只今、大阪芸術大学短期大学部では、
今月3日から新学期が始まるまで、
集中講義が目白押しです。
今日はその中の一つ。
大阪芸術大学工芸学科の教授である、
山野宏先生のガラス工芸特講に行って来ました!
また、芸短ガラス工芸客員教授の増田先生と
山野先生の工房で一緒に働いたことがあるという、
講師の佐藤先生も助っ人で来られていましたよ。
午前中には、学生の前で魚の鮎を制作。
ガラスに銀を巻き、何度も溶かして吹いてを
繰り返すうち銀がガラスに溶け込んで黄色っぽい色に。
佐藤先生との息の合ったベンチブロウも流石です。
ほとんどの学生が携帯かデジカメを出して、 撮影大会状態。
出来上がった時には、自然に学生から拍手が。
絶妙な色合いと形。
まさか、ガラスでできているとは思えません!
むしろ、あれ?釣りたてですか?くらいの
新鮮さが表現されています。
制作したのが、なぜ魚なんですか?と質問すると、
自分が若い時に色々なところに行き、
知らない場を恐れなかった姿勢が
一つの所に留まれない、回遊魚と重なり、
自分のシンボルとして魚を多く制作してきたんです、と山野先生。
また、3日間という短い講義の中で、
学生には、自分の気持ちを伝える手段は
話したり、書いたりするだけじゃなくて、
造形や作品でも思いを伝えることができるということを
伝えたいとおっしゃっていました!