約1250度で溶けるブロンズ

 

今日は二十四節気の「大雪」!!
これから一層寒くなる時期なので、私は昨日から湯たんぽを出しましたよ♪
しかし、低温やけどのリスクがあるというニュースを見て、
使い方を改めようと思ったところです…。
みなさんは、どのような防寒対策をしていますか?

 

さて、そんな本日のブログは、、、

先週おこなわれていた特別実習!

デザイン美術学科工芸・立体デザインコースの

ブロンズ鋳造です♪

 

工芸・立体の屋外作業スペースに行ってみると、

学生さんが制作した型が並べられていました!

その横には、ブロンズ専用の炉で

ブロンズが溶かされています。

 

始めは赤く黄色く燃えていましたが、

だんだんと炎の色が緑色に…!

燃やす金属によって違う色の炎になるらしいのですが、

この炎の反応の事を、炎色反応と言い、

銅を燃やすと、青緑色に発光するのだそうです!

 

夏の夜空を彩る花火の色は、こういった炎色反応を利用したもの!
科学と職人技の融合で出来上がる芸術なんですね!

 

と…、話が反れてしまいましたが授業は進みます!

鋳造を見学する人も増えてきました。

 

炉の横にあるハンドルを回すと、炉が傾き、

中からブロンズが流れ出てきます!

長い柄杓に注がれるブロンズ!とても綺麗です!

 

柄杓内のブロンズに藁灰をふりかけ、温度を保ちながら、

学生たちが制作した型にブロンズを流し入れます。

30分ほど経ったら、型を叩き分解。

固まったブロンズを取り出し、

丁寧に磨いて、仕上げていくのだそうです!

 

木工や石工、陶芸、ガラスなど、

色々な立体造形を学ぶ学生さんたちですが、

なかなか見ることのないブロンズ鋳造に釘付けでした♪

 

 

 

 

 

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