チャレンジャー集結。

伊丹学舍、実習棟A102教室の前を通るたびに

松の絵が仕上がっていくのが気になっていました。

制作基礎実習Ⅱ

教室に入ると鼻にツーンと絵の具の匂いが。

実はこれ、メディア・芸術学科 制作基礎演習Ⅱの

学生さんによる背景画、羽目板です。

松の絵なので松羽目。

主に古典芸能、いわゆる歌舞伎で使われる背景画です。

この松羽目は歌舞伎でも十八番の演目

「勧進帳」でも使われているのだとか。

制作基礎実習Ⅱ

教室の関係で実際に使われるサイズの

約1/3の縮小版らしいですが、結構大きいです。

なんで、羽目板なの?と聞いてみると、

実は学生さんたっての希望だったそう。

担当の足立宣治先生は、「難しいよって言ったのに、

みんなやりたいって言うから。」と笑っていました。

どうやら、今年の舞台芸術コースの学生さんは

チャレンジャーで勝ち気な学生さんが多そうです(笑)

制作基礎実習Ⅱ

教室のホワイトボードにはみんなが練習した跡が。

みんなどんな風に描いているのかというと、

話題はもっぱら、好きなアイドルの話など

笑いながら、和気あいあいの空気の中

手を動かしているといった感じです。

古典的な絵を描きながら現代アイドルの話という

ギャップがまた面白い。

 

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クレイは粘土を意味する。

細沼先生が担当する、デザイン美術学科CG制作演習では

曲に対するプロモーションビデオということで

ストップモーション・アニメーションを制作中です!

CG制作演習

ストップモーション・アニメーションとは、

静止画を少しずつ動かしながらカメラで撮影し、

連続再生することで、あたかも動いているかのように見せる、

いわゆるコマ撮りと言われている技法が使われています。

撮影対象の素材によって、分類され、

紙を使った紙アニメ、粘土を使ったクレイアニメ

その他にも人形を使った人形アニメに砂を使った砂アニメまで様々。

「ピングー」「チェブラーシカ」「こまねこ」などは

このストップモーション・アニメーションの分野で有名な作品です。

こちらは先輩たちがこの授業で制作し置いて行った、クレイコレクション。

CG制作演習

2組に分かれて学生さんが制作しているのは、

1秒10コマで3分間の音楽プロモーションPV。

約1800枚の静止画が必要ということです。

CLAY TOWNというソフトを使って制作していますが、

照明の加減であったり、カメラ設定にカメラワーク、

背景画や人形、小道具、パソコンによる編集など

たくさんの要素が詰まったストップモーション・アニメーションの撮影は

撮るよりも準備に時間がかかる、根気がいる作業。

CG制作演習

実はデザイン美術学科では、グループワークが少ないので

CG制作演習でのアニメ制作は貴重な経験なのですよ。

各コース専攻の学生さんが参加できる授業なので

それぞれが得意分野を発揮して、

個性溢れる作品を制作中でした!

完成を楽しみにしていますね

 

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PRとキャラクター。

7月2日(金)、大阪市阿倍野区にある

天王寺学館高等学校で“天学祭”が行われ、

天王寺学館マスコットキャラクターの

コンテストが本館2階で開催されました。

天王寺学館高等学校 天学祭

今回のコンテストは開校以来

「全日制・定時制・通信制」の枠を超えた

「独自の一校」づくりに取り組んできた同校が、

今秋の平野区への移転を機に

さらに広く教育活動を知っていただくためのPRや

話題づくりの一環として企画されたものです。

天王寺学館高等学校 天学祭

天王寺学館高等学校の生徒たちの作品に加え、

大阪芸術大学短期大学部デザイン美術学科、

大阪芸術大学キャラクター造形学科、

大阪美術専門学校キャラクター造形学科の

1〜2回生を中心に308名、309作品が参加。

天学祭来場者と天王寺学館高等学校の生徒たちの

人気投票が一次審査となり、より多くの票を集めた

上位30〜40名作品が最終審査の対象になります。

天王寺学館高等学校 天学祭

最優秀作品に選ばれたキャラクターは

今後同校の情報発信やグッズ展開など

戦略的な広報活動などに使用される予定です。

(投稿:デザイン美術学科 キャラクター造形コース 林 日出夫)

 

 

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タタタタタタタ七夕。

年に1度、天の川を隔てて引き離された

織り姫様と彦星様が会うことが許された日。

今日は七夕です。

残念ながら伊丹学舍では、

先ほどから急速に雲行きが怪しくなってます。

七夕

喫茶SILPOには笹が立てかけられ、

そこに学生さんの願いが書かれた短冊がぶら下がっていました。

2年生のものだと思われる、

「就職できますように。」という短冊から

「何とかしてください。」という切羽詰まったものまで。

何をどう何とかしたらいいのか、神様も困るはず(笑)

七夕

もちろん、七夕恒例の浴衣姿の学生さんも。

自分たちで雑誌を見ながら着付けたのだそう。

芸短では、ピンクの花柄が今年の人気色でしたよ。

メディア・芸術棟、前のベンチには

北斗の拳…ではなく、よく見る学生さんの似顔絵が。

七夕

タタタタタタ…の文字の中には

さらに学生さんの願いが書き込められています。

北斗の拳の必殺技と七夕がかけてあるんだ!

と、気付くのに時間がかかりました(笑)

学生さんは面白くて新しいことを考える名人揃い。

どうやら今週末の土曜日には軽音部主催の

七夕ライブも企画されているみたいですよ◆◇◆

 

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こうきたか。

今日から伊丹学舎展示室で

中本永和写真展

「秘日常テキにステキな日常。」が開催中です!

学科展やグループ展が開催されることが多い、

伊丹学舍の展示室で個展が開催されるのはとても珍しいこと。

扉の向こうには学科展ともグループ展とも違う

中本くんのオリジナル空間が広がっていました。

中本永和写真展「秘日常テキにステキな日常。」

昨日、会ったときには展示の見せ方に悩んで、

堀野先生に相談に来ていた中本くんでしたが、

『こうきたか。』という感じです。

現在、デザイン美術専攻科に在籍中の中本くん。

「秘日常テキにステキな日常」という写真展のタイトルには

自分だけが気付く、特別な非日常という意味があります。

例えば、電車に乗っている時に自分だけが気付いて

思わず一人で笑ってしまうような日常のことだそう。

中本永和写真展「秘日常テキにステキな日常。」v

加工やトリミング(いらない部分の写真を切ること)は

一切しないのが中本くんのこだわり。

写真撮るのに1日歩いて、いいなと思える写真が1枚あれば

すごく嬉しいと話す中本くんの写真には、

普段、見過ごしてしまいそうな日常の中にある

ちょっと特別な風景が広がっています。

1年間で約5000枚撮りためた写真の厳選された30枚。

ぜひ、日常の中の非日常を探しに行ってみて下さい。

中本永和写真展「秘日常テキにステキな日常。」

 

中本 永和 写真展

秘日常テキにステキな日常。

 

日時:2010年7月6日(火)〜2010年7月9日(金)

時間:12:00〜17:00(最終日のみ16:30まで)

場所:大阪芸術大学短期大学部伊丹学舍
本部棟2F展示室

 

 

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ノミダコへの恐れ。

デザイン美術学科 基礎実習Ⅴ(立体造形)の

授業に行って来ました!!

基礎実習では、現在ハンドスカルプチャーを制作中。

ハンドスカルプチャーには『手の中に入る彫刻』

『手で鑑賞する』という意味があります。

基礎実習Ⅴ

ハンドスカルプチャーでは “面” がとても重要。

風船が破裂する前のような緊張感のある面もあれば

触ると安心するような面もあり、

逆にイライラしてしまう面もあります。

どんな面を制作するのかは学生さん次第。

担当の堀野先生は、

「それぞれの作品に答えはあるけど、

終わりがない。」と言います。

基礎実習Ⅴ

「やりすぎた…」と思う前が作品の一番良い状態だけど

やりすぎないと一番良い状態がわからない…

なんだか矛盾していますが、

どんどん経験を重ねるうちに、やりすぎる手前で

ストップできるようになるそうです。 

終わりがない、というのは、

制作中に視覚と触覚が鍛えられてしまうから。

どんなにキレイな“面”を制作しても

鍛えられた視覚と触覚によって

納得できる“面”を制作するのは果てしない作業です。

基礎実習Ⅴ

制作中の学生さんは木槌やノミ、切り出しナイフと

軍手を片手に女の子も男子顔負けの力強さ。

みんなペンダコならぬノミダコができるのを恐れています(笑)

 

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あなたの傾向と偏りは。

6月19日(土)に伊丹学舍医務室・相談室企画の

サタデーサークルがありました!

4月は中山寺へハイキング、

5月は球技大会参加と、これで3回目です。

6月の企画は「栄養バランスを考えよう」ということで

ランチでサンドウィッチ作りに挑戦。

栄養バランス偏りがちな一人暮らしの学生さんには

とってもありがたい企画ですね。

サタデーサークル

食事バランスガイド用シートを使って、

学生さんは昨日食べた3食を実物大サンプルから選びます。

選んだ食事を主食・主菜・副菜・他に分けていくと、

1日の摂取カロリーと栄養の過不足、傾向と偏りがわかる仕組みです。

学生さんによっては、すごい偏りが発覚…

まずは、自分の食事は偏っているんだ、と認識することが大切。

そして、足りない部分を積極的に摂るようにしてくださいね。

サンドウィッチ作りでは、具材を挟むのが楽しそうで

学生さんたちの会話も弾んでいましたよ。

サタデーサークル

色々な具材が入った具沢山のサンドウィッチを

切り分けるのって難しいんですよね…

学生さんもこれには少し苦戦していたようでした。

みんなで協力して作ったサンドウィッチ、

食べる時には美味しい!の声も聞かれ、 楽しかったですね!

サタデーサークル

今月は卓球大会開催の予定。

詳細は医務室の鬼丸さんに聞いてみてね

 

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ひとつの試み。

デザイン美術学科で特別講義がありました!

1年生、2年生、専攻科生に各コースの先生方、

なんと卒業生まで参加して、満員御礼の教室です。

デザイン美術学科 特別講義

講師は尾野正晴先生。

尾野先生は元滋賀県立近代美術館館長で

現在は美術評論家、静岡芸術大学教授として活躍中です。

演題は「ひとつの試みー静岡文化芸術大学の学生と

現代美術家による写真展についてー」で

尾野先生が教鞭をとっている静岡文化芸術大学の学生さんが

現代美術家の村上誠さんの「遠海原 産土Ⅴ 村上誠個展」を

プロデュースしたときの体験談をお話していただきました。

デザイン美術学科 特別講義

スケジュール、広報・印刷、展示、記録と担当の班長を

決めて、学生さんが責任を持ってそれぞれの仕事に取り組んだことや

ギャラリーの特徴を見極めること、展示の工夫

自分たちが見て欲しい順路で見てもらうためには

受付の位置はどうしたらいいのかなど

悩んだところや反省点も挙げられたお話には、

今後、個展やグループ展の機会がたくさんある学生さんたちとって

大いに参考になったのではないでしょうか。

デザイン美術学科 特別講義

これから学内の展示室でも各コースの前期課題作品展

が次々と予定されているので、

今日聞いた話をどんどん参考にして、

作品の魅力をさらに引き立てる展示を心がけて欲しいですね。

 

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就職課で何するの?続き

昨日の続きをお届けします!

>>就職セミナーとは?

「就職活動の仕方は就職課のガイダンスや窓口で説明していますが、

セミナーでは主に、求人票の見方のコツや

企業の面接担当者がどこを見ているかなどを

具体的に指導してもらえます。

とくに7月2日からのセミナーは実際に

企業で面接官をされている方が講師ですから

『企業は何を求めているか』にポイントが置かれ、大変わかりやすく、

過去のセミナーに出席した先輩達からも好評です。

ぜひ1年生に参加してほしいです。

就職課は、和田さんが保育学科の教育実習・保育実習も

担当していますので、保育学科生に関しては、

1年生の早い段階で実習のことに加えて就職の話もします。

大阪学舍の他の2学科とは

まったく違う動きで進路を見つけていきます。」

大阪学舍 就職課インタビュー
 

>>最後に一言どうぞ。

「就職課に来ている学生に対し、

私は時々細かい注意したりしますが、

(うるさがられいるかもしれませんね。笑)

学生のみなさんが社会に出るドアのひとつが就職課かなと

思ったりしていますのでついつい・・・。

他のドアは保護者の方、先生方、アルバイト先の社会人の方等でしょうか。

大河次長も和田さんも窓口に来るみんなの言葉遣い、表情、動作を

大人として見ています。社会人になれるよう見守っています。

怖がらずにぜひ就職課に足を運んでください。

会話しましょう。

一緒に進路を見つけていきましょう。」

就職課は円形校舎の1階、螺旋階段をはさみ

通信教育部の向かいにあります。

(投稿:大阪学舍 就職課)

 

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就職課で何するの?

進路について2年生は今、現在、今日も、明日も、

そして1年生はもうそろそろ

考え始めないといけない時期に来ています。

大阪学舎就職課の中野課長にお話を伺いました!

大阪学舍 就職課インタビュー

>>就職課はどんなことをするところですか?

「学生の皆さんの卒業後の進路を一緒に考えていきます。

話し合いながら、悔いの残らない進路を選んでもらいます。」

>>具体的には?

「多分生まれて初めて、真剣に自分というものについて

考えてもらいます。たわいない会話の中で、

今やっているアルバイトの内容、最近の感動秘話、

好きなもの・嫌いなもの等を教えてもらいます。

また小学校から高校生にかけての体験等を

好きなように話してもらったりしています。

話題は何でもいいんです。

あくまで普通の会話です。

他に面接の練習や、履歴書・エントリーシートの書き方も指導します。

面接の練習は、言葉遣い、目線、動作等の細かいところまで

指導しますので、1時間近くかけます。

大河次長の面接練習は、みんなちょっと緊張するみたいですが(笑)

進学希望者には、大学・専門学校等の情報を伝えます。」

大阪学舍 就職課インタビュー

まだまだインタビューは続きますよ〜

続きは明日のブログでお届けしますね!

(投稿:大阪学舍 就職課)

 

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