんですよ! 

JR川西池田駅には勇ましい源満仲の像もあるのでご覧あれ。

卒業公演 みつなかホール入り

今日はあいにくの雨模様…明日の本番も

怪しい雲行きですが、そんなの吹き飛ばすくらい

学生さんたちは練習に励んでいるので

みなさんお誘い合わせの上、観に来て下さいね!

卒業公演関係者一同、お待ちしております

 

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演劇漬け。

いよいよ今週土曜日の卒業公演まで

指折り数えるほどの日数となりました。

先日、体育館に組まれたセットで

毎日何時間も練習が行われています!!

体育館設営の様子はこちらから

演劇・演技演出コースの学生さんたちは

まさに演劇漬けのハードな毎日。
卒業公演 体育館稽古

やっぱり、広報棟の教室で稽古するのとは

雰囲気が全然違いますね。

十分な広さがあるのでみんなの動きも大きく、

のびのびと動けているように見えます。

卒業公演 体育館稽古

実際の広さで稽古しなければ、

自分がどこまで動けるのか、動かなければならないのか

演者たちの立ち位置も確認できませんからね。

学生さんたちの顔つきも練習開始当初に比べ

本番に向けてどんどん凛々しくなっていている気がします。

卒業公演 体育館稽古

さらに今日からは、練習の場所を移動して

本番の舞台である、みつなかホールで練習が行われます!!

今から、そちらの取材に行ってくるので

明日は公演直前の様子をお伝えしますね 

 

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声よ、後ろまで届け。

今日は、卒業公演に向けて

音撮りが行われた時の様子を報告します!

場所は広報学科テレビスタジオ。

いつも広報学科放送系の学生さんが

授業で番組を制作しているところです。

だから、防音設備もバッチリで声もよく響くんですよ。
卒業公演 音撮り

スタンドマイクとヘッドホンが並べられた様子は

テレビでよく目にする、まるでレコーディング風景のよう。

歌唱指導の西島先生もキーボードを持ち込んで

音撮り直前まで音程とテンポの確認が行われていました。

実は舞台演劇と言っても、舞台稽古ばかりではないのです。

本番までにやらなければならないことが山のようにあります。
卒業公演 音撮り

もちろん、舞台演劇は生声が基本ですが、

舞台上にいない時のセリフや1人で歌う場面では

生声では、広い観客席の最後尾の座席まで

声を届けるのは難しいですからね。

こうして音撮りされたセリフや歌が

効果的に要所で使われているんですよ。
卒業公演 音撮り

観客の皆さまに楽しんでもらえるよう

様々な工夫がなされているわけです。

 

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インスピレーションが大事。

今日は卒業公演に向けた衣装合わせと

かつら合わせの様子をレポートします!

ちょうど1ヶ月前に2週に渡って行われました。

衣装合わせでは、衣装屋さんに持って来ていただいた

数点の衣装の中から着比べて決めていきます。

卒業公演 衣装合わせ

演じる役の雰囲気と役者の雰囲気に合うもの、

さらに舞台から見栄えするものでなければなりません!

結構難しいのかと思いきや、

意外とトントン拍子に決まりましたよ。

こういうのは、インスピレーションが大事なのかも。

色を迷ったりする場面も見られましたが、

お金をかけて衣装を借りるわけですから、

決して妥協はしたくないですよね。
卒業公演 衣装合わせ

さらに、かつら合わせも行われました!!

今回の「真夏の夜のアリス」では、

現代劇と時代劇とをリンクさせてあり、

衣装も着物が多く、かつらも必須なのです。

着物は着ることあっても、かつらまで合わせるのは

初体験の学生さんもいたのでは?

卒業公演 かつら合わせ

見慣れない自分の姿に思わず笑ってしまうことも。

まあでも、衣装を着たり、かつらを合わせることで

学生さんの顔つきが少し引き締まって見えるのでした。

衣装やかつらは役の気持ちに入り込むのに

一役買っているということでしょうか。

 

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そっくりそのまま。

今週は本番の土曜日まで、卒業公演週間です!

川西市みつなかホールで行われる、

卒業公演の舞台により近い環境で練習するため

そっくりそのまま伊丹学舍体育館にセットが組まれました。

体育館 舞台セット

荷物が積まれたトラックが体育館の脇に止められ、

学生さんも集まり、みんなで積み荷を降ろしていると、

熱い!!という声があちこちから聞こえました。

力仕事を少しするだけで、汗ばむほど

伊丹は気温も上がり、晴れています。

大道具さんによる舞台のセッティングでは、

さすがといった感じで手際よくセットが組み立てられ、

ほんの数時間で体育館の雰囲気がガラリと変わりましたよ。

体育館 舞台セット

普段はスタジオで機材を触っている、放送系の学生さんも

体育館の音響や照明はあまり触ったことないでしょう!

実は伊丹学舍の体育館もなかなかの機材が揃っています。

音響さんや照明さんもいつも同じ場所で

セッティングするわけではないですから、

場所は違えど、その場その場で柔軟に対応することも大切。
体育館 舞台セット

教室で練習している、卒業公演に出演する学生さんも

このセットをみてさらに気持ちが高ぶること間違いなし。

伊丹学舍はますます卒業公演一色になっています。

 


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365日、空日記。

今日、卒業生からお手紙が届きました
笑う

2006年に卒業した、デザイン美術学科絵画コースに

在籍していた猪野兼士さんからです。

封筒の中には、公務員として働きながら、

創作活動に励んでいるという報告のお手紙と

読売新聞の記事をコピーしたもの、

展覧会の案内が同封されていました。
猪野兼士さん

2010年1月31日付けの北摂版読売新聞には

「空に魅せられた男性が、右腕まひのハンデを乗り越えて

1日1枚ずつ年間365枚の空の絵を描いた。」

という作家紹介の記事が掲載されていました。

芸短時代にもテーマとして空を描くことはあったものの

本格的に空日記をつけ始めたのは卒業してからだそう。

実際、2年間の集大成である卒業制作では、

空ではなく幻想的な画風の作品を手掛けられていました。
猪野兼士さん

電話で短大時代の感想を聞くと、

「とにかく忙しくて、もっと遊びたかった!」

と話しておられましたけどね(笑)

そんな、忙しい短大時代が今の猪野さんの

創作活動の糧になっていれば嬉しく思います。

365日、毎日っていうのもビックリしますが、

さらに写真ではなく、絵画ですからね!!

ぜひ、展覧会へ足を運んでみてください

補足ですが、お手紙の便箋はやっぱり空柄でしたよ(笑)

猪野兼士さん


 春の手仕事展

 日時:2010年2月25日(木)〜3月2日(火)
      (初日25日 作家達を語る会16:00〜18:00)

 時間:12:00〜18:00(最終17:00まで)

 場所:アートスポット ギャラリー マーヤ
        高槻市グリーンプラザ3号館2F

 

 


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動物も冬仕様。

隔月でお届けしている、

天王寺動物園情報誌Togethervol.12が発行されました!

担当は広報学科1年生の屋吹芽衣子さんと安富佳奈さん。

天王寺動物園情報誌 Together
今回の「芸短生の動物園ウォッチ!」では、

動物たちの豪華冬毛ファッションを特集。

これだけ聞くと、動物園の情報誌というより

まるで女性ファッション誌の記事のように聞こえますね(笑)

動物の冬毛に注目するなんて、

まさにファッションに敏感な若い女性ならでは。

冬といえば、ファー!!というくらい

毎年、冬のファッションにはファーは欠かせない存在。

それは、どうやら動物たちも一緒のようです。

天王寺動物園情報誌 Together
毛の多い動物といえば、思い浮かぶのは羊やうさぎですが、

紹介されているのは、ラクダやオオカミといった

普段は毛のイメージが少ない動物。

意外ですが、写真をみるとモコモコで暖かそうです。

動物の冬毛に注目して動物園を回るのも

新たな発見に出会えそうですね!

Togetherを見かけたら、ぜひ手に取ってみてください

 

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足が震える高さ。

卒業制作2010も終わり、ほっと一息…

と、息をついたのもつかの間。

いよいよ、卒業公演が10日後に迫ってきました!

春休みに突入し、登校する学生が減った中で

卒業公演を控えた、広報学科演劇・演技演出コースの

学生さんは毎日、広報棟P-401教室で稽古に励んでいます。

デザイン美術学科や広報学科の他コースの学生さんが

卒業制作展に向けて忙しい日々を送っている中で

卒業公演の準備も着々と進められていました。

みつなかホール 視察

会場となる、川西市みつなかホールの視察へ

裏方を務める学生さんと一緒に行って来ました

本物のホールは広くて、とってもキレイ。

そして何より天井が高い!!

客席側には大きなシャンデリアが下がっていましたが、

舞台側には見たこともないくらい高い梯子の先に照明があり、

上ってもいないのに、想像するだけで足が震える始末。

みつなかホール 視察

学生さんたちは、舞台機材に興味津々の面持ちです。

実際に機材を触って、動かしてみたり、

学校で使っている機材との違いを討論したり、

真剣な姿を見て、本当に好きなんだな〜と感心しました。

みつなかホール 視察

卒業公演では、舞台に立つ学生さんだけが主役ではないのです!

舞台を支える裏方さんも2年間の勉強の成果を発揮する場。

観客のみなさんには、ぜひそういった裏方さんの頑張りも

感じながら観劇して欲しいな、と思います。


 
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今年度最後の『チャットデー』♪

1月22日(金)、大阪学舍相談室で、

今年度最後の『チャットデー』を開催しました

今回で10回目になりますが、

のべ540名の人たちがこの『チャットデー』に参加してくれました。

毎回『チャットデー』を盛り上げてくれた学生のみなさん、

サポートしてくださった教職員の方々、

本当にありがとうございました♡♡♡

今回は、みなさんから1番リクエストの多かった

"たこパ"(←学生のみなさんの間では"たこ焼きパーティ"のことをこう呼ぶのですね)です♪

たこ焼きはすべて学生のみなさんが焼いてくれましたが、

さすがみんな大阪人!!!

たこピンさばきは見事なもので、

くるくるとたこピンでひっくり返しながら、

まん丸のたこ焼きを次々焼き上げていました(^0^)/

1台はたこ焼きを、もう1台はベビーカステラを焼きました。

たこ・ねぎ・こんにゃく・チーズ・もち・コーンなどなど…

みなさんのアイデアでいろんな具が入った

たこ焼き&ベビーカステラができあがりました!

どれも本当においしかったですね☆

学生のみなさんも、ほら♪こんなにステキな笑顔(*^_^*)
大阪学舍 チャットデー

2年間『チャットデー』を盛り上げてくれた

おちゃめでキュートな2年生

大阪学舍 チャットデー

大阪学舍 チャットデー

1年間『チャットデー』を盛り上げてくれ、

来年度もきっと盛り上げてくれるだろう、

元気でチャーミングな1年生☆

今回は、今年度1番の参加人数で、約60人の人が参加してくれました。

笑顔と笑い声でいっぱいの『チャットデー』は、

いつも私たちに元気をくれます。

盛り上げてくれたみなさん、本当にありがとうございました。

学年や学科をこえ、いろんな人が集まって

『チャット=おしゃべり』を楽しむことができればと願い、

学生相談室では、月に1回『チャットデー』を開催してきました。

『チャットデー』は、学生のみなさんと学生相談室が、

ともにアイデアを出し合い、思いを伝え合いながら、

一緒につくってきたものです。

そんな『チャットデー』で見せてくれるみなさんの笑顔は、

キラキラと輝いていて、本当にステキだなぁと感じています。

2年間盛り上げてくれた2年生、ありがとう

1年間盛り上げてくれた1年生、ありがとう

そして、来年度もどうぞよろしく(^_−)/

また、みなさんのステキな笑顔にあえますように…☆☆☆

(投稿:大阪芸術大学短期大学部大阪学舍 学生相談室)

 

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作品とふたりぼっち。

文藝春秋出版の文藝雑誌『文學界』公募新人賞に

大阪芸術大学短期大学部通信教育部広報学科に

在籍中の奥田真理子さん「ディヴィジョン」が選ばれました!!

文學界新人賞は1955年から始まり、石原慎太郎氏を

輩出した歴史ある純文学の登竜門です。


文学界 2009年 12月号 [雑誌]
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文藝春秋 2009-11-07

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奥田さんに受賞した喜びを伺うと、

「文學界新人賞は懐が深い賞というイメージがあって、
 自身の作品を受け入れてくれるのは文學界新人賞だと
 インスピレーションみたいなものを感じました。
 それでいきなり候補にまで残ったので、
 たまにはインスピレーションも役に立つものだなと(笑)
 今までで3度挑戦して、2度最終候補に残り、
 3度目で受賞しましたが、今回受賞しなくても
 4度目、5度目と挑戦していたと思います。
 ただ、受賞するためだけにというよりは、
 書こうとするものがあるうちは何があっても書くものだし、
 書いたら読んでもらいたいと思うのは自然なことですから。
 2度も落とされたんだからもう駄目、というよりは、
 2度も高いところまで上げてくれたんだから、
 という感覚の方が強かったですね。
 とはいえ、そうそう獲れるものでもないだろうし、ゆっくりしてもいられない。
 独りきりでやることなので、不安ももちろんありましたが。
 実直に書き続けてさえいれば大丈夫かなという自信は、
 どこかで絶えずありました。」

と、話す奥田さんの目には自信がみなぎっていましたよ。

小説を書き始めたのは33歳からという奥田さんは、

「書くことは元々好きで、母から聞いた話によると
 3つの頃から物語めいたものは書いていたそうです。
 だから小説もいつかは書くだろうな、と思っていました。
 その思いがコップに溜まるように溢れ出したのがたまたま33歳なんです。
 どんなことであっても早いうちがいい、というのも、
 もちろん一側面としてあるかとは思うのですが。
 小説を本格的に書き始める時期だけは、
 不思議と急ごうとは思いませんでしたね。」

文學界 新人賞

純文学というジャンルについて伺うと、

「純文学は固いと思われがちだけど、実はすごく自由なんですよ。
『自由』というのはとても意味の深い罪作りな言葉で、
 迂闊に使えるものではないのですが。
『自由度が高い』というのは、
『闘える余地がまだまだたくさんある』
 ということだと思っているんです。
『自由』って、わりと不自由だし、わりと過酷なものでもありますよね。
 これは純文学や小説というジャンルに限らず、
 全ての創作について、ある種言えることかとも思いますが。
 だからこそ面白いものなのだとも思います。
 書いている時は、本は読まないし、
 普段好きで聴き倒している音楽なんかも聴きません。
 作品とふたりぼっちなんです。」

と、奥田さんの真剣な眼差し。

「新人賞はプロで書かせてもらえる許可書みたいなものですから。
 これからはもっと高い位置での勝負。
 作家として長く…というよりも、書いていくうちに
 伝えきれた、書ききれたという作品が1つでもできれば幸せですね。」

と、プロへの意気込みを語っていただきました。

文學界新人賞 奥田真理子さん

最後に、通信教育部で広報学科を選んだきっかけを伺うと、

「自分が作家になったら関わるお仕事ですからね。
 また、広報は人が求めるものを伝え、
 文学は新しい価値観を伝えるものだと思っています。
 広報での伝え方を学ぶことで、小説の役割が見えてくる部分もあります。
 どっちにしろ、創ったり伝えたりするのは面白いですよ。」

インタビュ−をして受けた奥田さんの印象は

とても真っすぐな人、ということ。

本屋さんで著者別仕切り版に“奥田真理子”の

文字を見る日を楽しみに待ちたいです◆◇◆

 

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