壁は意外に白かった。

学生がいない夏休みの間に

広報学科の合同研究室(副手さんの部屋)が見違える姿に。
広報学科 合同研究室
広報学科 合同研究室

(上の写真は以前の合同研究室)

すごく物が多く、騒然としていて、

副手さんが全員入ると窮屈なイメージだった研究室が

すっかり整頓されてキレイになっていました。

広報学科の副手さんに話を聞いてみると、

後期が始まると、学生がいてできないので

夏休みの間にちょっとずつ頑張りました、とのこと。

すごくすっきりした印象なんですが、

あんまり物は捨ててないんです。

キレイに入れ直したり、倉庫の整理をしたりで

だいぶ変わりましたね、と副手の藤井さん。
広報学科 合同研究室

あと、収納スペースが増えて、

ブラインドがキレイになったのが大きいかも。

キレイになった研究室はどうですか?と尋ねてみると

物で埋もれてて見えてなかった壁が意外に白かった(笑)

小松原さんいわく、部屋をキレイにする3ヶ条は

①いらない物を捨てる勇気。
②見える所に物を置かない。
③また使うかも…は使いません。

ということです。

こうして、インタビューに応えながらも、

片付けをしている手は常に動いているのでした。
広報学科 合同研究室

スッキリさわやかな気持ちで

新学期が迎えられそうですね!

 

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これぞ匠の技。

今月9日にガラス工芸特講で山野宏先生が

制作した魚の鮎が無事、  →こちらから

熱を徐々に下げる除冷庫からでてきました!
山野宏先生 鮎

吹きガラスなので、中は空洞になっています。

巻いた銀がいい具合にひび割れて、

魚の光り具合を見事に再現!

色付けの為にかけた、グレーグリーンの色ガラスの粉も

絶妙な色合いの鮎を表現しています。

写真では、この精巧さの半分も伝えられないのが

本当に残念…
叫ぶ

でも、広報棟の中庭にある池に入れておいても

ガラスで制作されたとは絶対に気付かれない自信があります!
山野宏先生 鮎

写真を撮って事務局に帰り、パソコンの画面上で見せると

その後、事務局のほぼ全員が実物を見に行ってました(笑)

“ガラスは割れてしまう”という儚さが

さらに作品の価値を上げていますよね。

そして、100%人間の手で作っているものなので、

同じ物が2つとできない。

触らしていただいた時には

息をするのを忘れるくらい緊張しました。

そして、少しでもカタッと倒れそうになると必死です。
山野宏先生 鮎

山野先生は去年の

"世紀のダ・ヴィンチを探せ!"高校生アートコンペティション2008

ダ・ヴィンチ大賞のトロフィーも制作されたとのこと。

こちらもご覧になる機会があればぜひ。

トロフィーというより副賞くらいの芸術作品です。

 

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みんな3歳児になれ。

集中講義3連チャンです。

今日の集中講義は舞台芸術特講

大阪芸術大学舞台芸術学科の学科長を務める、浜畑賢吉先生

劇団四季脱退後、舞台やテレビを中心に活躍しておられました。

 

「さあ、ゲームをしよう。」の一言で始まった授業は

ストレッチ体操や発声練習は先延ばし。

いつもと違うスタイルに学生達もたじたじです。
舞台芸術特講 浜畑賢吉先生

まずは学生たちを3歳児に戻してあげることが大切。

3歳の時って、みんな天才でしょ?

3歳児って理屈じゃなくて、感性で動いてるから、

予想もしないことがよく起こる。

感性で動くことは舞台でも一緒なんだ。

始めに、左右の脳をごちゃごちゃにさせるような遊びをして

3歳で誰もが天才だった時に戻してあげるんだ。

と、授業の前に話していただきました。
舞台芸術特講 浜畑賢吉先生

数人の円になり、気や擬音語、言葉を繋げるゲームをした後、

浜畑先生は学生に質問しました。

「自分は才能があると思っている人?」

なかなか学生の手は挙がりません…

すると、浜畑先生は

「どうして才能ないと思うの?若い人で才能がない人はいないんだよ。

迷ったり、悩んだり、恨んだりしてはいけない、引いた目になるから。

いつも楽しいことを考えて、目を輝かせていて欲しい。」

と、一人一人の目を見て訴えます。
舞台芸術特講 浜畑賢吉先生

授業の始めより、学生の目が少し輝いて見えました。

浜畑先生の授業は、遊びながら舞台に必要なことを

身につけていく、とってもユニークな授業でした。

 

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時間の流れ。

昨日に引き続き、集中講義の取材に行ってきました!

今日は大森一樹先生メディア特講

大森先生は大阪芸術大学映像学科の学科長であり、

映画監督としても多くの映画を手がけている方です。

代表作はキネマ旬報ベストテンにも選ばれた「ピポクラテスたち」や

村上春樹原作の「風の歌を聴け」、「平成のゴジラシリーズ」に

記憶に新しい織田裕二主演の「T.R.Y.」など多数!

   

まずは、第11回日本アカデミー賞優秀脚本賞・優秀監督賞を受賞した、

斉藤由貴主演の「恋する女たち」をみんなで鑑賞。
メディア特講 大森一樹先生

「映画で大切なのは、

いつ(When).誰が(Who).どこで(Where).何をしたのか(What)

という4つのWです。

実は何をしたか(What)は後から自然についてくる。

最初の段階で1番大切なのはどこ(Where)だったりするんです。

そこには、出演者のスケジュールに合わせる必要とかあるんだけど。」

と、映画業界の裏側の話をおり混ぜつつ話が進みます。
メディア特講 大森一樹先生

また、映画の楽しみ方の1つとして

一般の人にはあまり知られていない楽しみ方を教えていただきました!

「映画は画像と音楽の芸術である、

と思っている人が多いかもしれないけど、

実は、時間の芸術でもあります。

映画上映の時間には、1日であったり、1年であったり、

はたまた10年という時間が流れています。

映画の中で良い時間の流れを表現するのも、

 映画の要素の一つなんですよ。」

そう言われてみると、なるほどと納得です。

映画を観ていて、「疲れたな〜」とか思う映画は

良い時間が流れていない、少し長い映画なのかもしれません。

はたまた、同じ時間でも「あっと言う間に終わった」と

印象を受ける映画もあります。

それは、きっとその映画に良い時間が流れているからでしょうね!

今後、映画を観る機会があれば、そこに注目してみてください
メディア特講 大森一樹先生

実は、監督が映画の上演時間を決めることはできないそうです。

映画2本立てが主流だった時代には1時間30分だったし、

ビデオのレンタルが始まると2時間が主流になった。

そして、DVDが主流となった現在では、

3時間を超える映画がでてきている、ということ。

決められた時間の中でいかに良い時間の流れを作るかが、

映画監督の手腕にかかってくるということでしょうか。

楽しい講義、ありがとうございました!

 

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作品は語る。

只今、大阪芸術大学短期大学部では、

今月3日から新学期が始まるまで、

集中講義が目白押しです。

今日はその中の一つ。

大阪芸術大学工芸学科の教授である、

山野宏先生のガラス工芸特講に行って来ました!
ガラス工芸特講

また、芸短ガラス工芸客員教授の増田先生と

山野先生の工房で一緒に働いたことがあるという、

講師の佐藤先生も助っ人で来られていましたよ。
ガラス工芸特講

午前中には、学生の前で魚の鮎を制作。

ガラスに銀を巻き、何度も溶かして吹いてを

繰り返すうち銀がガラスに溶け込んで黄色っぽい色に。

佐藤先生との息の合ったベンチブロウも流石です。
ガラス工芸特講

ほとんどの学生が携帯かデジカメを出して、 撮影大会状態。

出来上がった時には、自然に学生から拍手が。
ガラス工芸特講

絶妙な色合いと形。

まさか、ガラスでできているとは思えません!

むしろ、あれ?釣りたてですか?くらいの

新鮮さが表現されています。


制作したのが、なぜ魚なんですか?と質問すると、

自分が若い時に色々なところに行き、

知らない場を恐れなかった姿勢が

一つの所に留まれない、回遊魚と重なり、

自分のシンボルとして魚を多く制作してきたんです、と山野先生。


また、3日間という短い講義の中で、

学生には、自分の気持ちを伝える手段は

話したり、書いたりするだけじゃなくて、

造形や作品でも思いを伝えることができるということを

伝えたいとおっしゃっていました!

 

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厳しさの中の愛とは。

昨日のブログで次回は広報学科教授の三林京子先生!と

はりきって書きましたが、

こちらの記事は同じく三林先生でも、

昨日の紙上講義の続きではありません。

昨日ブログを書き終えた後、

9月7日付読売新聞の夕刊で三林先生が

掲載されているのを発見しました!!
読売新聞 三林京子先生

三林先生はこの記事で、

受け持っている広報学科の演技基礎演習の授業で

演技の基本中の基本である、あいさつや立ち座り、歩き方といった

舞台では当たり前の事を一から教えていると語っています。

三林先生は学生の間でも厳しいと評判の先生。

それでも、すごく人気があります。

それは、三林先生の厳しさの中に

大きな優しさや愛を感じるからでしょう。

三林先生の授業を受けた学生の目つきが

日に日に大人っぽく、しっかりしてくるのは、

有意義な授業を受けている証拠。

卒業するまでには、一回りも二回りも成長した

自分に会えます。
三林ゼミ 授業風景

三林先生はもうすぐ連続テレビ小説「だんだん」舞台版に出演予定!

現役の女優さんから、芸能の厳しさについて

学べるなんて、本当に贅沢です。

機会があれば、ぜひ新聞をチェックしてみてくださいね!

 

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伝えると伝わる。

昨日(96日日曜日付)の産経新聞・関西版

大阪芸術大学短期大学部・広報学科教授の石川豊子先生

紙上講義が掲載されていました!

今回で21回目となる、「大阪芸大発 著名人教員の紙上講義」

実際に大阪芸大の授業に参加している気分になれます。

今回、石川先生は「コミュニケーションについて」

体温のある言葉で相手に自分の思いを伝えることが大切、

と紙上で話しておられます。

これは、年齢や職業、性別など関係なく、

誰にでも通用する大切なことです。 

人とコミュニケーションをとらずに

生きていける人はいないわけですから、

ぜひ、色々な方に読んで欲しいですね!
産経新聞 石川豊子先生

また、少し時間があいてしまいましたが、

719日日曜日付で掲載された、

20回目の大阪芸大発 著名人教員の紙上講義では、

同じく広報学科の学科長である川村龍一先生が登場。

川村先生は紙上から、

21世紀のメディアを担う若者たちにエールを送っています!

こちらはキャンパス見学会等で自由にご覧いただけます。

産経新聞 川村龍一先生

次回の大阪芸大発 著名人教員の紙上講義

広報学科教授の三林京子先生の予定!

お楽しみに
笑う
 

 

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予防対策は万全に。

昨日、厚生労働省が

新型インフルエンザのワクチンについて、

接種対象者の優先順位案を発表しました!

まず最も優先されるのは、医療従事者。

次いで、妊婦と持病のある人。

さらに小学校就学前の小児、1歳未満の乳児の両親の順で

優先グループとしました。

また、小中高校生と高齢者も対象に加えましたが、

国産が足りないため、輸入ワクチンを用いるとしています。

ここで、あれ?と思った人。

そうです、大学生は対象ではないのです。

 

大阪芸術大学グループでも、

日に新型インフルエザの対応についての通知を発表しました!

読んでおくことも予防対策ですよ。 詳しくは →こちらから(PDF)
新型インフルエンザの対応について

政府の発表では約6000万人分のワクチン確保量らしいですが、

おそらく、優先グループで終わってしまうでしょうね…

自分の身は自分で守らなければいけないということです。

そこで、大切になってくるのが

うがい・手洗いです。

マスクも大切ですが、うがい・手洗いはもっと大切。

大阪芸術大学短期大学部も各棟の入り口お手洗いなどに

速乾性のアルコール消毒を常備しています!

みんな、使ってくれているかな?
新型インフルエンザの対応について

また、もしも発病していまったら。

人にうつさないことが大切です!

周りはワクチン接種していない人ばかりだと思ってください。

学校への連絡も忘れないでね。

→大阪芸術大学内保健管理センターtel:0721-93-3781

 

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芸短は美術館。

以前、「卒業生の忘れ物」と題しまして、

伊丹学舍の中庭にある作品を紹介したのを

覚えていますか?  →こちらから

それにひきつづき、

今日は、『芸短は美術館シリーズその2』としまして、

大阪学舍の美術作品を紹介します!!

大阪学舍のキャンパス見学会に参加していただいた方は

目にしていると思いますよ〜。

大阪学舎2号館入り口のレリーフ。
岡本庄三(面屋庄三) レリーフ

こちらの作品は「草原」というタイトルで

岡本庄三(面屋庄三)氏が浪速短期大学(現 大阪芸術大学短期大学部)の

教授に就任された1963年に制作されました。

岡本庄三氏は、1945年に京人形師十三世面庄襲名され、

1953年に三ツ折り人形の無形文化財保持者、

すなわち人間国宝に指定された方です!!

人間国宝のあんなに大きな作品がある、大阪学舍。

おそるべしです。。。

どれぐらいの価値があるのでしょうか…

きっと値段なんてつけられないんでしょうね!

さらに、 1号館の中にも違う作品があります。
岡本庄三(面屋庄三) レリーフ

こちらのタイトルは「向上」

学生の向上心に満ちあふれた学生を想像しながら

制作されたのでしょうか…?

まさに燃えるような向上心が伝わる作品です。

大阪芸術大学短期大学部 大阪学舎にお越しの際は

ぜひ注目して見てくださいね!

 

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輝く瞳は楽しさ伝える。

昨日帰って来た、リーダースキャンプに参加した学生に

話を聞いてきましたよ
クール
→出発はこちらから

研修先である、メナード青山リゾートは

自然がとてもキレイで、とにかく寒かった!

話をしてくれた学生数名の声がそろっていました(笑)
(山なので、天候もかわりやすく仕方ないんですよね…)

大阪芸術大学短期大学部 リーダースキャンプ

研修では、今年の学祭についての話合いや

クラブや同好会の現状と理想、

なぜ理想に近づけないのか、今後どうしたら理想に近づくのか、

一年生の指導法など普段は話せない深いところまで

話し合えて、得るものが多かったようです。

「やっぱり学校に来て、ついでのように話し合うのとは違う。

話し合うために来ている、というだけで

モチベーションを維持したまま話し合うことができました。」

と立派な答えが返ってきましたよ。

大阪芸術大学短期大学部 リーダースキャンプ

夕食のバーベキューでは、お肉の柔らかさに感動した!

椎茸が大きくてすごくおいしかった!

初めてニジマス食べた!など、美味しく食べれた様子。

夕食後のゲーム大会は、みんなでビンゴゲーム。

MP3やスピーカーのセットなど豪華景品もあったそう。
大阪芸術大学短期大学部 リーダースキャンプ
 

研修について話してくれる、みんなの輝く瞳をみていると、

本当に有意義で楽しい研修ができたんだな、と伝わってきました。

今回の研修で得た、多くのことを無駄にしないように

後期からも授業や学祭準備、クラブ活動に頑張って下さいね


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