7月30日の放課後、
デザイン美術学科の立体造形コースの学生が
作業に励む、屋外作業スペースに
いつもとは違う雰囲気が漂っていました…
そこで行われたのは、演劇・演技演出コース学生自主企画で
唐十郎/作「月光町月光丁目三日月番地」のリーディングです。
全身白か黒の服を身にまとった、10数人の学生。
そして明らかに、いつもとは異なる空気に
デザイン美術学科の学生や先生も
思わず足が止まります。
噂を聞きつけた、卒業生も数人観に来てましたよ!
今回行われてた、リーディングとは、
かなり大まかに言うと「台本を読むこと」ですが、
視線の使い方や声の表現力、最小限の仕草を用いて
言葉やイメージを客席に届けることです。
そこで、リーディングで必要なのは本の読解力!
「台本を読むこと」といっても、
奥はかなり深く、実際に演技するよりも
客席に伝えるのは難しいのかもしれません…
また、お客さんがリーディングの声を聞きながら、
自由に想像できるのも魅力かもしれませんね!
夕暮れと重なり、なんとも不気味で不思議な話のイメージに
立体造形コースの屋外作業スペースは
ビックリするくらい雰囲気がピッタリでした!
いつもとは違う大阪芸術大学短期大学部 伊丹学舍の
不思議な放課後なのでした。