燃やす溶かす流すブロンズ!

 

今日から、伊丹学舎の暖房が入りました!

これからは暖かくなりますよ♪

外との温度差が出てきますので体調には十分に気をつけて下さいね!

 

さて本日のブログは…

先週の木曜日、デザイン美術棟に突如現れた、

この見慣れない機械についてです!


 

 

青緑色の炎を上げ燃えているのは、なんとブロンズ(銅)!

 

炎の色は、酸素供給量によって変わることもありますが、

今回の場合は、銅を燃やす事で、

青緑色に発光しているとのことでした。

 

金属によって違う色の炎になるこの反応のことを、

炎色反応と言いますが、花火の色は、

こういった炎色反応を利用したものなのだそうです♪

 


 

 

さて、話を戻しまして…。

およそ1250度で溶かされた銅は、

持ち手の長ーい柄杓の様な物に出してから

ひとつひとつ型に流し込んでいきます。

 

 

その際、柄杓に入れた銅の上から、

藁の灰を振りかけていました。

藁灰には「温度を保つ事」と「ゴミを集める事」という、

役割があるそうです!

 

銅を流し込んだ型は、30分も経たないうちに

トンカチで叩き分解します。

これを取り出して磨いて、仕上げていくんですね!!!

 

 

それぞれどんな作品に仕上がって行くのか

楽しみですね♪