闘争の演技〜立ち回り〜


今日は9月2日から行われている、さとうしょう先生の

集中講義「舞台芸術特講Ⅰ」に行ってきました。 


私が行った時には、ちょうど立ち回りのお稽古中。

1回生も2回生も一緒に履修している科目なので、

基礎から、順番に指導が入ります。

 

 

 

どこかで見たことのある様な刀捌き! 

と言っても、まだまだ動きは、ゆっくりでした。

練習用の刀と言っても、当たれば怪我をします。

怪我をしない為の、2人一組の立ち回り稽古。

 

2回生が1回生に指導する場面もあり

微笑ましかったです。 

 

大河ドラマなどでよく見る立ち回りも

最初は、こんな感じなのかな?と思いました。

 

時代によって鞘の差し方が違ったり、歩き方が違ったり、 

普通では、なかなか出来ない歴史の勉強をした気分です☆ 

中学校や高校では、鞘の差し方なんて

教えてもらえないですからね(笑) 

 

興味深いと感じたのは歩き方のお話。

昔の日本人は、右手と右足を同時に出す

「なんば歩き」をしていたそうで、

時代劇の立ち回りや日本舞踊等、

古くから伝わる伝統的なものは、

右手右足、左手左足が一緒に動くそうです。


言葉では説明しにくいですが…

さとう先生の動きを見て、なるほど!と納得。

 

 

 

だから、今の日本人が立ち回りをしようとすると

足の出し方が混乱してしまうんですね!

舞台芸術を選択している学生のみなさんは、

頑張って、慣れるまで稽古を続けましょう☆

 

そして、この特講では、最終日までに

3本の演劇を完成させます。

 

 

 

最終日も見学に行くので、素敵なお芝居を

見せて下さいね♪