今日のブログは…
1月20日(水)におこなわれた、里中満智子先生の
特別講義の様子をお伝えします。
里中満智子先生は、大阪芸術大学キャラクター造形学科の学科長。
漫画「天上の虹」の作者でもあります。
年に1回、本学にも指導に来て下さっています♪
里中先生のお話によると…
マンガを描く際、描きたい顔や描ける顔ばかりに
偏ってしまう学生さんが多いらしく…
今回は、多角的にキャラクターを考える練習、
「漫画家的発想トレーニング」を行っていました。
そこで出された課題が「鬼のキャラクターを描く」というもの。
もちろん、ただの鬼ではありません。
最近、CM等で見かける事も多い桃太郎!
それを鬼目線で描いてみよう!という課題です!
桃太郎に倒された鬼は、1人では無かったはず!?
どんな鬼が倒され、どんな鬼が生き残り、どんな思いを抱えているのか、
身長や年齢等の細かな設定や、口癖なども含めて描いていきます。
学生さんたちに与えられた時間は15分。
さらさらと順調に描き出していく学生さんもいれば、
う~ん…と、頭を抱えてしまう学生さんも…。
…あっという間に15分が経過…
課題が回収され、学生さんたちが描いたキャラクターを
前のスクリーンに写しながら、里中先生がコメントしていきます。
与えられた課題は同じなのに、いろいろな鬼が登場していました!
設定が具体的になるほど、キャラクターは鮮明になっていきます。
「もう少し設定を具体的に…」と言われている学生さんも
多かったですが、この課題を通じて、
何か新しい発見ができたのではないでしょうか?
誰もが知っている昔話やおとぎ話でも、
違う角度から見てみるだけで、新たなストーリーが
どんどん生まれてくるんですね!
この講義で学んだことを活かして、
次の作品制作に取り組んで下さいね♪