集中講義3連チャンです。
今日の集中講義は舞台芸術特講。
大阪芸術大学舞台芸術学科の学科長を務める、浜畑賢吉先生。
劇団四季脱退後、舞台やテレビを中心に活躍しておられました。
「さあ、ゲームをしよう。」の一言で始まった授業は
ストレッチ体操や発声練習は先延ばし。
いつもと違うスタイルに学生達もたじたじです。
まずは学生たちを3歳児に戻してあげることが大切。
3歳の時って、みんな天才でしょ?
3歳児って理屈じゃなくて、感性で動いてるから、
予想もしないことがよく起こる。
感性で動くことは舞台でも一緒なんだ。
始めに、左右の脳をごちゃごちゃにさせるような遊びをして
3歳で誰もが天才だった時に戻してあげるんだ。
と、授業の前に話していただきました。
数人の円になり、気や擬音語、言葉を繋げるゲームをした後、
浜畑先生は学生に質問しました。
「自分は才能があると思っている人?」
なかなか学生の手は挙がりません…
すると、浜畑先生は
「どうして才能ないと思うの?若い人で才能がない人はいないんだよ。
迷ったり、悩んだり、恨んだりしてはいけない、引いた目になるから。
いつも楽しいことを考えて、目を輝かせていて欲しい。」
と、一人一人の目を見て訴えます。
授業の始めより、学生の目が少し輝いて見えました。
浜畑先生の授業は、遊びながら舞台に必要なことを
身につけていく、とってもユニークな授業でした。