大道具マニフェスト。

連日続いた雨が上がりつつあります、伊丹学舍です。

メディア・芸術学科舞台芸術コース、

制作基礎演習Ⅱの授業へ行ってきました!

どこかで見たことある大道具が並んでいるなぁ、

と思いながら見ていると思い出しました(笑)

制作基礎演習Ⅱ

実はこれ、今年2月に行われた第3回卒業公演で

使われていた大道具たち。

この授業を履修しているのが主に1年生ということで、

「解体しながら大道具の仕組みを学ぼう!」

ということで解体せずに保管していたものだとか。

解体してしまうのがもったいない気もしますが、

公演が終わってしまえば、解体するのが普通だそう。

制作基礎演習Ⅱ

この解体作業のことを業界では『バラシ』と言います。

バラシにあたる前に、資源の再利用のことや

マニフェスト制度を考えなければいけない、と担当の足立先生。

マニフェストという言葉は選挙で聞いたことがありますが、

足立先生が言っているのは、

産業廃棄物の処理でゴミを出す人が運搬・処分に関わる

業者に提出する産業廃棄物管理票のこと。

制作基礎演習Ⅱ

このマニフェストを交付し、業者ごとに回付、さらに返送して

関係者に委託した廃棄物が間違いなく処分されたか確認でき、

不適切な処理、不法投棄を防ぐことができます。

実はこれ、法律で義務づけられていること。

単にバラすだけでなく、バラした後どうするのか?

最後の最後まで学んだ授業でした。

 

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