昨日に続き、メディア・芸術学科の集中講義
メディア特講Ⅱの授業へ行ってきました!
今日の先生は大阪芸術大学映像学科の学科長であり、
映画監督の大森一樹先生です。
大森先生が映画監督になるまでは、
大森先生にとっては映画館が学校のような存在で
本当にたくさんの映画を観て、
友達と感想を話したり討論して沢山のことを学んだそう。
「世界にはこれだけ沢山の人がいるので、
誰も考えたことのないストーリーなんて
もうないのかもしれない…」と、大森先生。
例えば、『ローマの休日』と『E.T.』は
全く違うストーリーのように思えますが、
主人公が身分違いの人や異生物との交流を描くという意味では
同じ話という考え方もあるのだとか。
似たような映画を引用しながら越えてくところへ
映画を創造する面白さがあると話していました。
『MAN FROM THE SOUTH』という同じ原作で
監督が違う作品を観せてもらったのですが、
演出で名作にも凡作にもなりうるというのが
映画監督の腕の見せ所であり、面白さなのかも。