固定観念に捕われない。

デザイン美術学科 基礎実習Ⅵ(工芸)、

陶芸の合評に行って来ました!

基礎実習Ⅵでは、 前期の前半と後半で

陶芸とガラス工芸に分かれて、作品を制作する

1つの授業で2つの工芸が体験できる、お得な授業です!

基礎実習Ⅵ

今日は前半に陶芸を実習した6名の作品合評が行われました。

お茶碗、円筒、マグカップ、動物、自由課題を

それぞれ指定の赤土と信楽土を使って制作。

ろくろの上に作品を乗せて合評を行うところが

いかにも陶芸らしく、面白い光景です。

基礎実習Ⅵ

1人1人の学生さんの作品に対して、先生だけでなく、

副手さんや他の学生さんも意見を言い合い、

見方が人それぞれ違うんだ、と勉強になります。

学生さんたちが悩んでいたところは、

固定観念に捕われすぎてしまう、というところでしょうか。

動物はこうあるべきだとか、器はこうでなければいけないとか、

自分の中にある殻を抜け出すのは、なかなか至難。

そのイメージを越えると、新しく面白い作品になるんですけどね。

また、面白いということと実用的ということは

必ずしも一致することではないのも難しいところ…

基礎実習Ⅵ

普段は大人しい学生さんがダイナミックな作品を作っていたり、

適当に作ってそうなものが、実はすごく繊細だったりと

制作者の内なる炎が垣間見えるのもアート作品の面白さです。

家に持って帰って、ぜひ使い心地を試して

次の制作に繋げていってくださいね!

 

 

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狙って笑わせて。

昨日の夕方に演劇部による

新入生歓迎公演が行われました◇◆◇

いつもはデザイン美術学科の学生さんの作品などを展示している

本部棟展示室が小さな劇場に早変わり。

演劇部新入生歓迎公演

今回は、演劇部でも珍しいコメディに挑戦していましたよ!

演劇部部長&今回の演出を担当した、藤田さん曰く、

コメディといえば間合いであったり、テンポであったりと

独特の雰囲気を掴むのは難しいのだそう。

演劇部も予想外?のメディア・芸術学科、デザイン美術学科の

両学科からたくさんの学生さんが観に来ていて、

あっという間に展示室がいっぱいに。

立ち見、地べた座り組が出るほど大盛況ぶりでした。

演劇部新入生歓迎公演

公演はというと…

始めから最後まで約1時間、笑いっぱなしでした!

コメディ劇でちゃんと狙ったところで、

お客さんに笑ってもらえた、ということの裏に

演劇部が公演までにどれだけ練習してきたかが伺えます。

学生さんからすると、たった1回公演、約1時間のために

みんなで力を合わせて何日も何時間もかけて

練習や準備に打ち込んだ日々の方が

きっと心に残っていたりするのですよね。
演劇部新入生歓迎公演

演劇部のみなさん、お疲れさまでした。

 

 

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今年のキャン見は?

昨日のお昼休み、メディア・芸術棟では

6月27日(日)のキャンパス見学会へ向けて

スタジオイベントの会議が行われていました!

今年、4回企画されているキャンパス見学会で

毎回、違うスタジオイベントが企画されています。

キャンパス見学会会議

今までもTシャツファッションショーなど企画されていた

メディア・芸術学科のキャンパス見学会ですが、

毎回違うスタジオイベントは今までにない試み。

このスタジオイベントは学生さんたちにとっては

授業を越えた、まさに実践の場です!

先生の声かけによってメディアコース放送系を中心に

約20名の学生スタッフが集まりましたよ。

キャンパス見学会会議

濱野先生の「やりたい役割がある人!」というかけ声に

学生さんの手がどんどん挙がり、

フロアディレクターにカメラ、ミキサー、スイッチャー

ビデオエンジニア、タイムキーパー、美術、照明、テロップと

自分がやりたい役割を積極的に立候補していました。

たくさん実践の場が設けられるのは学生さんにとっても

キャンパス見学会に参加してくれる高校生にとっても良い事づくし。

キャンパス見学会会議

会議の最後には濱野先生の「集中的にまとまって頑張りましょう!」に

学生さんが「オー!」と答えて締めくくられました。

もう1ヶ月をきっているので、参加予定の学生さんは

企画に準備と忙しい日々になりそうです。

まだまだ全貌はベールに包まれていますが、

詳しい情報が分かり次第、このブログや

キャンパス見学会のページでお知らせするので

こまめにチェックしてみてくださいね!

 

キャンパス見学会についてはこちらから 

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この業界目指すなら。

今月6日(日)に迫った、年に1度のJPPAに向けて、

連日、対策講座が行われています!!

この日は問題集を一通り終えて、Q&Aを行っていました。

JPPAとは、日本養豚生産者協議会ではなく

映像音響処理技術者資格認定試験のこと。

インターネットでJPPAを検索すると、

日本養豚生産者協議会がでて、ビックリしました(笑)

JPPA対策講座

今回、対策講座が行われている映像音響技術者資格認定試験(JPPA)の方は、

放送に関わる人、例えばテレビ番組、CM、プロモーションビデオ、

アニメーションなど収録した素材の仕上げに関わる人すべてに

必要な最低限の基礎知識を問題にした資格認定試験です。

試験は技術基礎、映像基礎、音響基礎、デジタルメディアコンピュータ基礎、

著作権基礎の5つの項目に分けられ、

電気回路や映像波形、譜面にブルーレイに関することまで

基礎的な幅広い知識が求められます。

JPPA対策講座

放送や映像関係に就職を目指している人は、ぜひ取っておきたい資格!

専門学校や四年制大学でも受けられている試験です。

映像編集関係に就職した卒業生曰く、

「JPPAの知識は知っているものとして話が始まるので

本当に取っておいてよかった」と言っていましたよ。

未だに問題集を開くこともあるのだそう。

JPPA対策講座

合格率は全国平均と同じく、毎年60〜70%だそうですが、

一生懸命勉強すればするほど合格の可能性は高くなりますからね!

真面目に対策講座に出席して勉強すれば大丈夫。

合格の報告待っています

 

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辛口コメント希望。

デザイン美術学科ビジュアルデザインコース

マーケティング専攻の専攻実習Ⅲに行って来ました!

現在、専攻実習Ⅲでは課題を見られる状態になった人から

担当の木村先生と向かい合わせに座って、

制作してきた作品の批評を受けています。

専攻実習Ⅲ

課題は、自分で好きな企業なり、商品なりのテーマで

広告展開、そのデザイン、キャッチコピーを制作すること。

学生さんのテーマには、ケータイの新商品開発や

子ども靴メーカー、洋服ブランド、オーディオ機器…と

架空の企業・商品を立ち上げて、会社のロゴから

HPデザイン、カタログデザイン、ポップデザイン、商品デザインと

自分が必要だと思える広告媒体も決定していきます。

専攻実習Ⅲ

木村先生はなかなか辛口。

笑顔で物腰柔らかい感じで批評を展開するので、

あまり厳しい印象は受けませんが、

ズバッとストレートに意見を言ってくれます。

学生さんからすると、もっともだと思える事を

ストレートに言ってもらえるので、批評中に

新たなアイデアが生まれたり、ヒントをもらって

さらに制作意欲が湧くのだそう。

専攻実習Ⅲ

木村先生のコメントで印象的だったのは、

「説明は理解力が必要だけど、広告は受け手が

想像力を使うものをデザインして欲しい。」と言っていたこと。

木村先生が思わず甘口になってしまうデザイン、目指してください(笑)

 

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ちいさな芸術品。

先週、高円宮妃久子殿下による特別講義が行われました!

大阪芸術大学客員教授である、

妃殿下が芸短で御講義されるのも今年で4回目。

皇族の方が大学で講義されるのは大変名誉なことです。

今回のテーマは「根付について」。

高円宮妃殿下は日本有数の根付コレクターのひとり。

その貴重なコレクションの数々をスライドで

見せていただきながらの御講義となりました。

高円宮妃殿下御講義

根付?と言われてもピンとこない方も多いと思いますが、

根付とは着物の帯から何かを下げるときに

落ちないように使用した滑り止めのことです。

江戸時代には、ただの滑り止めではなく、実用的な装飾品として

ポケットのない着物で印籠や煙草入れを

持ち歩くのに使用されていたそうです。

今日でいうと、携帯ストラップに相当するでしょうか。

高円宮妃殿下御講義

   

妃殿下は根付の歴史からその種類、材料と技法や意匠などについてを

丁寧かつ事細かに説明してくださり、

学生さん達も食い入るように聞いていました。

また、御講義の終わりには学生さんからの質問に

笑顔で気さくに答えていただき、

学生さんにとっても、貴重な体験となったのではないでしょうか。

高円宮妃殿下御講義

最後に妃殿下により、 去年に引き続き

第2回高円宮殿下記念根付コンペディションが行われることが発表されました。

この御講義を参考に小さな芸術品にぜひ挑戦してみてくださいね

 

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ばらが咲いた。

メディア・芸術学科、出版系の小原先生が担当する文章表現Ⅰ

今日の授業は、観光ガイドで『荒牧バラ公園を紹介する』ということで、

伊丹学舍から徒歩5分のところにある

荒牧バラ公園に学生さんと一緒に行ってきました!

文章表現Ⅰ

バラの開花時期は5〜6月と10~11月、今まさにバラ満開の時期。

連日、観光バスが着いたり、家族や友達と鑑賞したり

写真を撮りに来る人でにぎわっています。

学生さんたちも着いた途端に、「近くにこんな場所があったんだぁ」

と驚いていて、様々な種類のバラに興味津々の様子でした。

文章表現Ⅰ

1.7ヘクタールの南欧風敷地内に所狭しと

咲き乱れているのは世界のバラ、約250種1万本。

中には、伊丹生まれの「天津乙女」に「マダム・ヴィオレ」や

姉妹都市ハッセルトのコーナー、レストハウスには

バラにちなんだお土産品が並び、まさにバラづくし!

学生さんの中には、バラの手入れをしている人に話かけたり、

写真を撮っている人の話を聞いたりと、

積極的に動いている人もいて、その姿はまさに雑誌記者。
文章表現Ⅰ

研究指導Ⅰの授業で環境デザインの話をするために

来ていた、デザイン美術学科スペースデザインコースの

緋田先生と学生さんたちとも偶然会ったり、

日本画の授業ではデッサンに出かけたりと

伊丹学舎では様々な授業で利用させてもらっている

荒牧バラ公園なのでした。

入場無料なのも嬉しいので、学生のみなさんも

ピクニック気分でお弁当を持って行っても楽しめますよ。

 

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うえから目線。

複雑で迷路のような伊丹学舍は、いかにも芸術大学といった建物。

その外観の全貌をお伝えするべく、

できる限り、上からの目線で撮影してきました!

ちなみに学生さんは入れない所からなので

撮影ポイントは探さないで下さい(笑)
上から目線
 

右下に見える白いのがメディア・芸術棟のシンボル、

パラボラアンテナよりも上から本部棟を激写。

湾曲しているガラス張りところは、 1階が食堂で

2階が学生のみなさんが待ち合わせしたり、 ご飯を食べたりと

憩いの場になっているラウンジです。

ガラス張りなので、太陽の光が気持ちいい場所。

三角屋根が部室棟で各クラブの部室があります。

上から目線

右奥に見えるのがメディア・芸術棟。  

1階に放送系が使用する本格的なTVスタジオがあり、

2階にTVスタジオの調整室(サブ) や本格的な音声スタジオ。

4階には舞台芸術コース身体表現系が使用する

床が板張りで一面全身鏡の教室があります。
上から目線
 

デザイン・美術棟と実習棟はローアングルで芝生に寝転んで撮影。

主に1階が工芸コースや立体造形コースの実習室があり、

2階がスペースデザインコースとビジュアルデザインコースの

研究室、実習室、映像実習室が並びます。

3階は版画コースの実習室とコンピュータ室。

4階は絵画コースの実習室と各階絵の具やインク、土と独特の匂いがするのが特徴。

左に見える実習棟にはキャラクター造形コースの実習室があり、

新しいので、とってもキレイなんですよ!

とても新鮮な角度から見る伊丹学舎でした。

 

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男心をくすぐる。

昨日のデザイン美術学科のトライやるに続き、

今日はメディア・芸術学科にトライやる中の

コンピュータデザインⅠの授業に行って来ました!

1番後ろの席にならんだ中学生は4人の男の子。

コンピュータデザインⅠ

事前に行きたい学科を選択できるのですが、

今回のトライやるはデザイン美術学科には女の子が多く、

メディア・芸術学科には男の子が多いという結果に。

放送や映像、カメラにスタジオといった機械的なイメージが

男心をくすぐったのでしょうか?

コンピュータデザインの授業では芸短生に混じり、

Illustratorというパソコンソフトを使って

自分の自己紹介や動物をA4サイズでデザインします。

コンピュータデザインⅠ

こちらの中学生は羊を描こうとして鳥になってしまったのだそう。

自分の思い描いたものを直接紙に描くのと

パソコンを使って描くのとでは、

パソコンの方は慣れるまで上手く表現するのは

なかなか難しいかもしれませんね…

それでも、さすが中学生は情報の吸収が早く、

ものの1時間で使いこなせていたので凄いです!

コンピュータデザインⅠ

中学校の授業は1限が50分だそうですが、

大学の1限は90分と40分も長いのです。

長くて辛くない?と質問してみたところ、

「あまり時間は気になりません。」と力強い返事が返ってきました。

演習の授業も多いし、講義も中学生にとっては

新鮮な内容が多いのかもしれませんね。

トライやるウィークは明日まで!

たくさんの土産話を中学校に持って帰ってください。

 

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売れない商品を開発せよ。

表現研究Ⅳ(イラスト)の授業に行ってみると

トライやるウィークで来ている中学生も一緒に

授業を受けていましたよ。

担当の井上孝博先生は強面なイメージとは

逆にとってもユニークな先生。

表現研究Ⅳ

今日のお題は

「10億の資金をかけて企業が発売する、絶対売れない商品を開発せよ。」

1粒納豆という1粒ずつが個装されている納豆や

オムライスやたこ焼き味のドリンク、毛虫マスカラなど

想像しただけで鳥肌が立つ、思わず苦笑いの品揃えです。

表現研究Ⅳ

さらに「今までに見たことのない生きもの」というお題では

名前に体重、身長、性格、寿命、生息地、生質など

細かい設定も考えます。

これは今までに見たことがないので、

言葉では例えようがないのですが、

なぜか、中学生はかわいらしい生物で

芸短生はちょっと気持ち悪い系の生物が多めでした。

表現研究Ⅳ

ただあるものを見ながらデッサンするというより

よっぽど頭をフル回転しなければいけませんが、

これがまた、考えるのも楽しいんですよね。

こんな面白いお題を出した、井上先生も

「まずは感心を持ってもらうことが大事なんだよ。」と笑顔。

一緒に授業を受けてくれた中学生のみんなからも

「どの授業もすごく楽しい、

トライやるウィークが終わるのが嫌で、もっと通いたい。」

と、嬉しい感想をいただきました!

 

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