ガラス工芸のデモンストレーションがあると聞きつけ、
ワクワクしながら行ってきました。
私自身、こんなに間近で見るのは初めてだったので
とても楽しかったです。
1340度。
これが何の数字か分かりますか?
ガラスが溶けた状態で保存されている温度です。
その熱気が室内にも広がり、
室温も、40度から50度になります。
そのため、夏になると部屋の中はサウナ状態。
5月でも十分暑かったのですが…。
そんな暑さの中、さらに熱を持ったガラスの
カタチを整えたり空気を吹き込んだり。
この写真でガラスを整えるために使っているのは、
なんと、新聞紙。
濡らしているので、熱くはないそうですが、
少し驚いてしまいました。
冷えると固まるガラス。
とても重いガラス。
暖めたり冷やしたりを繰り返して、
30分かけて形成していきます。
翌日。完成したのが、こちら。
色がハッキリと分かります。
この作品はガラスらしさを出すために、
厚めに作っているそうです。
透き通っていて、とてもキレイですね。
今年度から、工芸コースは募集停止になりました。
この様な授業を体験できるのも、あとわずかです。