80年代のしおり。

3月3日(木)ひな祭りである今日、 

午前中は雪が舞っていた、伊丹学舍です!

本当に春はやってくるのか、心配…

蔵書点検
 

今日は図書館の蔵書点検の風景をお伝えします。

毎年恒例、新年度との入れ替わりである

この時期に行われる図書館の大仕事。

ポータブルターミナル(POT)という携帯用端末機を使って

1冊1冊に貼られているバーコードを読み取っていきます。

ちょっとだけ体験させてもらいました。 

蔵書点検
 

本棚の上方にある本や片手では持てない大きな写真集は

取り出すだけでも一苦労なんだとか。

しかも、伊丹学舍所蔵の本は約58000冊。

もちろん毎年増え続けており、

去年より仕事も増えているってことです(笑) 

蔵書点検
 

今年も図書館の職員はジャンバーにマスク、

軍手もしくは指サックといった蔵書点検の必需品3点セット。

蔵書点検中に何か面白い発見とかないですか?と、

図書館の職員さんに聞いてみると、

「本の貸出時に返却日が記入された

しおりを挿んで本を渡しているのですが、

数年前の蔵書点検のときに、80年代の日付が入った

かなり年代物のしおりが出てきたことがあります(笑)」

蔵書点検
 

実はそのしおり、もとにあった本に

こっそり戻して、分からなくなってしまったそう。 

借りた本に80年代のしおりが入っていたら、

ブログ担当まで一報下さい(笑) 

 

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あの人と出会いたい。

第2回書評・映画レビュー大賞受賞作品が

掲載された『短評』No.2が発行されました!

→授賞式の様子はこちらから

短評 No.2
短評 No.2

前回のNo.1に引き続き、今回の表紙も

保育学科の田中健司先生のスケッチ画です。

伊丹学舍の図書館がスケッチされているのかな?

なんだか、とても見覚えのある風景が描かれています。

図書の部で大賞を受賞した、 

ビジネス学科1年生の小田泰隆くんの文章は

正直であるという事は人を傷つけるもの。

人を傷つけないために自分を誤摩化すのは誠実ではない…と 

「誠実」ということについて真剣に向き合っているし、 

映画の部で大賞を受賞した、 

経営デザイン学科2年生の森本雄くんの文章には 

自分の道を自分の意志で決め、自分の足で進むということ、

争いによって引き裂かれる絆について触れています。  

その他の優秀賞の学生さんの文章からも

たくさんのメッセージが伝わってきましたよ。

短評 No.2
短評 No.2

こういう風に本を読んだり映画を観たあと、

物語の中の人たちと出会った気分になります。 

新しいことでも始めないかぎり、

なかなか人と出会う機会って少ないのですが、

本を読んだり映画を観るのは空いてる時間にできます。

こうやってたくさんの人に出会って(読んだり観たりして)

学生さんには豊かな感情を身につけて行って欲しいな。 

 

 

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芸短の深イイ話。

本日は8日土曜日ですが、

月曜の振替授業日となってます、芸短です。

大阪学舍図書館には「藤井美可子文庫」という

大型絵本64冊を収蔵されている書架があります。

藤井美可子文庫藤井美可子文庫

この絵本は一昨年の夏に実習中に交通事故で急逝された

保育学科の藤井美可子さんのご両親から学院に

寄付されたお金で購入されたもの。

当時の藤井さんは女子柔道部の有能な選手であり、

とてもシャイな学生さんで良く図書館を利用されていたそうです。

 

そういったことからご両親の希望もあり、

当時の保育学科長であった渡邉純先生(現:大阪芸術大学初等芸術教育学科長)から

大型絵本の購入の申し出があり、

購入した大型絵本は証として、藤井さんのお名前を冠することになりました。

 

そして現在、「藤井美可子文庫」は、

保育学科の学生さんたちに保育実習などで

貸出中の本に予約待ちが出るほど引っ張りだこなのだとか。

公立図書館でも大型絵本を64冊も所蔵する図書館は少ないそうで

本当に貴重な本を頂いたと感謝されています。

 

大型絵本の重さはなんと1冊3kg以上。

大きさは縦横ともに50cm以上、通常サイズ約4倍の大きな本で

大阪学舍図書館では専用書架、専用貸出カバンを用意されています。

 

特に保育学科の学生さんには、

この絵本を実習でたくさん利用してもらって 

亡くなった藤井さんの分まで素敵な保育士さんになって欲しいな。

芸短の“深イイ話”でした。 

(投稿:大阪芸術大学短期大学部 大阪学舍図書館)

 

 

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読正月、観正月。

第2回書評・映画レビュー大賞の受賞式がありました!

受賞したのは以下の方です。 

図書の部
大賞
「誠実さとは何か?」 ビジネス学科1年  小田泰隆 

優秀賞
「たいせつなモノ」  広報学科2年  稲本百合香
「小説に時代を学ぶ」  メディア・芸術学科1年 有働 唯 

映画の部
大賞
「笑いながら泣いてた」  経営デザイン学科2年 森本 雄 

優秀賞
「『黄色い涙』を見て」  経営デザイン学科2年 川島 有里子
「鬼の上司に勝つルール」 英米文化学科2年 根津 敬 
第2回書評・映画レビュー大賞

書評・映画レビュー大賞
 

伊丹学舍で図書の部優秀賞に輝いた、2人に話を聞いてみると、

2人とも広報学科(2年生)・メディア・芸術学科(1年生)

それぞれメディアコース出版系の勉強中。

さすが出版系、活字に慣れ親しんでいるということでしょうか?

第2回書評・映画レビュー大賞
  
2年生の稲本さんは今、就職活動していて、 

企業に送るエントリーシートを書く際に、

ちょうど本や映画の感想を書くことがあったので、 

書評・映画レビュー大賞にも応募してみたそうです。

選んだ題材は湊かなえ著の「夜行観覧者」。 

デビュー作の「告白」を読んで面白かったので、

他の作品も読みたいと思ったのだとか。 

第2回書評・映画レビュー大賞
  
1年生の有働さんは本が大好きだそうで、

通学の電車の中で本を読むことが多いそう。 

今、出版表現演習の授業ではファンタジー小説を執筆中とのこと。

書評・映画レビュー大賞では、 

「あまり知られていない面白い作家を紹介したい、と思って 

この本を選びました。」と教えてくれました。 

今回、2人が紹介してくれた本のほかにも

受賞した学生さんのオススメの本が図書館に新入荷しています! 

もうすぐ、冬休みということで

コタツでゆっくり映画や読書というお正月はどうですか? 

 

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X’masに願いを込めて。

12月も中旬となり、今年もあと15日。

来年までのカウントダウンが始まる頃ですね。 

とは言うものの、外を歩いてみれば、 

クリスマスイルミネーション一色。 

クリスマスが終わるまで、まだまだ今年は終わりません! 

そんなクリスマスまで大阪学舎図書館で

「2010X’masに願いを込めて」というイベントが開催中です。

七夕のゆうべ
(七夕のゆうべの様子) 
夏には「七夕のゆうべ」というイベントで

図書館来館者に短冊に願いを書いてもらい、

笹につるすイベントを行ったのですが、

たくさんの参加者があり、好評だったということで

その好評ぶりに応えてのクリスマスイベントなのだとか。 

今回はクリスマスということで、

図書館来館者にクリスマスカードを配って、

そのカードに願い事を自由に書いてもらい、

クリスマスツリーに飾ってもらおうという企画です。

クリスマスイベント
 
12月24日のクリスマスイヴまでラウンジコーナーで開催中。 

クリスマスイヴまでにみんなの願い事がたくさん詰まった、

オリジナル芸短ツリーになるといいな。

(投稿:大阪芸術大学短期大学部大阪学舎 図書館) 

 

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お洒落ジャケット。

本・映画好きに朗報です★ 

教養課程主催の第2回書評・映画レビュー大賞の

〆切が延長されました!! 

9月30日(木)までだった、〆切が大幅に延長されて10月30日(土)までに。 

  
書評・映画レビュー大賞

今日は総合教育科目で人権問題論やメディア・芸術学科の

メディアと著作権、メディアとコンテンツを担当している

小笠原正仁先生にオススメの本を聞いてきましたよ。 

小笠原先生のオススメは、いわゆる古典と言われるもので

特に児童文学のジャンルを学生さんに読んで欲しいのだとか。

「人気があるものや最先端の本を読むのもいいけど、 

ちょうど小・中学校の頃に読書感想文を書くのに、

嫌々読まされた本を、ぜひ大人になりたてのみなさんに

もう一度読んでみて欲しい。」と、小笠原先生。 


秘密の花園〈上〉 (岩波少年文庫)

秘密の花園〈上〉 (岩波少年文庫)
Frances Hodgson Burnett
岩波書店 2005-03

両親を亡くした、孤独な少女が荒れた庭園を以前のような花園へ蘇らせることに喜びを見出す。そして季節が春になった頃、新緑が出て、花が咲き始め、少女に魔法がかかったような素晴らしい出来事が起こっていく。

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児童文学には、漫画のストーリーや小説、

シナリオを書く上での基礎となるものばかり。

作品制作に行き詰まったりしたときには、

児童文学を読んでみると新しいヒントが得られるかもしれませんね。

書評・映画レビュー大賞
 

ちなみに小笠原先生がもっているのは、

最近発行された、先生の著書「仏教と差別」。  

「心の準備が出来ていない!」という小笠原先生に

突撃取材をして、強引に写真を撮らせてもらいました。 

先生が着いてるジャケットは 

いつもお洒落でかわいいのでチェックしてます(笑) 

 

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あなたに観て欲しい。

今日の芸短ブログでは、一昨日の予告どおり、

伊丹学舍図書館の柴田さんオススメの

映画を紹介しますよ!!


プラダを着た悪魔 (特別編) [DVD]

プラダを着た悪魔 (特別編) [DVD]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2010-06-25

女の子は絶対好きな映画!主人公の年齢的にも将来を考える姿勢にも
学生さんは感情移入できるのでは?とにかく劇中で流れる音楽もファ
ッションもすべてがお洒落。最後に主人公が自分の夢に向かって歩き
出す姿勢に感動間違いなしです。


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劔岳 点の記 メモリアル・エディション [DVD]

劔岳 点の記 メモリアル・エディション [DVD]
ポニーキャニオン
2009-12-11

カメラマン木村大作による監督作品だけあって、映像にただならぬ
こだわりを随所に感じて、とにかく美しい。
今ブームのCGを駆使して作っている映画作品とは大きく異なります。
役者とスタッフのこの映画にかける思いが伝わってくるはず。


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アパートの鍵貸します [DVD]

アパートの鍵貸します [DVD]
20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
2001-12-21

柴田さん1番のオススメです!ちなみに伊丹学舍にあるのはLD。
残念ながら画像が見つからなかったのですが、パッケージがお洒落でした。
可愛くてほろ苦い恋愛映画。メディア・芸術学科の田中先生は主人公が
密かに思いを寄せるフランことシャーリー・マクレーンの大ファンだそう。

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不朽の名作から映像にこだわった邦画、大ヒットした洋画まで

色々紹介してもらいました!

良い映画は何度観ても良い、と思えるもの。

時には、その人の人生観までをも変えてしまう力を持っています。

誰でも好きな本や何度観ても感動する映画があるはず。

ぜひそういう一冊、一本を書評・レビュー大賞で紹介してください!

〆切は今月末まで。

詳しくは大阪学舍・伊丹学舍の両学舎でお尋ねください◆◇◆

 

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あなたに読んで欲しい。

夏休み中の学生さん、いかがお過ごしですか?

そろそろ、時間を持て余してるという人に

オススメなのが、書評・映画レビュー大賞!
(各部門 大賞1名に図書カード1万円、優秀賞2名に図書カード五千円贈与)

今まで読んだり観たりして感動した作品を

800〜1200字にまとめて、紹介してみませんか??

今日は、伊丹学舎図書館の柴田さんに

おすすめの図書を聞いてきたので紹介しますね


新参者

新参者
東野 圭吾
講談社 2009-09-18

TBS系でドラマ化もされた作品。東野圭吾が送る、
加賀恭一郎シリーズの1冊。
日本橋人形町で刺殺された女性の事件を解決するため、
着任したばかりの刑事・加賀恭一郎が未知の土地を歩く。
下町風情とそこに住む人たちの人情に気持ちが暖かくなります。
短編を集めたような長編作も読みやすいですよ。

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深夜特急〈第一便〉黄金宮殿

深夜特急〈第一便〉黄金宮殿
沢木 耕太郎
新潮社 1986-05

普通の海外旅行ではなく、いわゆる放浪記。
読むと必ず、一人旅に出たくなります。
この本で旅に出た気になるのもよし、
そのまま旅に出てみるのもよし。
 

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燃えよ剣〈上〉 (新潮文庫)

燃えよ剣〈上〉 (新潮文庫)
司馬 遼太郎
新潮社 1972-05

実は歴史フリークの柴田さんオススメの歴史小説がこれ。
新撰組副長として幕末を生きた土方歳三が主人公です。
敵からも味方からも恐れられ、頑なまでに旧体制にこだわった。
司馬遼太郎の人気小説「竜馬がゆく」と肩を並べる名作です。


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まだまだ外は猛暑日が続いています…

外に出るのは辛いという人も、

読書をして有意義な夏休みを過ごしましょう。

みんなが思わず読みたくなるような書評をお待ちしてます。

明日はオススメの映画を紹介する予定!!

お楽しみに◆◇◆

 

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雨でもらくらく。

今朝は大雨警報が発令していた、伊丹学舍です。

何人かの学生さんからもお問合せの電話がありましたが、

大雨警報では学校は休講になりませんよ!

学生便覧の「気象警報発令時の休講措置について」 を確認してくださいね。 

こんな、あいにくの雨では外に出ることができません…

そんな時に活用して欲しいのが図書館です!

以前、図書館にある1番大きな本ということで

織作峰子先生の「DIMENSIONS」という写真集を紹介しましたが、

今日は逆に図書館にある1番小さな本を紹介します! 

図書館で1番大きな本は→こちらから

図書館で1番小さな本

図書館であれでもない、これでもないと探したところ

ほるぷ出版から発行されている

復刻 世界の絵本館ーオズボーン・コレクションーの

〈チャップブック〉「ダイヤモンドとひきがえる」に入っている

「ジャックとジルとギルおくさん」 が伊丹学舍の図書館では1番小さそう。

いちおう洋書の絵本になっていますが、印刷が年代を感じさせます。

図書館で1番小さな本

文庫本と比べるとこんな感じ。

サイズも小さいですが、全16ページととっても薄いです。

この本には及ばないものの、

他にもこんなかわいいサイズの本がありました。

こちらは同じく、ほるぷ出版発行の

「ビアンコフスキー」世界の童話が全6冊が入っていて

中は影絵っぽく挿絵が入り、おしゃれです。

図書館で1番小さな本
図書館で1番小さな本

小さな本は、やっぱり字が少なめの絵本が多いですね。

雨の日でも鞄にラクラク入る小さい本はいかがですか?

 

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短めがお好み?

昨日に引き続き、伊丹学舎図書館で

今年度、最も貸し出されたAV資料を紹介します!

今の学生さんたちは何に興味あるのでしょうか?

 

1位 「つみきのいえ」 加藤久仁/監督

2位 「マンマ・ミーア!」 フィリダ・ロイド/監督

2位 「バウハウス−二十世紀の顔−」 デルファイ研究所/出版

4位 「魔法にかけられて」 ケヴィン・リマ/監督

4位 「ベンジャミン・バトン:数奇な人生」 デビッド・フィンチャー/監督

 

1位にはアカデミー賞短編アニメ賞を受賞した、

「つみきのいえ」がランクイン!


つみきのいえ (pieces of love Vol.1) [DVD]
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今、注目のアニメーション分野ということと

再生時間約12分と短いため、ちょっとした空き時間でも

観れるのが貸出回数を増やした要因かも。

2位にはミュージカル「マンマ・ミーア!」の映画。

見終わった後には、スウェーデン音楽グループABBAの

名曲たちが耳に残り、思わず口ずさんでしまいます。


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ジェネオン・ユニバーサル 2009-06-24

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意外だったのが、同じく2位にランクインされた

「バウハウスー二十世紀の顔ー」!

現代建築家ビデオシリーズの1本で、

その表現傾向はモダニズム建築に

大きな影響を与えたと言われています。

デザイン美術学科スペースデザインコースの授業で

資料として使われることが多かったみたいですね。

最近の映画は2時間を超える大作が多いので

1コマ分の空き時間、約1時間半で観終わるのは難しいため

短めのAV資料の貸出が多いみたいですよ。

ちなみに文庫では、 漫画が圧倒的な強さをみせ、

1位〜10位までGANTZ-ガンツ- 奥 浩哉/著が独占でした。

 

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