毎週土曜日の近藤健一先生が担当する、
映像制作応用の授業で撮影が大詰めを迎えてます!
この授業では5月に1度、シナリオハンティングのため
芸大に出向き、撮れそうな映像からシナリオを練り、
11月に2度、朝から夕方まで芸大で撮影を行っています。
なぜ、わざわざ芸大に行って撮影するの?と疑問に思いますが、
TVスタジオで撮影している放送系と違い、
映像系の撮影はロケ、野外撮影が中心。
もちろん、伊丹学舎周辺でも撮影が行われますが、
芸大のほうが広い分、色々な場面の映像が撮れるし、
機材や部屋も映像学科のが借りれるためロケしやすいんです!
撮影していると、エキストラ集めが大変なんですが、
編入した先輩が参加してくれたり、人の繋がりを感じれますしね。
現在の映画撮影の主流はデジタルカメラですが、
この授業ではフィルムカメラでの撮影。
露出計で光をカメラに取り入れる量を計るのが大切で
これを間違えるとフィルム画が写らなくなると言うから
みんなも目も真剣そのもの。
デジタルカメラが主流になっても、 業界人や映画ファンには、
根強い人気があるフィルムカメラですが、
露出計の計算をはじめとする、
すべての設定に人の手が加わっているところに
デジタルカメラとは違う味わいがでるのかも。