昨日は文化の日でお休みでした♪
元々は明治天皇の誕生日としての祝日でしたが、
その後、日本国憲法が分布された日でもあり、
日本国憲法が平和と文化を重視している事から、
「文化の日」として国民の祝日に定められました。
ちなみに昨日は、まんがの日でもあります。
「漫画を文化として認知してもらいたい」という事から
文化の日を漫画の記念日としたそうです。
そんな本日のブログは…
11月2日(水)におこなわれた、里中満智子先生の
特別授業の様子をお伝えします!
大阪芸術大学キャラクター造形学科・学科長の
里中満智子先生は、漫画「天上の虹」の作者であり、
年に一回、本学にも指導に来て下さっています。
今回は「漫画家的発想トレーニング」として
物語に続くシナリオを制作しました。
昨年までは、イラストやキャラクターの創造がメインでしたが、
今年はシナリオ!!!
受講した学生40人が考えるストーリーは、
さまざまな結末を迎え、どれが本当でもおかしくない様な…。
それぞれの発想によって、コメディにもラブロマンスにもなる物語。
一人一人のシナリオを聞いているだけで、とても面白かったです♪
「登場人物の数だけ心があり、考え方がある」という先生の言葉が印象的で、
作者は、それぞれの登場人物の心を知って、
物語を展開させていく必要があるんだと認識!
また、誰の目線で物語を描いていくのかによっても、物語は変わってきます。
中には、漫画でシナリオを表現している学生もいましたが…
「これでは読者には伝わりにくい」と里中先生。
「ずるいようだけど、場面によってモノローグを使うと良い。
読者に確実に伝わることを優先させて描くこと」
そんなアドバイスもありました。
漫画を描く上で重要になる、登場人物の心、
そして、読者に伝える描き方や読者を惹き付ける魅力…。
まずは今回の授業課題の様に、既存の物語の続きを考えてみることで、
「シナリオを作る力が鍛えられる」と里中先生はおっしゃっていました。
今回、参加した学生さんは、この授業で学んだことを活かして、
次の作品制作に取り組んでみて下さいね♪