特別講義「漫画家的発想トレーニング」

 

10月6日(水)午後1時10分から、

大阪芸術大学芸術学部キャラクター造形学科

学科長・里中満智子先生による特別講義

『漫画家的発想トレーニング』が

本学本部棟C403教室で行われました。

 

 

冒頭『鬼滅の刃』を例に挙げ、読者を引き込ませるには、

構成や構図に配慮と工夫が必要であること。

さらには、キャラクターを自由自在に動かす目的は、

読者にわかりやすく伝えるためであることを

お話ししていただきました。

 

『鬼滅の刃』では鬼殺隊と鬼との戦いのシーンが多い。

どんな場所(全体像がわかる絵)で、

どれくらいの距離(キャラクターの立ち位置)で、

キャラクターがどういう動きをしているのか……など、

作者が読者に情報を伝えながら描いていると解説。

 

 

すなわち読者が『鬼滅の刃』を「面白い」と思うのは、

すべてのシーンを理解できたからであり、

マンガ家を目指すのであれば面倒であっても、

構成や構図の段階で読者に伝わる絵を意識してほしいとお話されました。

 

 

そのあと『シンデレラ』を例に、キャラクターが無駄なく動いているか、

役割を果たしているか、お話に変化をもたらしているかを一覧表にまとめられ、

キャラクターを配置する理由を説明。

 

その後『シンデレラ』に新しいキャラクターを一人増やし、

その新キャラクターをどこで登場させるか、どんな立場なのか、

お話の中で何をするのかという課題を学生に出されました。

 

(デザイン美術学科キャラクター・マンガ・フィギュアコース)

【卒制進行中!】松尾学科長にインタビューしたよ

 

誌面制作とWEB制作の両面を学ぶことができる、

本学のメディア・芸術学科メディアコース(出版)の学生たちから、

授業の様子が届きました!!

 

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新学期が始まりました。卒業まであと半年を切り、

学生たちはある行事に向けて活気付いてきました。

ある行事とは、そう!卒業制作!

 

我々メディアコース出版の卒制はフリーマガジン「TanTan」と

Web版「TanTanマガジン」の制作です。

 

今回からWeb版「TanTan」のコンテンツとなる「芸短の先生紹介」の

制作の様子を順番にお知らせしていきます!

 

先日インタビューしたのはメディア・芸術学科の学科長である

松尾理也先生です!

 

松尾先生はメディアコース出版の先生でもあり、

大学の先生になる前は産経新聞の新聞記者として活躍されてきました。

 

 

ちょうどこの夏、本を出版されたばかりで、その苦労話を含め、

生い立ちから新聞社時代、そして現在まで、

興味深い話をたくさん聞かせてくださいました。

 

 

話の中には新聞社時代に体験した衝撃の事件も!?

続きは「tantan」の完成をお楽しみに!

 

(投稿:メディア・芸術学科メディアコース(出版*)萱原朱音、安田陽佳)

*出版は、2021年度入学生よりライティング・編集・取材・ウェブに名称変更しました

ART PICNIC~アートでめぐる宝塚の休日

 

本日、9月17日(金)から本学グラフィック専攻の学外展

『げいたんグラフィックデザイン展ART PICNIC~アートでめぐる宝塚の休日』が

宝塚市立文化芸術センター1階キューブホールで開催されています。

 

 

今回の展示は自然があふれる宝塚市の里山と水辺の魅力を、

ポスターとドリンクボトルとマルシェバッグで表現しています。

本学の学生たちが前期と夏休みに案を練り、

ベストを尽くして仕上げた力作ぞろいです。

 

 

また、宝塚市立文化芸術センターに行く人をお迎えするように、

宝塚の玄関口“花のみち”を100枚以上のアートフラッグが彩っています。

四季折々、近場の休日の楽しさを表現したアートフラッグも見応え十分。

 


 

このアートフラッグは「アートを通して宝塚の文化や魅力を

再発見しよう!」を合言葉に、本学グラフィックデザイン専攻と

宝塚市・宝塚市国際観光協会の官学連携プロジェクトで制作したものです。

 

 

「げいたんグラフィックデザイン展

ART PICNIC~アートでめぐる宝塚の休日」

9月17日(金)から9月26日(日)まで。水曜日休館。

開館時間◇10:00~18:00(最終日は16:00)

アートによる観光まちづくり事業/TRADの一環として展示されている

花のみちアートフラッグは来年2月28日(月)までです。

  

(投稿:デザイン美術学科キャラクター・マンガ・フィギュアコース林日出夫先生)

ポートフォリオ講座

 

本学デザイン美術学科では、8月26日(木)と27日(金)の両日、

学生の就職活動を応援するためのポートフォリオセミナーを開催しました。

 

 

本学で学び創作してきた作品を、アピールしやすく資料にまとめていく

ポートフォリオは、芸術系の学生にとって、

就職活動をするうえで、大きな武器となります。

 

 

いかに情報を整理するか、見やすく構成するか、

提示する相手に応じて、どのように内容を変えていくか…

学生たちの悩みは尽きません。

そんな悩みを解決してくれるのが、

毎年実施しているこのポートフォリオセミナーです。

 

各コース、専攻の学生が参加し、ポートフォリオ制作のいろはを学びます。

 

 

また、ポートフォリオに必要不可欠な作品写真撮影セミナーを9月15日(水)に開催。

立体造形や絵画などの作品を魅力的に撮影するためのテクニックを学ぶことができ、

就職を控え、やる気に満ちた学生たちへのフォローも万全です。

 

(投稿:デザイン美術学科キャラクター・マンガ・フィギュアコース林日出夫先生)

 

画集『人間よ強欲であれ』発売中!

 

本学デザイン美術学科キャラクター・マンガ・フィギュアコース卒業生・望月けいさんの初画集『人間よ強欲であれ』(3740円)が、今月9日より一迅社から発売されました。

 

本学のペーパーバッグやクロッキー帳などのイラストなども手掛けており、望月けいさんに憧れて入学した学生もたくさんいます。

今回の画集には創作・仕事絵 合わせて400点以上。描き下ろしも多数あるそうです。

 


初画集の出版を記念して、梅田ロフト5階で記念イベント『なぜ空は青いのか』が7月3日から開催中(7月19日まで)。

 

イラスト展示、イベント限定グッズの販売、画集販売(7月9日から)など、盛りだくさんな内容です。サイン色紙も展示されているので、アナログのイラストを生で見ることもできます。


グッズの物販スペースはストアというより、展示会のような印象。
望月けいの魅力満載のグッズは、数に限りがあるそうです!

(投稿:デザイン美術学科キャラクター・マンガ・フィギュアコース林日出夫)

 

先日、このブログでお知らせした展示「ねこピン+」も、

好評につき、7月18日まで会期が延長されました!

まだ行けていない方も、ぜひ見に行ってくださいね!

I AM A CREATOR.:NOxLAND(ノックスランド)

 

本学卒業生の高岡 新さんは、NOxLAND(ノックスランド)名で、楽曲制作・ウェブ制作・各種デザインを手掛けるクリエイターとして、幅広くご活躍されています。

NOxLAND ホームページ
https://nx-l.com/

Type:Print,Role:Design,Release:2021,
Client:株式会社読売テレビエンタープライズ

 

楽曲制作では、「SHARP プラズマクラスター」のCMや「読売テレビ新社屋 コンセプトムービー」、「ワン・ダイニング ブランドムービー」など、幅広い分野への楽曲提供を行っておられます。

SHARPプラズマクラスター 
コンセプトムービー (限定公開)

 

過去には、セルフプロデュースでアーティスト活動を展開し、英国音楽レーベルより楽曲群をリリース。
英国営放送「BBC Radio1」をはじめとする世界各国のラジオ番組でのオンエアや、英国音楽専門誌にて高い評価を受けるなど、ワールドワイドな活動を展開しておられました。 

ウェブ制作では、海外のウェブデザインアワードで、以下複数の素晴らしい受賞実績をお持ちです。
Awwwards – Honorable Mention,Awwwards – Mobile Excellence,CSS Design Awards – Special Kudos,CSS Design Awards – Best UI Design,CSS Design Awards – Best UX Design,CSS Design Awards – Best Innovation,CSS Winner – STAR,DesignAwards.Asia – DOTD

  

今回、高岡新さんが音楽制作で参加された 神戸市立須磨海浜水族園 イルカナイトライブ「未来の約束」は、(株)ダレカノデザインの制作ですが、監督・脚本・絵コンテはダレカノデザイン代表の廣川淳志さん(大阪芸術大学卒業生)、シナリオ補佐は大阪芸術大学卒業生の中野純子さん、CGは大阪美術専門学校卒業生の山澤忍さんです。ダレカノデザイン代表の廣川淳志さんは、高岡新さんをはじめ、現在も大阪芸術大学グループ出身のスタッフと多くの仕事をこなしておられるそうです。

 

YouTubeでの映像を限定公開していただきましたので、美しく壮大なストーリーを是非、下記、URLからご視聴ください。ダイナミックなイルカショーとの競演は感動を呼びます。音楽の効果も抜群です!

幅広い分野で、ご活躍の高岡新さんですが、これからますますクリエイターとして飛躍されますことを期待しています!

  

■神戸市立須磨海浜水族園
イルカナイトライブ「未来の約束」


制作:ダレカノデザイン
監督・脚本・絵コンテ:廣川淳志
CG:石田郁美・舛田龍也・山澤忍・NAOWAO・久世崇史
イラストアニメーション:藤江友美
音楽:高岡新
ポスターデザイン:永幡祐人
脚本補佐:中野純子
ナレーション:神崎しおり(キャラ)
音効:中谷誠(ytvNextry)
ビデオエンジニア:葛城丈士(教映社)
撮影:眞下義和・阪本敏・インサイドムービーズ

Special Thanks:須磨海浜水族園


ねこピン+(プラス)

大阪芸術大学短期大学部の学生たちの作品が、

今月7月5日(月)から11日(日)まで、生野区にある

三文アートcafeそらのまめで展示されることになりました。

  

 

  

  

  

    

タイトルは『ねこピン+(プラス)』。

大阪芸術大学短期大学部の学生たちが描いた、

撮った、造った魅力あふれる猫の作品が

ギャラリーの壁面いっぱいに飾られています。

  

 

三文アートcafeそらのまめ(大阪市生野区生野西1-1-32)は、

JR環状線寺田町駅北出口下車、高架沿いを梅田方面に進んで

一つ目の信号を右折したすぐのところにあります。

 

営業時間は午後2時から7時(金曜日のみ8時)、

定休日は火曜日と水曜日。

cafeはコーヒーが400円、ホットドッグセットが550円です。

 

ちなみに 藤田先生の推しは、この3作品です!

 

  

 

 

 

(投稿:デザイン美術学科キャラクター・マンガ・フィギュアコース林日出夫先生)

 

みなさんも、ぜひ推し作品を探してみて下さいね♪

幻獣図鑑展〜人智を超えた獣たち〜

 

本学デザイン美術学科の卒業生・在校生が参加する、

『幻獣図鑑展〜人智を超えた獣たち〜』が、

今月21日から天王寺区のNano Galleryで始まりました。

 

 

今回参加しているのは、卒業生の鷹月ナトさん、

アーサーユーリンシーさん、

在校生のLINさん、平出奈々未さんの4人です。

それぞれ個性豊かな幻獣の姿を

平面作品や立体作品で表現しています。

 

 

本来ならば1月25日から開催される予定でしたが、

コロナ禍の影響で延期になってしまい、

今回、非常事態宣言が解除されたタイミングでの

開催になりました。

 

『幻獣図鑑展〜人智を超えた獣たち〜』は今月27日(日)まで。

平日は14:00から19:00。土日は12:00から19:00まで。

※最終日は、16:00までです。

 

Nano Gallery

大阪市天王寺区茶臼山1-19米田ビル3階

(投稿:デザイン美術学科キャラクター・マンガ・フィギュアコース林日出夫先生)

ねこピン~よるネコひるネコ屋

 

本学デザイン美術学科2回生の尾形美月さんと加藤美香さんが

三文アートcaféギャラリーそらのまめで開催中の

『ねこピン~よるネコひるネコ屋』に作品を出展しています。

 

 

尾形さんの作品『ネコの小判』はフィギュア、

加藤さんの作品『ようこそ』は切り絵です。

他にも関西を中心に活躍する作家さんの作品、

数十点が展示されています。

 


 

会期は6月27日の日曜日まで。

営業時間は午後13:30から19:00まで。

定休日は火曜日と水曜日です。

 

場所はJR環状線寺田町駅北出口から、

高架下沿いに桃谷駅方面に向かって

最初の信号を右折してすぐのところです。

(投稿:デザイン美術学科キャラクター・マンガ・フィギュアコース林日出夫先生)

受賞まで、あともう一歩!!

 

本学キャラクター・マンガ・フィギュアコース卒業生の

ペンネーム 要三完さんの作品『君に花を』が、

角川書店から発行されている隔月マンガ誌ASUKA第1号の

ASUKA新人漫画賞の次点に選出されました。

 

 

今回のASUKA新人漫画賞は「実在する土地を舞台にする」

というルールで募集されました。

要さんは惜しくも受賞できなかったものの、

最終選考の中から期待賞を受賞した作品に次ぐ評価でした。

 

要さんは、同じ専攻の友達のために原作を提供したり、

大阪市平野区で開催された『Art&Craft展』に

コミックイラストを出品するなど、

在学中から様々な活動に注力してきました。

 

「デビュー後もこのペンネームでやっていこうと考えています」

と要さん自身、今回の評価に手応えを感じているようでした。

 

(キャラクター・マンガ・フィギュアコース林日出夫先生)