今年で5回目。

高円宮妃久子殿下による特別講義がありました!

妃殿下が伊丹学舍で講義して下さるのは

今回で5回目。

毎回講義内容が違うのですが、

今回は「根付に見る物語性と起承転結」という

タイトルで講義していただきました。

特別講義

根付とは江戸時代に日用品(煙草入れや印籠など)を

持ち歩くのに着物の帯から吊した留め具のことで、

そんな根付収集家としても名高い妃殿下。

季節が夏ということもあって、

かわいいオバケや妖艶な幽霊、

カッパなどを題材とした妃殿下の貴重な

根付コレクションも見せていただきました。

特別講義

根付にはハッと驚いたり、笑わせたりするような

起承転結でいう『転』の部分が大切なのだとか。

そういう作品がたくさん残っていて、

まるで今にも物語が動き出しそうな雰囲気なんですよ。

特別講義

今年も高円宮殿下記念根付コンペティションが開催されます!

詳細は後日発表しますので、

学生さんには妃殿下がコレクションされたくなるような

面白い作品を期待していますよ。

笑わせるのが得意な関西人には得意分野かも?(笑)   

 

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ウサギ飼いたい。

7月7日(木)七夕というのに

残念ながら雨模様の伊丹学舍です。

彦星さまと織り姫さまが会えるといいのですが…

夜も残念ながら雨予報の近畿。

七夕

伊丹学舍では、食堂のおばちゃんたちが用意してくれた

笹が食堂と喫茶コーナーにあり、

短冊に願い事が自由に書けるようになってました。

学生さんのお願いをちょっと見てみると、

「東北の人たちが早く元気になりますように」という

復興を願ったものから「世界平和」という大きな願いも。

また、なぜか「ウサギを飼いたい」という願いが

何枚かあって、ウサギブームの気配。

 
七夕

ちょっとツッコミを入れさせてもらうと、

願い事と一緒に住所書いても彦星さまと織り姫さまが

願いを叶えにきてくれるわけではないよ(笑)

サンタクロースへのお手紙と七夕の短冊が

混ざってる学生さんも何人かいました。

今日は雨模様ということもあってか、

毎年いる浴衣姿の学生さんがいなくて、

ちょっと寂しかったな。

 

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アフレコとアテレコ。

メディア・芸術学科の小野寺昭先生が担当する

舞台上演実習Ⅰではアフレコ(アフター・レコーディング)に挑戦中!

昨年のメディア・芸術学科卒業公演で先輩が演じた

「真夏の夜のアリス」の台本を使って、

現在の2年生が演じたものを撮影し、

あとからセリフのみを別途録音しています。

舞台上演実習Ⅰ

アフレコは撮影時に音声収録をしていない場合や

収録が不鮮明だった場合によく用いられていましたが、

最近はカメラや音声機器の性能がいいため、

あまりアフレコの機会はなくなったそう。

舞台上演実習Ⅰ

台本を追いすぎると映像とズレていくし、

映像を見すぎるとセリフを間違えたり、噛みます。

さらに映像に見合った声の演技も必要なので、

台本と映像の両方を見ながらの演技は難しい。

学生さんたちもかなり苦戦しているようでした。

 

ちなみに後で音声を録音することは『アフレコ』と言いますが、

アニメーションや吹き替えなど自分が演じていない映像に

声を割り当て録音する場合は『アテレコ』と言います。

来年度のメディア・芸術学科に声優コースが開設予定なので、

来年にはアテレコのブログ取材もできるかな

声優コースの詳細はこちら

 

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絵描きはウソつき。

デザイン美術学科の学生さん全員が必修の

デッサンⅠの授業へ行ってきました!

今日、火曜日の担当は井上孝博先生。

デッサンⅠの授業が行われている教室の扉を開けると、

薄暗〜い教室で石膏像をデッサンする学生さんの姿が。

デッサンⅠ

この薄暗さ、エコや節電対策ではなく(笑)

対象物が北窓から入る光によって影のできた

石膏像のデッサンであるため、

蛍光灯による影が入らないように電気を消してるそう。

白い石膏像を対象にしているのは影がわかるようになのだとか。

デッサンⅠ

これは学生さんの描きかけのデッサンです。

ロボットのようにも見えますが、

これは面を捉えながらデッサンする描き方。

初めにこうやって面を捉えて描くと描き易いそう。

デッサンⅠ

紙の前に座って、ひたすら描くのではなく、

遠くから自分のデッサンと石膏像を見比べたり、

近くで石膏像を見て触ってみたり、

デッサンは手ではなく足で描く、に近いのだとか。

平面に立体を描くというのは、

ある意味、ウソをついてること。

「絵を描く人はウソつき」と、井上先生の言葉が印象的でした。

緑、緑、黄、緑、

こんにちは、伊丹学舍です。

また新しい週が始まりましたよ〜。

前期も残すところ約1ヶ月、元気に頑張りましょう◆◇◆ 

メディア・芸術学科メディアコース

出版系の新聞制作演習に行ってきました。

新聞制作演習

この授業で制作し、年2回発行している、

伊丹市のフリーペーパー「キラキラ」8月号の

原稿〆切が目前に迫ってます!!

昨年や一昨年のこの時期にこの授業に訪れると、

言葉が矢のように飛び交い、殺気だっていると言っても

過言ではない雰囲気だったのですが、

今年の学生さんはちょっとほんわか雰囲気かな。

やっぱり学年によって雰囲気も全然違いますね。

新聞制作演習

何枚も印刷して、並べて悩んでいるのは

紙面のイメージを決める色構成。

同じ緑色でもイエローとシアンの分量を変えて

ちょっとずつ違う緑色の紙面を机に並べ、

どの色が紙面に合っているのか、見やすいのかを検討しています。

新聞制作演習

原稿はもちろん、紙面デザインや扱う企画も

決定から取材、制作しているので、

色一つでもすごく悩んで決めているんですよ。

ぜひ、そういう所も紙面から汲み取っていただけるといいなぁ、と思います。

毎号楽しみにしてるので、8月の発行が待ち遠しい…

 

宝塚娘役に挑戦。

メディア・芸術学科舞台芸術コース

身体表現系の龍悦代先生が担当する

演劇上演実習Ⅱの授業へ昨日行ってきました!

この授業では、ミュージカル「ウエスト・サイド物語」 の

Americaというソロパートを練習中。

カラフルな衣装とは裏腹になかなか体力的には大変そう。

 
演劇業演実習Ⅱ

そして、なんと昨日はメイク(お化粧)の練習も!

メイクと言っても、普段しているようなメイクではなく、

龍先生が教えてくれたのは、宝塚メイクと

舞台メイク、テレビメイクの3種類です。

さすが、ここに宝塚メイクが入るとこが宝塚出身の龍先生。

演劇業演実習Ⅱ
演劇業演実習Ⅱ

メイクということもあって、女の子のテンションはMAXに(笑)

大の宝塚ファンという学生さんが立候補で宝塚メイクに挑戦!

色気を出す、まぶたの隠し赤に高くみせる鼻の陰、

小顔効果のあるおでこの陰も

普段メイクにも応用できそうなテクニックを教わりつつ、

あっという間に娘役顔に変身です。

演劇業演実習Ⅱ
演劇業演実習Ⅱ

テレビメイクは普段のお化粧よりちょっと濃いめ。

テレビと言っても、ドラマは普段メイクだそうですが、

トーク番組等では照明が当たるのを計算して

ハイライトを入れるのがポイントなのだとか。 

ちなみに唯一の男の子はなされるがままでした(笑)

もみあげも外国人風に手描きです。

 

名前÷自画像=☆

雨のち曇りのち晴れの伊丹学舍です。

デザイン美術学科ビジュアルデザインコース

イラスト専攻実習Ⅳの授業へ行ってきました!

「あ〜したらどうなるかな?こうしたらどうかな?」と

毎年、課題を変えるのが担当の高畠先生流。

学生さんの作品が先生の想像を上回るのが面白いのだとか。

ビジュアルコース(イラスト)専攻実習Ⅳ 

今年の専攻実習Ⅳの課題は、

①名前のイラストレーション、②自画像、

③は①+/−/×/÷②はどうなるか?という課題です。

③の課題では今までにない自分の発見と

自分自身の思想や可能性の発掘を期待してるそう。

ビジュアルコース(イラスト)専攻実習Ⅳ 

①課題の名前イラストを愛ちゃんに見せてもらいました。

ハートで作られた愛の文字にはニコちゃんが隠れていて、

文字の外には沢山の暖かい手が描かれています。

こちらまでハッピーになるイラストですね。

ビジュアルコース(イラスト)専攻実習Ⅳ 

②の自画像らしいのですが、本人には全く似てません(笑)

雨は目から入ってくる刺激で、

刺激が頭から川になって町に流れている、という

自分の頭の中をイメージした自画像だそう。

こうした①と②の作品に計算が加わると

どんな作品が出来上がるのかホントに楽しみです!

 

器用を鍛える。

メディア・芸術学科の濱野先生から

「行灯できたよ〜!」という報告を受け、

舞台制作実習Ⅰの授業へ行ってきました!

完成した行灯がこちら。

舞台制作実習Ⅰ
舞台制作実習Ⅰ

左のちょうちんは骨組みが大変そうでした…

部屋に置くだけでムーディな雰囲気になる置行灯は2種類。

舞台制作実習Ⅰ
舞台制作実習Ⅰ

左の置行灯は、同じく制作系担当の足立先生による

「赤にすれば?」という一声で赤に塗ることが決まっただとか。

色も足立先生お手製の朱赤、『足立レッド』の置行灯です。

舞台制作実習Ⅰ
舞台制作実習Ⅰ
舞台制作実習Ⅰ

舞台制作実習Ⅰの授業担当である

濱野先生と竹内先生は街灯を制作。

ガラスについた不純物を表現するため

ボンドで模様をつけるこだわりぶりはさすが。

学生さんが作ったステンドグラス風の街灯も

後ろの壁に光が乱反射してキレイでした〜!

 

舞台制作系の学生さんはみんな器用なのかと思いきや

入学当時はそうでもなかったことが発覚(笑)

濱野先生曰く「手先の器用さは鍛えられる」のだとか。

こうして作った行灯や街灯は

今後、身体表現系の演劇発表や卒業公演で

小道具として今後使われるそうですよ。

 

今年もガチでした。

節電とエアコンの誘惑に

葛藤している、伊丹学舍です。

節電も大事ですが、熱中症にならない程度に

エアコンとも付き合っていきたいと思っております。

なかでも今年は扇風機が活躍しそう。

 

オリジナル・グッズ・コンテスト2011の

受賞者を決める、審査が先週の22日(水)

大阪学舍で行われました!

 
オリジナル・グッズ・コンテスト審査

学生さんや先生、職員が投票した

出品作品展&人気投票の結果を元に

各学科、代表の先生が集まって審査が行われるんですよ。

今年応募があった、Tシャツデザイン部門94点と

キャラクターデザイン部門86点から

最優秀賞に選ばれ、オリジナルグッズ化が

実現されるのは、わずか各部門2点の計4点のみ!

 

実は、すでに受賞者が決まりました〜★

近々大発表するので、学内掲示とこのブログに注目です。

応募した人はどきどきしてお待ち下さい(笑)

 

二色(キリッ。

今日も夏日の伊丹学舍です。

昨日は沢山の方にオープンキャンパスに

参加していただき、ありがとうございました。

さて、今日は現在展示中のデザイン美術学科

キャラクター造形コース2年生の二色原稿展

「二色(キリッ」を紹介します!
キャラクター造形コース 二色原稿展
伊丹学舍では、この時期恒例の展示となってますね。

昨日のオープンキャンパスでも展示中だったので

参加者のみなさんにも観てもらえたかな?

漫画用語で二色原稿というのは朱赤と黒の

絵の具で描かれた着彩原稿のことを指します。

実際に絵の具の朱赤と黒を水で薄めてみたり、

互いの色を混ぜて使ったりするんですよ。 
キャラクター造形コース 二色原稿展
 
朱赤と黒の色イメージからなのか、

悪魔や魔女、オバケといったちょっとダークな

モチーフを扱ってる作品が多かった気がします。

あと、季節からか… 雨や水を連想させる作品も。
キャラクター造形コース 二色原稿展
2色に見えなければ成功ということなので、

色のイメージに合ったモチーフ選びは大切かも。

7月6日(水)の16:00まで

伊丹学舍本部棟螺旋階段で展示中です!

本部棟で授業のある時や

図書館に行く際にはちょっと足を止めてみてね。